2月3日の北京以来更新無し。これは帰国直後から体調ぶっ壊れでエントリどころではなかったからってな感じで。
ということでまずは最終日、板橋帰還までを記しておこう。
2月1日夜 – 2月3日の宿は空港に近く、空港までの無料シャトルバスがあるそうなのでこれを使ってみる。まぁバスったってもちろんワンボックス車だが。
出発便は15:30北京首都機場出発なので、充分すぎる余裕を持って12:00に出発。雪と視界不良で事故とか数件見かけつつ12:30に首都機場到着。
KAコードでCAフライトだがNX機材、などという今回の行程の実績からすれば絶対にトラブりそうな内容だが、搭乗便のカウンタはCAカウンタでしっかり示されていた。まぁここまではOK、うまくいきそうにも思える。
が、そうはいかない。今回はとかくいろいろダメなのだ。
30分ほど並んで手番が来てみると、
「天候(雪)要因で1:20の遅れで香港での乗り継ぎに間に合わないのでKA(港龍航空)のカウンタで相談するように。」
ときた。あーまたこれだ、たらい回し。コードシェアだの機材流用だのやるのはともかく、事情の変化に対応できずに利用者を振り回すならんなことするべきじゃないだろ。
別業種から見れば非常識とはいえ彼等にとっては何ら非常識ではないので言っても無駄、やむなくKAカウンタへ。
すると、14:00出発のCX便に振り替える、と。この時点で13:00。パス出せとかe-ticket見せろとかやたら「早く早く」と煽られる。なんなんだよもう・・・
んでさっさと搭乗に向かうのだが、この首都空港、出国イミグレの後に手荷物検査。なんだこれ。
そして手荷物検査でいろいろ没収の憂き目に。盗られたものは、
– 携帯電話用パワーバンク(電池切れの予備外部バッテリ)
– 上着
始めは靴も没収されそうになった。靴は東京や香港でも引っかかったことがあるが、脱いで別に検査を通して通過したことはある。が、北京では没収だとさ。
香港・台北でずっと靴無しで動かすつもりかよ、勘弁せぇよ、とごねること15分ほど、なんとか靴の没収は免れた。
上着はまぁ、香港も台北も必要ないので諦め。パワーバンクも靴没収を免れるため供出。賄賂と思うしかないな。
出国が終わった後だから、ボーディングパス発行カウンタに戻って預け荷物にすることも出来ないわけで、いろいろ稼ぐために出国後の審査にしているのかな、とも思った。
ごねて切り抜けられるのはどの国でも一緒だな。ワシは成田でも問題ないはずの品物にいちゃもんつけられて騒動に近くなったことがあったな。確か過去エントリにも挙げた。
まぁ損害は大きかったが一先ず搭乗。が、なかなか飛び立たない。特にアナウンスもない。
んで、結局飛び立ったのは3時間後。皆良く耐えたな。
しかしだ、香港到着は20:15なんだな。もう飛び立ってるじゃないか。振り替えの意味なし。
で、どうすんのかと思ったら降りたとたんに「乗り継ぎ失敗者はこっちだー!」とか八百屋や魚屋みたいな呼び込みしているんだな。
それに乗っかって進むと折りたたみテーブルに発行済みボーディングパスがばらまかれていて、それぞれ渡されたり自分で見つけて持っていったり。もうなんか年末のアメ横以上の大混乱になっている。
そしてワシに割り当てられた便は21:20発。桃園到着は23:00頃、バス乗り場到着は23:30とすると、すぐ出発するバスがあったとしても永寧站到着が24:00。最終MRTにギリギリじゃないか。うむむ、今夜は帰れないかもしれんな。
などと思っていたら、更に出発が遅れて22:30発。こりゃもうダメ。
桃園到着は24:00。バス乗り場に着いたのは24:35。板橋站まで行って歩いて帰ろうかとも思っていたのだが、終バスは売り切れ満員で乗れないとのことで、桃園での夜明かし決定。
空いている出発フロアのシートで始発バスを待ち、結局朝6:00に板橋オフィスへ帰還、そのまま仕事。しかしその日の午後から体調を崩し、今に到る、と。
いやもう深圳出発以降、全てが滅茶苦茶だったわ・・・
そんなわけで今年の春節はすっかり寝春節、療養に専念している次第。まぁ春節でも仕事は休めないので”専念”でもないんだけど。
でもなかなか治らないのだよ。