慣らし終了

初回点検とフラッシングオイル→普通のオイルから1ヶ月半、

1000km超えたにつき慣らし終了点検ですよ。
オイルを再度交換、割と黒かった。
点検は何ら異常なし。タイヤの空気圧すら正常だった。

2ヶ月乗ったし慣らし終わったし、KRV180(SA35AC)の個人的評価をまとめておこう。

1本サス
スイングアームを1本のサスで吊るアレ、非常に宜しい。
後輪がついてきていない感がなく、後述の倒し込み角とミッドシップも相まって細い山道の超ヘアピンもするっとぬるっと抜けられる。
選定条件にして良かったわホント。

可倒角44°
Dink150はメインスタンドの最低地上高が低くて左ターンでちょっと大きめに倒すとすぐガリガリで如何ともしがたかったが、さすがにKRV180はそれはなくて快適。
見通せないカーブとかで対向車や激遅先行車や落下物の警戒で基本ダートレースに近いリーンアウトで曲がるわけだが、安定してキレイに抜けられて実に結構。

重量ミッドシップ
一人でフツーに座った際の重量がミッドシップになっていて、カーブがホント楽々。
カーブが不安定だと遅くなるし疲れるのでありがたいところ。

175cc
Dink150の149ccから+26cc、20%にも足りぬ増加だが結構な効果。
EFIの効果もあるかもしれんが、上り坂でガクッと低速になったりしないし、60km/h超からの加速も割りとスルッと行くので安全面でも理がある。
燃料消費はDink150より少し良く、同等といえる。

キーなしのイモのみ
キー一切なしのイモビライザのみな点、数日は不慣れでなんとも違和感大だったが、なれてしまえばなかなかに宜しい。
ワシ稀にキー抜き忘れて駐輪してしまうことがあってな、Dink150でも数回やっちまったし、1回はキーつけっぱなしで3日以上置きっぱなしだったこともあった。
そも鍵がないので抜き忘れは起こりようがなく、ロックせずに離れてしまっても3mくらい離れると勝手にロックされるのでかなり楽で安心。

TCS
うーんやっぱ要らない。
基隆の海沿いの小道で砂が溜まっていた部分があったので試してみたが、ま~なんだ結局経験で自分でスロットル、じゃなくてアクセルを捌いてしまうので意図しつつ狙わないとTCSが発動しない。
まぁ、浅い見込みで踏み込んだカーブの水たまりがうっかり深かった、とかでは効くかもしれないからあっても良いかなと思うものの、このせいで高額になるなら要らんって感じ。

ABS
機能はバッチリだし、通常操作で違和感は全くない。が、わかっちゃいたけど邪魔なんだよなぁ。
どうにもロックしないので、右からの合流飛び出し等の突発問題でどうにも止まりきれない際に後輪ブレークして車体を投げ出して身を守る、っちゅう手が取れない。
そういうどうしようもない緊急事態は滅多に起こるもんじゃないが、手段が取れないというのは不安アリだ。

ラゲッジスペース
シート下のラゲッジスペース、Dink150は巨大広大で使い出があったが、KRV180はだいぶ狭くなった。
ECUの置き場とか重量配分とかでやむなき所はあるんだろうけど、あと1lくらいあると助かるんだがなぁ。
位置づけがスポーツライドのフラッグシップだからそんなん求めてもいかんのだろうけど。

針なしディスプレイパネル
速度は数字、回転数・燃料残・水温は段階表示、のディスプレイ、やっぱ良くない。
数値だと読み取るのに0.2秒位かかることが多く、段階表示は粗くて意味が薄いので結局見なくなってしまった。
ほならね高解像度グラフィックパネルにして設定やFW交換等で指針表示できるようにして欲しいっすよ。

現状こんなところかな。
思いの外良かったところはあるが、思いの外悪かったところはなく想定通りなのでがっかりはなかった。
総合的にはかなり気に入って、買い替えてよかったという感想。

番外で気になるのは、8月末辺りから一気に街中でKRV180を見る機会が増えたこと。
今回も諸々ヘタるか政府から廃車勧告があったりするまで乗り潰すつもりで売ったりはせんので、不人気のほうが嬉しいのだが。まー納車準備と登録のとき既に人気車種っぽい印象はあったけどな。
ただ、見かけるのは他3色で我が灰黃は見ないのでその点助かっておる。

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