先日花雕雞麵の汁をかけてしまってクリック感のなくなったスペースキーだが、マシにはなったものの結局どうにも我慢ならなくてなんとか外そうとしたがどうもならず、やむなくおもっくそキートップをこじって持ち上げ3mmくらいの隙間を確保してガッツリエア吹き込んだら今度こそ、外して掃除してマシになったNキー程度にはだいぶマシになった。
Nキーともどもやっぱ違和感残りではあるが、やむをえまい。コレ修理するとなると$1,2万いかれるでな。
さて今回はPC周辺なんだけど、NASの交換をもくろみまして。
今まで1年半ほどRaspberry PiでOMV動かしてNASを作っておったのだけど、4月辺りから2週に1度くらい応答がなくなる症状が出ましてな。そうなると再起動しないと復帰しないのだ。
多分周囲温度が高くて熱で問題が出ているんだと思う。Raspberry Piは少なくともB3以降は暑がりだしな。
外出中にコレが出ると非常に困るので安定させないとならんが、室温35℃とかになる中で放熱対策するのは手間と費用が大きくなりそう。
Raspberry Piは別の研究用途にしたくなったのもあって、ここは数年来考えていたQNAPの製品NASを買おうと。
今までのOMV運用で、$2万とかの高級機は不要でARMプロセッサとかの安いもので十分なのがわかっているので、選んだ機種はこちら、TS-431K。お値段$11790、それでも結構高いわ。
PCHomeでは3日後出荷となっていたのでmomoで発注したところ、即日発送され昨日朝に到着。予想よりだいぶ早かったので18:00までフツーにオシゴトをこなし、夕食済ませてからセットアップ開始。
NASとしてのセットアップは、HDDの載せ替えとか共有フォルダとかアクセス権設定とかバックアップ書き戻しとか、時間は要するが簡単。3時間くらいでシステムとしては動き出し、普段使いではない保存ファイル群の書き戻しを仕掛けて、一晩放置すれば完全完了となる状態になった。
かねがねQNAPを考えていた理由は、以前のOMVと同様Linux PCとして動いているので各種サーバにすることができるし、QNAP提供のアプリで設定や操作が楽、というもの。
まぁね、Synologyとか他社のものでも同様なんだろうけど、QNAPの情報が目についたからQNAPにしたのでして。
んでだ、外部からのアクセスは必須なので今まではルータのVPNサーバ機能を使っていたのだけど、現在使用中のRT-AC1200G+はPPTPしかできないのよ。WindowsやAndroid/Linuxではいけるんだが、MacOSはPPTPでは繋げないんだなコレが。
そこで、このTS-431KにVPNサーバを作ってL2TPでつないでやろう、という目論見。
まぁVPNサーバだってネットワーク内のPCなんで、別に特段難しいこともなくて。負荷だってそう重くもないのでNASの内蔵PCで十分。
粗くいえば端末PCの外部通信を全部VPNサーバ経由にして、外部からはVPNサーバが見えるようにした上でVPNサーバにVPN通信プロトコルを組み込みゃええのだ。
ほいでサクサクっとQNAP提供の”QVPN Service 2″ってのをアプリストアっぽいやつでTS-431Kにインストールして、L2TPを設定。ルータのポートフォワード設定をして完了。
なのだが、なんかね、つながらない。
1,2時間悩んで、試しにAndroidでつないでみたらなんとつながる。ほう、ならばMacOSも繋がりそうだな、とやってみたらやっぱりつながる。
Linuxは据え置きPCのみなのでやっていないが、同じ系譜だしおそらくつながるだろう。Windowsだけダメなのだ。日勤先PCをリモートで操作してやってみてもダメなので、我がネット環境やPCの問題ではない。
まーほんじゃWindowsはルータのPPTPでつなぐことにして、AndroidとMacOSはL2TPでつなぐことにすりゃええか、とも考えたが、実はWindowsのL2TPが変なんじゃね、OpenVPNとかOKなんぢゃね? とか思ってAWSで立てている日本VPNで使っているOpenVPN client(Pritunl)でつないでみたら、
つながった。
うーん、まぁOpenVPNのほうが安全高速っていう話もあるし、不安なPPTPは停めてOpenVPN使うほうがええですかのぅ。
つーかなんでWindows(10)はL2TPがダメなんだ? そのうちガッツリ調べてみるかのぅ。