なんかね、USの新聞だかで調べた”世界一うまいインスタントラーメン”のダントツトップが”辛ラーメンBLACK”ってのなんだと聞き及んだ。
辛ラーメンといえば東京時代に袋インスタントとカップで2度ほど試したが、やや辛めで塩気は十分なものの味自体が薄くて、ラーメンとしては他に及ばず値段は並ということで却下した覚えがある。普通の濃い味ラーメンスープでやや辛いのは他にもあったからね。
まーUS大衆の味センスは信用ならんが金持ち層は肥えているであろうし、”BLACK”っちゅうんは知らんわけで、劇的な美味さ向上があるのかもしれない。
なので見かけたらいっちょ試してみようか、と思った直後の全聯への買い出しで早速見つけてしまい、袋麺1個調達してみた。
カップもあったが、辛ラーメンで両方コケた確たる記憶があるので今回は袋麺1個のみで様子見ですよ。
しかしアレよ、以前も挙げたが南韓インスタント麺は高級品扱いされているようでめっちゃ高い。辛ラーメンBLACKも例にもれず$59、出前一丁の約3倍という超高級品。南韓モノだから具には全く期待できないのでよほど美味くないとリピートはないが、さすがに3倍出せる美味さは想定できないので今回限りだろうな。
早速開封。
なんか乾燥モノ小袋が3つも入っている。
もはや記憶にないが辛ラーメンも複数だったか? 1袋だけじゃなかったかと思うんだが。
まぁここで若干期待をアゲてくれはしている。とくに具材の袋が別途あるのはかなりのもん。
だがしかしだ、こっちの袋麺では$40も出すと量たっぷりで美味いレトルト具材がついているのでアガりはあくまで若干。
この3つの小袋ははじめに全部同時投入だそうな。
ほなら分けなくてええやん、と思ったが、考えてみると例えば辛ラーメンでは1袋だけ、辛ラーメンBLACKでは追加2袋、って感じにしているのかもしれんね。わからんけど。
4.5分という長めな茹で時間を経て完成。まずは追加具材は何もない状態で味見。
うん、辛ラーメン同様一口目は喉に来る辛さがあるが、以後は辛くなくて味も薄い。これまた同様塩味はしっかり。だしが足らん、という感じで辛ラーメンと同じ感想。辛さはコレ胡椒の辛さだな。
麺は太め、とくに秀でるところはなく出前一丁のほうが麺としても出来が良い印象。
はい、以上で完了。あとは卵とごまを入れて片付けた。$59の価値はまったくなく、出前一丁のほうが美味い。やっぱダメだったなー。
そうそう具の方は、袋がデカ目だが中身はちょっとで、しいたけ・青梗菜かなんかの菜もの・謎肉、の3種が入っていた。薄切りの小さいしいたけが7切れくらい、菜ものが5mm角程度で10片ほど、Φ3mm程度の謎肉が3つ、という構成で、具としてはほとんど用をなしていない感じ。見た目的にも具無しで作った出前一丁とあまり変わらん。