11月13日から11月16日の行程で、花蓮台東のツアーに参加してきたのだ。
日勤先の員工旅遊でござって。
総体的には、外国人がいないせいだろう若干空き気味で快適であった。しかしもはやすっかり大陸向けにあらゆるカスタマイズがなされ、どこ行っても何食っても台北と変わらんのが改めて残念無念。もいっちょ残念なのはこれはツアーの特徴だろうけど、買い物買い物また買い物、って行程なので半分くらいしか楽しめない。
では以下詳細など。
11月13日 台北市 – 花蓮市
6:40 台北火車站集合で、自強号で花蓮站へ。
時間的に始発は出ているので台北火車站までは捷運で行くかと思ったんだが、折しも最寄りの3號出口がエスカレータ工事で封鎖されていてメンドーなのでWeMo使った。
が、着いたら置く場所ないのよ。出勤には早めな時間だから空きはあるかと思ったんだが・・・。
駅まで徒歩5分くらいのところで返却して集合場所へ。
朝食にモスのカツサンドと小さいオレンジジュースが配給され、更に茶を買い込んで乗車。
汐止あたり。天気悪いな、まぁ汐止だしいつものことだが。
羅東のあたり。雨こそ降っていないがやっぱ天気悪いな。
漢本。もやっている。
順調に10:20 花蓮站到着。
改装したんだな。いやすっかり立派になって。前回とは大違いだ。
構内に電動車レンタル屋が出ていて、Gogoro専門っぽいがヤマハの電動車もあった。
あーなんだ、ステッカーOEMか。車両自体はGogoroなんだな。
まぁちょっとばかりホイールサイズが違うが、その程度。
ここから最終日まで世話になるバスに乗り込み、まずは定番の清水断崖へ。
天気は良くないが、海はきれいで宜しいな。
自分で来ると蘇花公路から見るのでわずかばかり感じが違うが、これも宜しい。
駐車場から景観スポットに向かう歩道で猿発見。
なんか時折脇の森がガサガサ言うので大きめの鳥か何かと思ったが、猿であったか。
見た感じ群馬栃木の猿と変わらんな。
ここで昼時につき、ちょっと移動して昼食。これから最終日まで都度都度食べることになる原住民料理だ。
モノは、まぁ慣れれば中華や台菜とは違うんだがベタ外国人的には中華や台菜と変わらんだろうので省略。
まーなんだ、ひとつ挙げればもち米ターメリックライスだ。
店にあった彫刻。山猪料理も原住民系の特色だしな。
木の皮を毛に見立てて彫っている。なるほどな。
店の入口の看板。
多分阿美族語なんだろうけど、見ても(テキトーに)読んでもインドネシアっぽいっちゅうか。
続いてこれも定番、太魯閣峡谷へ移動。
砂卡礑歩道をあるきましょうってことで、確保時間が2時間なので五間屋まで行って戻ってきてね、ってことだったが、五間屋についた時点で1.5時間の余裕があったのでサッと終点三間屋まで行ってみた。最後まで行ったことなかったし。
特になにもない。三間屋って名なのに三つの小屋もない。
道が二股に別れているがどっちも進入不可。
以上、あとは長春祠でトイレ休憩の後市内の投宿先へ。
昨年の九州と変わって、今回、一人参加の者は1人で個室となる。
きれいで広くて素晴らしい。普段自分ではこんな高級なとこ入らんからなぁ。
夕食後、有志で集ってどっか酒場でも行くか、って話が出たが、風雨がすごいので中止してコンビニで物資調達しホテル一室で酒盛り。
11月14日 花蓮市 – 台東市
花蓮を離れ台東へ移動。
移動の行程にも東河肉包とか三仙台とかあるのでそのへんめぐりながら、ってことらしい。
・・・が、まずはどうしたって外せない”買い物”ですよ、もー。
ここだ。
以前来たことがあるが、更にデカくなったな。
ココは工程見学もできる。が、メインは売店なのだ。
いろいろ新製品がある。辛子餅だってさ。試食してみたが名の通りの辛子餅だった。そんなに美味くはない。
やっぱ基本のこれが一番だと思う。ま、買いはしないんだけど。
以前来たときは各種1個ずつ戴いたっけな。あのときはこんなに大きくなく客も少なかったから戴けたのだろう。
更に移動、吉蒸牧場。
あーなんか牧場があるのは知っていたが、行ったことはないやね。
なお、台湾において牧場というと普通は観光牧場で、牧場としてはそう見どころが”あくまで個人的に”ないので連れて行かれないといかないのだわ。
到着時間が昼時なので、ここで昼食。
珍しいが牛がメインらしく、牛乳鍋をいただくことに。
一般的な一人鍋で、スープが牛乳仕立てなこと以外はごくフツー。特段の感想なし。
食後に牧場内をちょっと散策。
入り口脇のベンチにいた猫。ひたすら寝ているが撫でると目を開ける。が、反応は薄い。
もういっちょ白黒の猫がいたが、そっちは活発に動いていてカメラ近づけると避けるので撮らなんだ。
猫は牧場自体と関係ないのだが、牧場所属動物としてはまず商用の乳牛の他、ポニー・ヤギ・ダチョウなんかがいた。
そして池上の観光農協へ。
池上といえば米で、今は二期作の二期目の稲が収穫にはまだ早いものの実っているので時期的には良いかもしれん。
精米のデモと説明を見た。道具も方法も日本と全く同じ、評価基準もほぼ同様。
で、ここでの真の目的はそりゃもう、ね、買い物ですよ。興味がないので全略。
続いて鹿野へ。高台に登る。
天気が良くないが絶景ですな。
向かいの店で烏龍紅茶が売られていたので購入。今まさに飲んでおるところ。美味い。
原住民料理の店で夕食の後、台東市内の宿へ。ここには2晩滞在することになる。
広いが古い。あれだ、大陸の酒店だ。
まぁ快適ではあるが、花蓮の宿の方が良かったな。
で、この日も1室に集って酒盛り。
11月15日 台東縣
15日は1日台東観光とのこと。
宿前。台東って感じぢゃね。
まずは三仙台であると。
劣化の酷さにもう来ねぇよ宣言した三仙台だが、ツアーのコースではしゃーあんめぇ。外国人いなくて良いかもしれないし。
まぁ、変わらんか。
でも大陸人がいなくて空いておる。
売っているものは相変わらず華人向けでどこにでもあるショボいもの揃いなのでまったくもって興味なし。炒米粉の店1軒が帽子屋に変わっておった。全滅してもとに戻ってくれんかなぁ。
前回は人だらけだった橋もフツーに歩ける。
浅瀬では伊勢海老捕りのおっちゃんが泳いでおったりした。
今日は犬。人密度が下がって落ち着けるな。
ここで、すぐ近くの原住民料理屋で昼食。まぁ、同じよ。ターメリックもち米ライス。
カジキ”刺身”が出てきて、およそブツではあるがうまかった。わさびもレホーネだが卸わさびで良かった。
続いて水往上流へ。移動中の車内で東河肉包が出された。立ち寄らないんだな。
久しぶりに食べたが、今となっては嘉義の肉まんのほうが美味いかな。
でもマイブームは台中のアレだが。
まぁ、側溝よ。上に流れているように見える。
あとは海岸の公園2箇所を巡って宿へ帰る。
ひとまず写真だけ挙げておいてみる。
夕食は投宿先のレストランビュッフェ。
カジキ刺身(ブツ)が美味かったが、米が香米なのが非常に残念。
夕食後はまたも集って酒盛り。
11月16日 台東縣 – 台北市
最終日。
まずは原住民地区に行き、造花の月桂冠のようなものを作って弓とか小屋とかの展示品で遊んで原住民文化のさわりだけ味わってみる。
近くの飲み物&アイス屋で、裏に釈迦頭の畑を持っているとのことでちょいとのぞかせてもらった。
へーこんな木なのか。
実はマンゴーと同じく袋かけて落ちないようにするんだな。
昼食は太麻里手前のレストランで。
この辺は昔は味噌湯の店とかちょいちょいあってカジキブツも美味かったのだが、道が整備されて全くなくなってしまったのでこの店が結構混んでおった。
カジキブツは美味かった。わさびは超合成色練りわさびで辛味も薄くてそこは残念であったが。
以上で旅程はだいたい終了、台東機場から松山機場へ飛ぶ。
台東機場を使うのは初めてですな。
最終日は快晴。暑い。
前回までの国内便ではボーディングパスの名前が英字だったが、今回漢字で記されておった。おぅようやく進歩したか。
ワシの英字名は17字と華人よりだいぶ長いので、印字(登録も?)が途中で切れて居留証との目視照合で面倒が起こることがあったのだが、これならそういう要らん手間はかからんで宜しいな。
今回の搭乗機。2発プロペラかよあの必死そうな離陸滑走と風を読んでの斜め飛びの。
・・・とややげんなりだったが、十分なパワーが有るようで滑走もフライトも快適、問題なしだった。
以上で終了、松山機場で解散し、捷運で板橋帰着。