観光地を見るでもなくモノ喰うでもなく、走り回って景色を見る、特に海と草原、が目的だった環島計画、天気の懸念でかなーり悩んだのだが、結局行ってきましたよ。
しかも、3日はかけてゆったり行くつもりが1泊2日の強行周回になってしまったわ。結果割と天候に恵まれたので楽しめたし、調子に乗ってもうたな。なお腕は真っ赤ヒリヒリである。
出発は4月5日なので既に帰ってきてのまとめなので、ググちゃまが記録した初日行程を先に挙げておこう。
こんな具合。調子づいて初日に屏東入りしたのだ。
ほいでは行程を記してゆこうか。
4月5日 初日
天候状況で悩んだが、まーもー朝起きた時の状況を見て決めるべ、ということでとりあえず寝て6時起床。
いーやぁ曇っちょるしガスっちょるし。
でも南部の方は天気良いらしいし、今現在雨降っていないということで行っちまおう、と決定。
ただね、大事な足となるGD150くんは林森北路市民大道交差点あたりにあるんだな。連休前夜の3日、日中のお勤め後に酒盛りに行ったのでそのまま置きっぱなしで。
なので荷物をまとめて捷運で出発、7時ちょい過ぎに到着、荷物詰めなおしたりセットアップしたりして7:30ちょい前に出発と相成った。
ところで今回のルートは、西から南下し東を北上して帰ってくる、というもの。これは天候の都合ですわ。西は5日の時点で雨なしだが、東は6日あるいは7日にならないと雨天らしいので。
市街地とか通りたくないので海沿い台61線 – 台17線の西濱公路を使うぞ。海見たいし。
専用ナビソフト”樂客導航王”を使うとどういじってやっても市街地に誘導しやがるので却下、諸々問題はあるのだがGoogle Mapsにやらせてみる。
この時点でのテキトー見立ては、走行9時間昼ストップ1時間で17:30高雄着、夕食として
瑞豐夜市で飲み食いして投宿、2日目は南端回って花蓮までかな、ってなもの。
まずは北上、三重から八里へ向かい台15線から61線へ。
で、關渡大橋のあたりで雨が来ましてな。かなり滅入ったのだが、八里左岸あたりで止んでくれた。短い間だったので雨具も使わずに済んだわ。
なおこのあとは、最南端を回って台北帰着まで雨なしむしろ晴れ、って感じでたいへん宜しかったわ。
ここいらで一発給油。更に米倉里のセブンイレブンで自分にも給油。で、八里區を暫く行くと念願の海岸線。
まぁなんだ、別にキレイではないわな。電力施設とか見えてるし。
基本やっぱ西側は都市なせいか、海にキレイさが足りない印象ではある。
快調に気分良く南下してゆく。信号も少なめだし制限速も高めだし交通量も少なくて快適快適。
ただ、Google Mapsのナビ機能には”ネズミ捕り”警告機能がないので警告アプリを入れた。これでヴァッチリだね!
そして9:30、台中手前の干潟”風情海岸”到着。
遠景で写真ではわからんが、おっちゃんがなにかいさっておられる。何がとれるんだろうな。
台中に入ると、晴れ間が出てきた。
台中って位置的には北部だが、天候では確かに中間なんだよな。
耐えられないほどでもないがやや暑いので、黄色ポンチョは脱いだ。が、長袖シャツはそのまま。これは後ほどちょっとばかり後悔することになるのだ。
台中に入って間もなく、高美濕地のあたりで信号待ちになったところ、
おーぅ、馬やんけ。
明日屏東の大草原で馬見るつもりだけど、こんなところで見られるとは。
台中は別に・・・なので、給油だけしてそのまま通過。
そして鹿港到着で11:45。実に良い時間だな。鹿港で昼食、と思っていたわけで。
シャコとかその他は以前食しているので今回はパス。阿振肉包を試してみたいと予予思っていたのでここはあえて肉まんで済ますのだ。
しかしこれだ、大行列。おまけに翡翠肉包(ネギだかニラだか入っているやつ)が品切れという残念さ。
しかしまぁせっかく来たんだし、招牌肉包3つと紅豆包1つを購入。老街を抜けたところで大きめのコンビニを見つけ、ちょっとオシゴト処理を兼ねて肉まん昼食。
うむ、こりゃたしかに美味い。肉も美味いが特に皮がうまい。
台東の東河肉包より良いかも。
紅豆、つまりあんまん。皮が美味いのでこれももちろん美味い。
全土で言えることだが、日本の餡よりかなり甘さが少ないので飯時でもまぁイケるのだ。
30分ほど昼休みと仕事処理をして、13時前に再出発。
ココからは南部らしい道になり景色が良く、雲は多いが晴れ間が出てきて快適。
2時間半ほど快調に進んで高雄縣に入る。
茄萣濱海遊樂區で止まって海を見てみる。やっぱどうもキレイさが足りない感じよね。まぁ明日に期待だ。
さてどうすべ。
現在15:30、高雄市内に着くのは16:30といったところか。こりゃストップ投宿には早すぎる感じ。夜市だって開ききっていないやもしれん。
翌日最初の目的地、屏東東港の華僑市場は20:00までやっているらしい。高雄市を通過して東港まで行ってしまっても到着は17:30頃、そこから宿を探して華僑市場に行っても十分間に合うというもの。
そこで今日は東港まで行ってしまうことにする。残る主目的地は龍磐大草原、太麻里の海、三仙台なので、明日は台北まで戻ってしまうのもアリか。
ともあれここは東港に目的地変更。夕食はカジキ刺し身と桜えびチャーハンだ。
台17線は左營から市内中心部通過ルートになるので面倒、台1線-台25線と継いで高雄市内中心部を避けて台17線にもどるのも考えたが、Googleがいうには台17線で行くほうが早いそうなので、まー接角でもあるしこのまま市内に突入することに。
高雄市は特に感想なし。夏にも一度、仕事でだが来ているしな。
そして見込み通りの17:30、東港到着。
だいぶ尻痛くなったし、まずは投宿先を決めてちょい一休みだ。
以前から東港に泊まってみたいと思っており1件マークしていた宿があったのだが、そこはなんか高額化したし大通り沿いで駐輪の余裕もなかったのでパス、大通りを外れて50mほど入ったところの勝友商務旅館に行ってみたら空きがあったので決定。
値段はNTD900、想定より高いがまぁいいや、観光地だしな。
西瓜汁買ってきて一休みし、暗くなったところで買い出しと夕食で華僑市場へ。
すぐ近くだしここは徒歩ですよ。
10分ほどで到着、まずは桜えび調達。続いて夕食。
今の目当てはカジキ刺し身と桜えびチャーハン。ならばどこでもOKなので今回は今までに入ったことがない店に行ってみる。
海沿いの店、進財海產。呼び込みに応じて入ってみた。
もちろんカジキ刺し身と桜えびチャーハンを所望。刺し身はやたら盛り合わせを勧められたが、マグロは来月からなので冷凍や輸入だろうし鮭なぞ100%輸入なので要らん、カジキが食いたいのぢゃと押し切ってカジキのみ所望。
やっぱカジキ美味い。
桜えびチャーハンは、普通の卵チャーハンに桜えびをまぶしただけだな。まぁイケたのでOK。
なおこの店、評判最悪である。刺し身は問題なくうまかったが、チャーハンは確かに他店よりやや劣った気もする。
夕食完了で店を出ると、すでに各店閉店準備。
帰り際にいかなご煮干しを追加調達して、華僑市場は終了。
宿に帰って気がついた。
うわぁ、こいつぁひでえや。
明日は半袖行動でもちっと上まで焼けてほしいところ。