そーいったわけで肉買ってきたし、ラーメン改版をやってみるぞ。
まずはタレ。
これは簡単、醤油テキトーな量に同じくテキトーな量の塩を入れて煮沸かすのみ。
どっちも量はテキトーで良いんだよ。析出するまで煮詰めるんだから結果同じ。
味精と鰹だし・昆布だしも入れておいてみた。なお指示では”煮詰めたあとに味精を入れる”ことになっているんだが、味精はやや溶けにくいし飽和状態だと厄介かもしれんし宜しかろうかと。
塩をかなり突っ込んだせいか、”1時間”とか”2時間”と言われていた煮詰め時間はなんと30分くらいで済んでしまった。
煮詰め初期になんかアクが出る。
一応取り除いておいたが、別に取らなくても良いのかもしれんなぁ。
出来上がったものは粘度の上がった醤油って感じ。
思っていたより煮詰め時間がずっと短く量が多目の200mlくらいになってしまったが、日持ちしそうだしまぁ宜しい。
続いてチャーシュー。まぁ、煮豚だよな。
市場のほうが単価は安いが量が多くなるので、スーパーで購入。一番小さいパックの200gモノで。もちろん赤身。
これを防水のためビニール袋に入れさっき作ったタレをちょろっと、20mlくらい加え、ストローで空気を抜きつつ口を縛る。
これを水を張った鍋に入れ火にかける。
実は指示では先に塩コショウを振って20分置く、というのがあったのだが、見事忘れた。
まぁいいさ、今回はお試しだし。
さて問題は温度管理だ。
普通に火にかけていたんではコンロ前張り付き3時間なんてアホなことになってしまうのでなにか考えねば。恒温槽でもありゃラクできるんだがなぁ。
茶をいれる際に使っているバイメタル式電気コンロの温度管理がなかなか都合が良くて、69℃ – 76℃で保温できる設定ができたにつきこれを使っていくことにする。
あとは放置。3時間経ったところで取り出し水に入れてある程度冷やし、あとは冷蔵庫で更に3時間冷やす。
出来上がり。まずは真ん中真っ二つにしたものがこちら。
見た目はハムっぽいやね。
作りはじめの頃のラーメンではハムを入れていたのでよろしいけど。
では早速ラーメンに仕立ててみましょうか。
ここからはいつもどおり、簡単。
まぁちょっと違うのは、スープを用意する時に醤油は入れず、作ったタレを10mlほど加える、という程度。
手前の塊2つがチャーシューだが、左側は今までの煮豚、右側が今回の煮豚。
問題の切りやすさは、今回のもののほうがだいぶ切りやすい。崩れにくい。今までのものはもう包丁当てただけで崩れる感じで大困りだったけぇのぅ。
味は今までのものと変わらないが、食感は見た目の通りだいぶハムっぽい。でもまぁこれはこれで。
ラーメン自体は、スープの色合いがだいぶラーメンっぽくなりましたな。
味は基本的に今までのものと変わらん。ここはやっぱりラードがほしいな。作るかねぇ。