昨年の母死亡から1年近く経っているのだが、結局未だ遺骨入りタッパーのままだったのだ。
Android人形と一緒に飾っている状態で、そろそろ何とか形を作らねばと思ってはおったができずじまいで。
今回、社内人事評価で深圳駐在スタッフを呼び寄せたのだが、まぁ彼は本拠である深圳から離れておれば普段より暇なわけだ。んで、彼に「26日は母親祀るもん買いに龍山寺に付き合ってくれぃ」と宣言した。予定にしておけば忘れたとかやっぱ今日は中止、とかはなくなるだろうと。
そんでうまいこと26日午後に龍山寺へ買い出しと相成った。
今までのヒアリングでは、墓は”死後の家”としてかなり立派なものを用意するのだが、自宅の仏壇は簡易で主体は位牌であるらしい。ただその位牌はかなり立派な造形。
また、位牌も個人毎に用意することはさほど多くなく、先祖代々の位牌を用意してそれに各個の札を入れるという方法が主流であるらしい。
金とスペース取らなくて良き方法ですな。
というわけでその主流で行く。本人の意思は知らん。
日本側親族で普通のやり方で祀られているらしいし、遺書にも「子に任せる」と明記されておったので宜しかろう。ここは日本じゃないしワシ日本に根拠ないし。
んで品物を見て回ると、大きさや造形は似たレベルで材料によって値段が大きく違う感じ。大きさが大きいものや造形が良いものは値段が桁外れなので、普通サイズ普通スタイルのものに決定。
材質はそんな良い物選んでも意味ない気がすること、将来人並みになったら桁外れ版の立派なものに買い換えることも考慮することにして、今回は安い木材のものに決定。
さて位牌となると文字文言を入れて欲しいわけだが、『堂上*家・・・』という定型文+姓一字以外は即納できないそうな。レタリングシールの用意はあるそうだが、せっかく作るなら文字刻印したいので文言指定して完成を待つことにした。29日には完成するそうなので構わん。ここまで遅れたんだから今更そんなに急がん。
で、26日は以上でオフィスへ帰還。
そして本日正午に完成の連絡を受け、引き取ってきた。
水入れとか香炉とかも仕入れてきた。
十分良い感じ。綺麗で満足である。
家柄上先祖代々を祀れないのでこれは母本人専用なわけで、個人名の札は使わないのでそのスペースに遺骨入れてみた。
なお、戒名などはない。ワシは神道寄り無宗教だし、母本人も戒名が必要なほど立派でもないし。これについても親族で何か戒名(多分院号大姉だろ)買ったそうなのでそれでいいっしょ。