チャーハン

炒飯は偶に食いたくなるんだな。もちろん食うのに困るようなもんじゃなくそこいらでいくらでも食えるし、美味いところ選んだってそんな大変なもんじゃない。
つーか自分で作ったってそこそこのもんが出来るのでどうしたって大変ってもんじゃない。

でも最近は先日の西門町炒飯のように$3桁とかザラではあるし、作るのもちっとばかりながら手間がかかるし先般の卵入手難以降10個価格で$20くらい上がったので些少だが抵抗値上がった感があるな。

そんな中、先日”炒めず簡単チャーハン”なるニュースサイト記事を別個(多分関連なんだろう)に2つ見かけ、折しも炒飯食いたくなっていたこと、先日ついにある程度納得できる焼き豚が確立したこともあって、んじゃやってみっか、って気になったんだな。

さてその記事ってのは結局1つに集約されていて、ミツカンサイトの引用記事なんである。
モノはこれ、”炒めずパラッと!つゆうまチャーハン“。
何十年経っても日本はパラパラとかポロポロへのこだわりが狂信的だな。ワシ日本の者じゃないしパラパラポロポロに興味はないけど、まぁ日本の記事である以上パラパラ原理主義に従わにゃならんな。

どうも味はめんつゆ味っぽい。なんか甘そうで嫌だが最初は指示通り作ってみねばな。調整はその後にせねば。

材料は一通りある。
ミツカン 追いがつおつゆ2倍とやらは調べてみたところめんつゆっぽいので、蕎麦食うときに用意している醤油みりんかつおだしのつけ汁をそのまま流用。
チャーシューは長年の研究が完成、というか行き詰まったというか、酒と醤油(+なんか適当な香辛料とにんにくとか)で1日以上漬け込んだ豚肉に串刺してオーブンで20分焼く、が過去最良なのでこれで行くか、としたものが冷蔵庫にあるのでこれを。
米や卵やネギは常備なのでOK、生姜はたまたまあった。

ほんで指示通り仕立てる。
但し炊飯器はPanaだが台湾モノ、寿司飯の水量目盛りなどないので調べてみたところ米200mlに水200mlとのことで白飯より20%少ない感じだが、基本炊き込み飯はなんか生米っぽい部分ができるのがデフォなので普通の白飯の水量にしてみた。
失敗するとすりゃこの点だろうな。

で、炊き上げて蒸らしまでの完全終了を待ち、アラームが鳴った時点で卵投入。
5分待って開けてみたらなんかめっちゃ卵が液状。なので即閉めて追加3分待ったが対して変わらず液状なので、諦めてそのままガン混ぜ。まぁ混ぜたら飯の熱で固まってはくれ、サイトの写真通りの見た目になった。

うん、まぁ見た目はチャーハンかな。炒飯にも近い見てくれ。
味は全く炒飯ではない。やっぱなんか甘くてチャーハンでもない感じだな。どうだろ、みりん減らして塩追加して、鶏だしとかも入れたほうがチャーハンになるような気がする。

パラパラ、って点は、どうだろうまぁパラパラなんだろか、って感じ。こっちの(大陸じゃなく)炒飯に近い感じで、これがポロポロパラパラって言うなら日本の皆様の並チャーハンって粥っぽいほどベチャベチャなんじゃなかろうかって感じ。もし万一本当にそうならワシの30年の日本生活ではチャーハン面で相当恵まれておったのだろうかなぁ。
あ、そうだでも水が2割増っぽいので本来もっとパサパサになるはずなんだった。というわけで我が身のために残しておくが皆様はこの段落は完全無視で。

あと、やっぱり一部生米風のゴリッと食感があるのが気に入らん。
これはどうしたもんかな、炊飯前に水吸わせると改善しそうではあるが水量変わるし、仕込んだ状態で炊飯前に汁吸わせると味濃くなりすぎないかと気になるし。

ただね、これはこれで結構うまくて簡単で、もう一度やっても良いな、ってなもんだった。
チャーハンではない、ってだけ。焼き豚炊き込み飯としてだいぶ美味かった。
近日再挑戦してみて、その際は独自調整を加えてチャーハンに近づけてみようと思う。
ということで次回の課題は、
* めんつゆよりみりん半量
* 鶏だし追加
* 塩追加
(* 生姜削除)
これで。生姜は要らん気がしたがあっても悪くはないので再挑戦の際の気分次第で。

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