Phrozen 4K : 水豚君 魔鬼灰8K 比較

水豚君 魔鬼灰8Kの感想は実はPhrozen 4K同等なんぢゃね?ってもんだったので、いっちょ条件揃えて比較してみることに。
Phrozen 4Kと同等なら、値段同額なので入手性で若干上回るPhrozen 4Kで良いってなるからな。

まずはPhrozen 4KのACF向け高速成形設定。

露光時間検討コーンモデルを魔鬼灰8Kと同じ設定で打ち出してみると、

おぉぅFAILURE面が3本繋がっておる。
つーこたコレはPhrozen 8Kより露光時間短いってことか? そんな事あるんかねぇ。
念のためもう1回。

やっぱ2本つながるな。

しからばやむなし、露光時間を1.6秒 → 1.4秒にしてみたところ、全く定着せずビルドプレートに何も無し。
初期層だけ露光時間を延ばすことで成形できるかもしれんがやっぱ1.4秒は短すぎだと思うんだよな。なので露光時間は1.6秒に戻し、プレート移動時間を1.5倍の450mm/分にしてみる。
でもコレはダメ、制限があるようで300mm/分より遅くなった。
400mm/分、350mm/分と変えてみたがどれも遅く、どうも300mm/分が限界っぽい。
もっと刻めば300mm/分を超えられるかもしれんけどメンドーなので300mm/分を上限と考える。

ほいぢゃ別の方法を、ってことで露光前待機時間を1秒 → 0.5秒にしてみた。

うん全部切れた。コレでPhrozen 4K ACF高速設定は完了だな。

それではRP Testerを出して比較してみよう。

左がPhrozen 4K, 右が魔鬼灰8K。

Phrozen 4Kの六角柱は0.8までしか出なかった。魔鬼灰8Kは0.6まで出ている。
Phrozen 4Kは0.03の線も荒れていて、溝も魔鬼灰8Kより不明瞭。
表面パターンの出は同等だが、全体のシャープさが魔鬼灰8Kのほうが上。
上面視ではわからんが、Phrozen 4Kは橋渡し部も層間剥離が出ていて歪んでいる。

結果としては、魔鬼灰8Kのほうが良い、と。
同額なので普段使いは魔鬼灰8Kにすべしだな。精密に出したいときはPhrozen 8K、生物フィギュアとか普段は魔鬼灰8Kでいこう。
Water washableは、水洗いできるからすごく楽とかすごく安上がりとかはないし、精度面では魔鬼灰8Kよりだいぶ劣るので今後常備しなくて良いかな。

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