さて先般買った新クーラー、じゃなくてエアコンだが、Panaとしては還付金期限のために急いでいると思ったらしく、還付申請処理は翌営業日すぐだったものの、機体自体は在庫はあるのに出庫に数日かかり設置は13日となった。
もちろんワシとしては$4000程度のために急いでいるんではなくて、納戸にこもって爆音の移動クーラーでしのいでいる現状を一刻も早く改善したいわけで。説明し設置下見に来た販売店/設置者はそこは理解しておったのだが、彼からPanaへの伝え方が悪かったかPushが弱かったか。
まぁともかくも13日朝から撤去&設置ですよ。当日は台北市へ出勤予定だったが、振り替えてもらって13日を在宅勤務として出入りの管理と質問対応をすることに。
当日は午前中は定例会議で、工事の騒音で列席者に迷惑をかけてしまったわ。
故障して久しい旧機は上階下階とも、なんちゅうか”化粧内装”を木で組んであってそこに納める形になっておる。
ただこれ、上階は綺麗なままだが下階は豪快な水漏れのせいですっかりボロで汚くなっておるし、インバータ式は大型なので納まらないし、掃除等メンテ性も悪くなるので撤去してしまいませう、という家主殿の意向と販売店の勧めが一致したので少なくとも下階は”化粧内装”を撤去することにしたわけで、まずは室内機撤去と併せて全撤去。
かなりガッツリ釘打ちされていて、思った以上に壁が傷んだ。
まぁしゃーない。後でDIY左官&塗装の予定。
ところで今回の販売&設置者だが、切り屑その他のゴミを掃除してくれた。
汐止のクーラー設置をはじめ諸々水電行の作業やインターホン交換等々、こっちの設置屋は取り付け設置はするが出た切り粉等ゴミは全てそのまま散乱放置が常識なのだと思っていたので、これだけでかなり印象がよろしい。
配管は、旧配管を撤去し同経路で通すことを希望しその方法で検討してもらったのだが、旧配管が通っている部分の高さ余裕が5cmほどしかなく、硬い銅管を通すには天井化粧板をガバっと剥がさにゃならん。それはあまりに大工事で修復も大変なので、予備案の、穴追加で室内を通す方法と相成った。
上階は、化粧内装の幅が広く照明も入っていることもあって、穴拡大でいくことになった。
横幅も縦も拡大。これまた汚いがここは塗装できれいになるであろう。
配管はやっぱり旧配管同経路は通せず、下階同様予備案、穴追加で室内を通す方法で。
室外機はこんな感じで、旧機は1対2だったので手前側のみだったのだが、今回は1対1 x 2なので奥側に追加設置。
あー念の為設置ステーは手前側も新品に交換してもらった。
9:30から初めて、昼1時間の休憩をはさんで設置完了は20:30。内装撤去や穴追加でだいぶ押したわ。
上階 :
下階 :
起動OK、きっちり冷える。
上階の冷媒漏れ箇所は不問。我が予想では室外機が要因だがもうどうでも良い。
下階のハデな水漏れは、壁から出ている排水管の室外機との接続部近くが詰まっておったことが原因で、つまり部分を切り捨ててもらい接続し直して復旧。
いや実に快適だわー。今まで35℃ 70%RHとかだったのがものの15分くらいで25℃ 40%RHとかだよ。
もうね、早速数年ぶりに下界(下階)に降りて過ごすことにしたよ。上階もしっかり冷えるし、スタッフから「これは酷すぎ、あまりに暑い」と言われた環境で作業を強いられることはなくなったわ。
ところで最近の空調は、熱交換部の吸気がスリット構造ではなく一枚板のパネルがガバっと開く構造になっているのだな。
このほうが防塵と吸気効率で上回りますわなたしかに。
しかしこの、壁の破損や水が流れた跡はなんとかせんとね。
とりあえず昨日、こっちでは”批土”という、日本語では何だろ、壁の穴埋め充填剤みたいなやつを近所の五金店で買ってきて塗ってみた。
左官作業1回目。
左官はやったことがなくかなーり不安だったが、模型作りの経験が活きたかプロの作業には到底及ばないがそこそこ見られる程度には仕上げられそう。
まだ1回目でボコボコだが、あと2,3回塗ればある程度きれいになるだろう。
イケる見込みが立ったので、今日は塗料も買ってきた。
写真をよく見るとWiFiアイコンが光っているわけだが、これはアレよ、InternetでPanaのサーバにつないで外部機器から制御できるアレよ。追加ユニットなしでもともと内蔵しておった。
もちろん動作確認時に早速設定して使ってみたぞ。
外出中に起動して帰り着くまでに冷やしておいたりできる。
付属リモコンでできる操作は一渡り出来、この通り状態監視もできるので犬がいる際の環境管理もOK。まぁもうとうに犬は居ないんだが。
これにて数年越しのクーラー問題は解決。
続いてはトイレ便器の交換とシャワー室の交換だ。実は昨日近所のショールームに行こうと思っていたんだが大雨で断念した。明日辺り時間が取れたら行きたいねぇ。