MBP再四修理

結局数多の不良(ほとんど内蔵USB機器)が直らず、全とっかえで直らんなら設計不良かつ対処するつもりもないのだな、と割り切り、そらもう暴れたくなるほど不満かつ無念だがJPY20万ほどは損金として諦めることにしてだましだまし使ってきたMacbook Proだが、ちぃと致命的な症状が出てまたまたまた緊急ドック入りである。

なんかね、いつからか平らな面に置くとちっとガタつくようになったのですよ。
それが少し前から更に悪化し、完全にゴム足が浮き上がりキーボード使っているとクルッと回るとか、ね。
更に1, 2週前から、閉じたときに閉まりきらない状態に。

ほれこのとおり、LCDパネル面が浮くのよ。
実機を持っていないとちっとわかりにくいが、本体自体も左手前が机上から浮いておるのだがお分かりいただけるだろうか。

うん、こりゃアレだ、以前安物によくあったバッテリ膨張っぽい症状ですな。
もはやΑpp1eの機器設計は信用できんので、こういう害のある膨張が起こってもまぁさもありなん、って感じだ。
もちろん近年のバッテリは充放電管理と余裕をもたせる設計で、こんな酷い膨張を見せるものはほぼなくなった。特に携帯機器では致命的ぢゃからねぇ。大廉売の”中華タブレット”で散見するくらいか。

さぁて。Αpp1eまたもやしでかしてくれたか、と悪い確証を持ってしまっておりますが、一応状態を目視してみましょうか。
裏蓋開けましょうね。特殊スクリューだけどそこはそれ、ドライバはあるんでさ。あ、もちろん善良な皆様は開けないほうが良いと思うっすよ、保証されなくなるかもしれんし、第一危険もあるし。

はい、開腹。
すっごいね、6個全部パンパンに膨れ上がってますよ。むしろこんだけ膨らんでキーボードやタッチパッドの操作に異常が見えないところが立派に思えるわ。
ネジ外すのも大変でしたよもう。歪みが酷くて固いし、全ネジ外したら15mmくらい浮いたし、予想以上にびっくりだ。
このまま使っていると更に膨らむし、圧に耐えかね筐体が爆裂しかねないのでとても危険だ。なのでやむなし緊急ドック入り決定。

ほんで洗濯機修理用のマイクロスイッチ調達を兼ねて光華商場エリアへ。授権代理店へ修理依頼だ。
まず所要時間を聞いてみると、7日 – 10日、と。
はー、検索でもヴァリヴァリ引き当たるほどバッテリ膨れは多いし「そもそもバッテリは膨らむもの」とかフザケたことをΑpp1e自身が公言しているそうなので交換品くらい準備しておけよ、と思うが、まぁもうどうでもいいや。

後は気になるのは費用ね。上記の通り「そもそもバッテリは膨らむもの」とかフザケたことをΑpp1e自身が公言しているそうなので、当然のように金取ってくるだろう。
まぁ大まかどんなもんか、と聞いてみると、返答した隣のブースの兄ちゃんの態度と言い方が実に悪い。
「いくつ交換したいんだ? 全部交換すると20000程度はかかるだろうさ。」とか。
なんだよ、いくつ交換したいんだ、ってのは。そんな判断まともな者にはできんだろうよ。偶々ワシゃ電気屋で膨れ電池を扱った経験も多いから判断もつくが、交換するべきかどうかの判断はオマエがするんだよ普通は。そして候補案を挙げユーザに決定を選択させるんだよ。

さて、何はともあれ普通の修理同等の期間が必要なので、すぐに捨てるとか空恐ろしい選択をしない限りはまず仕事のために代替機を用意しないとならん。
バックアップはあるがそれはMBPにしか適用できないイメージデータなのでとりあえず持ち帰り、R&D用デスクトップ機に銀行処理用の諸々とか色々組み込み移植して仕事が滞らないように仕立て、翌日再度修理屋に持ち込んでひとまず修理内容/費用見積もり依頼。
これでもしNTD20000とか言ってくるなら、もう血反吐吐くほど無念かつキツいが買い替えも真剣に検討だ。
「そもそもバッテリは膨らむもの」でほったらかしということは、この辺マトモに設計検討やQAをしていないだろう。ならばまた1年もするとバッテリ交換が必要なほど膨らみもするだろう。
すると1年後にまたNTD20000。この段階でなんとNTD40000だ。2年後には計NTD60000ですよ。
Boot Campが使いものにならず仮想環境で使うことからメモリ不足もあってクソ遅いし、血反吐はいても買い替えたほうが回収がきくかも知らん。

今までの端末がそうであったようにクソ遅いくらいなら耐えて使うので5年は使い込むつもりだったのに、2年で処分はあまりにキツいなぁ。
しかしなー、兄ちゃん態度と言動は悪かったとはいえ数多のバッテリ交換例を見ているだろうし、NTD20000というのが無根拠とも思えん。あぁ怖いのぅ。ただでさえ不眠なのに心配と対処でますます寝付けんわ。

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MBP再四修理 への4件のフィードバック

  1. よ〜 のコメント:

    ごぶさたしております
    まさに「さもありなん」ですね・・・
    もう、「何も障害なかったらラッキー」程度に考えておいたほうがよいんですかね

  2. Pote のコメント:

    よ〜様こんばんは。

    謳う機能は使えるのが常識だと思うのですが、どうもリンゴの世界ではそれが非常識みたいですなぁ。
    修理見積もりが出た辺りでまとめようと思いますが、とりあえずMBP 2015 earlyは、Boot Campは利用不可、内蔵USB機器類は動くときだけ使う、無線系の不安定は割り切る、として、軽負荷で使っていかにゃならんというのがApple, 代理, 他ユーザの統一見解っぽいです。
    すべて公表仕様にあるものなのに何故、と個人的には思いますが。

  3. 湾区 のコメント:

    次回、アップルストアのGenius Barを試してみてはいかがでしょうか。

  4. Pote のコメント:

    湾区さまこんばんは。

    緊急修理に出したときに台北にもGenius Barができたと知り、他国のサイト構造を参考にGenius Barに持ち込むことを企んだのですが、どうにも予約にたどり着けずで。
    開いたばかりでまだ完全な稼働はしていないのかな、と思い、緊急でもあったのでいつもの授權維修中心に持ち込んでしまいました。

    バッテリ問題は修理しひとまず緊急状態は去りましたが、内蔵USB機器問題等問題は今も残っているので、Genius Barへの相談はしてみようと思います。
    どうしたわけか今も台灣のGenius Barは予約不可なので、10日に東京渋谷のGenius Barに予約を入れてみました。
    Boot Campが正常に使えるようにならないものかなぁ。Windowsネイティブで使う前提で導入したものなので、未だに諦めきれませんです。

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