ナポリたん

わけあってカメラの外付けフラッシュを手に入れたい。カメラは無いんだがな。
んで手頃な中古品の紹介をうけ、買い受けに出向いたんだが先方現れずで取引できず。まぁ歩いて10分の隣駅だからさしたる損害ではない、が・・・。

せっかく出たので買い物くらいするべし、というわけで、目下1本余っている人参の処理を考えていて見つけたメニュー “にんじんしりしり” をやってみようと思っていたので、不足材料を購入。
だがしかし、卵を買い忘れるという失態。ツナ缶はなくても良さそうだが卵はないとダメっぽいよな。

もう一度出るのも手間だし已む無し、にんじんしりしりは明日に回し今日は別の夕食を考える。
冷蔵庫を見ると、もう相当に古いケチャップが余っている。そろそろヤバげなのでこれを使うことを考えよう。

その他目についたのは、玉ねぎ・ベーコン・しめじの各余りもの/ストック。
ふむなるほど、ではもう数十年食していないスパゲティナポリタンでもやってみようか、と。

“洋食”の代表格なナポリタン、イタリア者に食わすと初めは拒絶するんだが、後になって「気に入ったわーどう作るんか教えてくれやー」となることが数回あった。
知らんけど、ソーセージとか玉ねぎとかアレに入っている具を炒めて麺入れてケチャップであえるんじゃないかね、といっておいたところ、「いや、違うぞ。それじゃあの味にならんのだよ、ヴァッチリ教えてくれやー」とか言われて、洋食屋に作り方を聞いたことがある。
自分でやるのは初めてだが、それに沿えばよかろう、きっと。

まずは麺茹で。
他のスパゲティメニューでは塩を山ほど叩きこんで茹でるが、今回は洋食つまりは日本料理だしケチャップ和えなわけなので、塩は入れずに素茹でとしてみる。
茹で具合は+2分、アルデンテではなくStandardとされている時間。
んで、茹で上がったらざるにあけたまま放置、茹でた鍋を使って次の作業へ。
この放置、ちょっとポイントなんだそうだ。余熱で火を通すんだとか。本来は茹でて冷蔵庫で1日置くのだとか。
まぁ固いと合わなそうだもんな、ナポリタンやたらこスパは。
そういえば当地台湾のスパゲティ、多くは茹でて小分けし冷蔵したものを使っている。だから柔らかいんだな。
しかし当地で固い麺類は食されないので大衆の嗜好にも合致するという利点があるな。

さて次、玉ねぎ・しめじ・ベーコンを炒める。まぁ普通に。玉ねぎが透明になりゃ良さげ。

そしてキモと言われた点、ケチャップを炒める。
初めの液状状態から、少し粘度が上がったような状態になって色もやや黒ずんだような、という感じのところで終了。
油を加えて液状に戻し、さっきの具材と茹でたスパゲティ麺を入れて混ぜて完成、と。

ナポリたん

見た目と匂いはいい感じだぞ。

食してみるってぇと充分に美味い家庭/給食風ナポリタン。OKだ。
しかしまぁ今後のために要改善点メモも。

麺茹ででは塩を入れるべし
一口目の印象は”甘い・・・”。
ただこれは一般的には、甘い即ち美味い、らしいので、自分の味覚を恨まねばならん。
しかし塩味が足りない感覚はある。でもあとから塩を加えるべき感じでもない。ということで、いつもの他のスパゲティ同様塩ゆでしたほうが良いだろう。
ただし塩の量は他スパゲティの半分程度で良いと思う。

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