『例えば、・・・』の理解

すっごく以前から気になってはいるのだが、いよいよ実際困り果ててきたのである。

中国語を使う諸氏に、『例えば、・・・』という説明・依頼をすると、”例えば”部分が全く考慮されないのだな。
“例えば”で挙げた内容は全て断定的なものとされ、説明ならその例示のみに対して否定されたり賛同されたり。依頼なら”例えば”で挙げたことのみ実施され、他は全く考慮されない。

今日の例では、

来月初旬に”製品A”を候補品として提示しなければならない可能性が高くなった。そこで、素早く対応して競合他社の脅威を避けるためにも、”製品A”について顧客から聞かれそうなことの情報をできるだけ集めておいて欲しい。
たとえば、
– サンプルを借用できるか
– 外形図面を提供してもらえるか
– QA試験済み項目を示して欲しい
など、顧客が知りたがることを想定して情報を得て欲しい。

と、台北オフィススタッフと大陸スタッフに頼んだところ、
– サンプルを借用できるか
– 外形図面を提供してもらえるか
– QA試験済み項目を示して欲しい
この3点の回答をしてきて、終了、どうだっ、としたり顔されてしまったわけだ。いつものことだけど。

台北オフィススタッフの1人は大学出たての新人だが、他2人は10年以上の経験持ちなので業務に対する慣れが足りないからということはないわな。今まで6年間、どこでも同じだったし。
で、数年前のある時期には、

来月初旬に”製品A”を候補品として提示しなければならない可能性が高くなった。そこで、”製品A”について顧客から聞かれそうなことの情報をできるだけ集めておいて欲しい。
顧客が知りたがることを想定して情報を得て欲しい。

先任達にはこういう言い方で指示以来をしてみたこともあったのだが、そうすっと「指示が漠然としていて何をすれば良いのか全く分からん。」と『その場ではなく期限後など後から』言われ、無能上長扱いだわ責任振られるわそらもう大変なことに。
取引先との打ち合わせでも、うっかり『例えば、・・・』など使おうものなら、「そんなんできっこねぇだろボケ」と否定されたり「おーそりゃええじゃないか、是非やろう今やろうすぐやろう」とか肯定されたり。
そうじゃなかろう、例なんだからできるできないなんざ吟味して居らん場合があるわ、この例を元に方策を考えましょうや、と言うておるのに。

この、『例えば、・・・』、の概念を中国語の人に正しく伝えるにはどうすりゃええんかのぅ。ここ数ヶ月ホント悩みまくりである。
悩むあまり、想定して情報を得る、という考える行為を避けるがためにワザとやっているんじゃないか、言われたことそのものだけロボ的にこなしたいのか、と妄想してしまったり。

なお、日本語・中国語以外の人に使うとどうなるのかは知らん。どうなんだろ。

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