今朝、LinuxでSCIMを使い、日本語キーボードでローマ字かな変換ではなくかな入力する場合に一部アサインが変である、という相談を戴いた。
キーボードはOADG109Aで、Windowsではキートップのシルク通り、
shift+’0′ -> no output
shift+’わ’ -> ‘を’
shift+’^’ -> ‘~’
shift+’へ’ -> ‘へ’
となる、と。
しかしLinuxでは、
shift+0 -> ‘~’
shift+わ -> ‘を’
shift+’^’ -> ‘~’
shift+’へ’ -> ‘を’
何でこうなる、というわけですな。
確かに妙だ。そのとき手元に日本語キーボードはなかったが、Wikipediaで見てみると明らかに変。出力なしか’へ’が出ないとキートップシルクに合わないぞ。
その場では推測として、OSかSCIMでキーボード認識が合っていなくて変な出力が出るんかな、と思ったんだな。
で、帰宅後に死蔵状態の日本語キーボード(OADG109A)を引っ張り出して、Ubuntu9.04上で検証してみた。
するってーとごもっとも、奇妙である。
まずCD起動(ライブCD起動)の場合、設定は日本語106キーの日本になっているのだが、上記の異常例のとおり。おかしい。
ほんでだ、dpkg-reconfigure console-setupでOADG109Aキーボードを明示してみようかと思い、HDDにインストール。
インストール後dpkg-reconfigure console-setupをやってみると、インストール時に指定したせいか元々日本語106キーのOADG109Aになっている様子だったが一応同じ内容で再設定、再起動して試してみると、
shift+0 -> ‘0’
shift+わ -> ‘わ’
shift+’^’ -> ‘~’
shift+’へ’ -> ‘を’
うー症状が変わったがキモは治らぬ。
全然違うキーボードに設定してみたりしてしばしいじり倒してみたのだが、結局日本語106キー(など)の”日本語 kana”にしないとshift+’へ’ -> ‘を’は直らない。
“日本語 kana”で使えばよいかというとそれはダメ。かなしか打てなくなる。
ちゅーわけで、解決策出ず。やー困った、自分に実害はないけどものすごーく気になるぞ。
一点不思議なのは、この問題がどこにも話題にあがっていないことだ。
Linuxでかな入力使っている方はいなかったりするんだろうか。’を’は出現頻度高いもんなぁ。謎。誰か分かりませんかのぅ・・・