納税し証明書を手に入れたその足で、パス切り替えのために”交流協会”へ。
日本との国交がなく大使館なぞないこの地でパスポート処理をするには、この交流協会経由でタイの大使館で手続きしないとならんそうだ。
どのみち当地でできないなら希望者だけ代行して、他は自ら直接他国の大使館や日本とやり取りさせてくれりゃいいじゃんか、とも思うが、なんだろな。
で、事前にその”交流協会”に電話してみた。
今のパスポートはICチップが入っているそうで、写真の寸法要求が被写体にまでおよんでいて厳しい。で、そういうキッチリ写真はどう用意するのか聞いてみた。
それを分かっている写真屋でとるべし、ということで、交流協会近くにたくさんあるのだとか。
しかしほんじゃそのICチップやアンテナが故障で使えなくなったらパス無効なのかよ、そんなに信用できんぞ、といえばそうでもないらしい。
『何かの理由により、IC旅券のICチップが破損しても、所持人の身分事項や
顔写真などは券面に表示されていますので、出入国審査等はこれまでと同じよ
うに処理することができます。』
・・・なんだそりゃ、意味ねぇんでないのか?
写真差し変えして偽造してICチップ壊せば普通に使えるってことじゃないか。
で、上記文面の乗っていたPDFファイルをもうちょい見てみると、どうもアメリカの要求に従ったという意味しかないらしい。
まーアメリカは皆良く行くようだからビザ免除継続は重要なのだろう。ワシゃ行ったことないし予定もないのでどうでも良いわけだが。
で、交流協会に行ってみる。初めての訪問である。
なんかビルの一角で薄暗いところであった。
写真屋は周囲にたくさんある、といわれたのにぜんぜん見当たらない。んで突撃して聞いてみると、結構はなれたところに1軒。”近く”でも”たくさん”でもないじゃないか。
ともあれなけりゃ話にならんし、申請は少しでも早く済ませたいのでそこまでいって写真作成。NTD400。高いのぅ。
完成には15分ほどかかるというので、すぐ近くの食堂で16:00だが昼食。マトモな時間に食っている時間がなかったのだ。
モノは魯肉飯セットNTD49。魯肉飯はまったくうまくなかったが、セットの青菜2種のうちきくらげとキャベツのものがうまかった。まぁOK。
んで久しぶりに珍珠奶茶なぞ買って写真屋に戻ると、完成しておった。受け取って再度交流協会へ。
で、手続きだが、なんかやや面倒。
まったく同じ申請書を2部手書きしなければならず、奇妙な委任状も書かないとならない。
委任状には、”台湾 – タイ(東京経由)で送る”とか、”事故があった場合には一切の責任を問わない”などとある。
まず一点、なんで東京を経由せにゃならんのだ。タイや東京で申し込めばそこだけで完結するんじゃないのか? なんで台湾でやると1箇所で完結しないんだよ。聞いてみたけど意味不明。担当のおばちゃん台湾人らしく國語説明だし。
もう一点、もしその3国間輸送で破損紛失があったら、切替料金NTD5000は溝に流すことになるのか? せめて無償再発行してくれないとやる気にならんよなぁ。
これは聞こうかと思ったんだが、こんなつまらん事でおばちゃんが『メンツつぶされた』とか思うと面倒なので「過去に破損紛失の例はあるか」としてみた。
すると「ない。安心したまえ」とのこと。安心したまえ、ってなぁ・・・。
ま、ワシゃギャンブルでもパス切り替えないと収入が得られないので、なにはともあれ申請だ。
以上、今日からパスなし。しばらく台湾から出られないぞ。非常時にはここ交流協会に連絡するとなんらか特例が検討されることもあるそうだ。でもまぁ基本的には出られない。
一応受領可能日は7/24となっている。思ったより早い。でも確実ではないそうだ。まぁ2国も経由するしさもありなん。
多分、台北にタイのハンコがあるので、輸送による紛失はないのでは?
こんなに日本人が住んでいるけど、国交ないので、ちょい面倒ですね。
おば?ん様こんばんは。
> 多分、台北にタイのハンコがあるので、輸送による紛失はないのでは?
おっとそういうことになっているとは。
となると交流協会内で完結するのに、”台湾 ? タイ(東京経由)で送る”とか無実のことを記しているのか・・・。
しかしそうであれば2-3週間という所要期間は長すぎですね。
> こんなに日本人が住んでいるけど、国交ないので、ちょい面倒ですね。
日本での酒場ネタとしては使えますが、不便ですね。
パスのみならず、公的証明書類はサクッと取り付けられる体制が欲しいところです。毎度苦心惨憺ですし。