應聘先切り替え

現在の我が居留証は、昨年苦心惨憺して手に入れた”應聘 – (友人の会社)”のもの。
しかしこれ、さまざま問題があって大枚の無駄な税金を納めねばならぬ状態にあることは周囲の経営者たちから指摘されており、知らぬはその友人(たち)のみ、という状態である。
当然今回の顧問先でも指摘され、是非應聘先を切り替えたまい、と言われた。

とはいえ今回はとにかく余裕がないわけで、ひとまず工作許可の追加で30%の税カットを考えていた。
しかし、継続中の既存業務が過大な税金のせいでどうしても他社に価格で競り負けることや強制加入である健保勞保の支払い問題などがあり、現状継続では損失が積もるのは確か。
且つわがパスは来年初頭で期限切れとなるので、半年弱の後にはいずれ手間はかかる。ならば苦しいときだがいっちょ気合で應聘先を顧問先に切り替えてしまおう、ということに決定。

しかし、いつものように大変ですよこりゃ。
まず、工作許可自体は過去2回で慣れたのでまぁOK。通常ではワシは居留条件を満たさないのだが、特許資料の提出で通るので去年の申請資料をまるっと使えばよろし。

必要書類の一つとして、現應聘先の離職証明書が必要。しかし彼は雇用の経験はないらしく、離職証明が作れないのだとか。
ならば、とこちらで全て文書を用意、印だけつけば有効となるものを準備して盲判ついてもらい、これで7/6付け離職証明書完成。

さらに必要書類、民國97年度納税証明。
納税証明ったって、以前記したとおりまだ納めていないのだから発行されようはずもない。已む無く顧問先社長に相談し、支払い前借りという無茶を頼んで納付完了。恐れ入る限り。

問題はまだある。
居留条件変更なので破棄され、工作許可発行後再度居留申請を行なうことになる。
で、工作許可審査には1ヶ月かかり、発行されるときには既にパス有効期間が6ヶ月未満となる。すると、居留申請にも6ヶ月以上の残存有効期間が必要なので審査に引っかかりかねない、との会計士の弁。
うぬぅ、パス切り替えねばならぬか・・・。
その費用はNTD5000。費用は安くはないもののまぁ”レート換算では”日本での切り替えと変わらないのであきらめなくもない。
しかしその手続きは大変なのだ。日本は国交がないので、交流協会という期間経由でタイに送らねばならぬのだと。
申請後発行までに3週間を要するのだ。もちろんその間台湾から出ることは出来ない。たとえば身内の危篤とかならひょっとすると台湾は温情で出入りさせてくれるかもしれないが、日本は無理だろうな。
しかしもはや我が居留は既に昨日から離職猶予期間、やらざるを得ないのでパス切り替えを申請することに。

ということで、明日は納税証明取得とパスポート切り替え手続き。
とかく金と時間のかかることばかりで・・・。工作許可まで収入の得ようがないので苦しさ倍増だ。
カード会社や電話会社や光熱費の請求がガンガン煽ってくるが、どうにもならんがな1ヶ月半待ち給い、ってなもんだ。

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