ワーホリですとな

以前の職場の仲間が「日本に行って勉強しつつ働きたい」とか言っているのですわ。
正直、ワシから見ると彼はまだ台湾で学ぶべきことが多くあると思うし、気楽に海外生活したがるなよ、と思うのだ。
そんなわけでなんとも失礼なことに日本在住の長い台湾人の友人につないで丸投げっぽくしてしまったわけだが、それで本当に放置しちゃそりゃ双方に対して申し訳なしというもの。

で、合間を見て日本移住のネタなど探っていたところ、こんなん発見。

我國與日本完成台日打工度假簽證制度換函手續

外交部のニュース。あまり長くないし全文転記させてもらおうか。

政府為進一?推動台日青少年交流活動,落實馬總統提出台日特別夥伴關係的政策指示,經外交部積極與日方協調後,台日打工度假簽證制度已於本(3)日上午由我國駐日本代表處與日本交流協會在東京完成換函手續,雙方同意自本(2009)年6月1日起正式實施。台日打工度假簽證制度適用對象為18?以上30?以下的國民,申請最長效期可在日本停留一年,期間可從事打工活動賺取旅遊所需資金,?年名額為台日雙方各2000人。
台日打工度假簽證制度提供我國青少年深入瞭解其他國家、地區文化或生活方式的機會,讓我國青少年可在特定期間?前往國外旅遊度假,並允許附帶從事打工活動來補貼旅遊生活費。我國已於2004年分別與澳洲、紐西蘭實施打工度假簽證制度,日本是第三個與我實施打工度假簽證制度的國家。
台日間各項交流密切頻繁,國民感情友好親切,我國政府期盼透過本項制度的實施,能促進台日雙方青少年的互動及相互理解,更進一?提升台日實質友好關係。(E)

こんな具合で。
台北駐日経済文化代表処のページで同内容の日本語も見つけたのでこっちも転記させてもらおう。

台日双方でのワーキング・ホリデー制度実施について

台日双方でのワーキング・ホリデー制度実施について

1.本代表処と日本側(財団法人交流協会)との間で、ワーキング・ホリデー制度実施のための書簡が4月3日に取り交わされ、本年6月1日より同制度が実施されることになりました。

2.同制度の実施を通じて、台日双方の青少年の交流と相互理解が促進されることが期待されます。

3.なお、本制度は、18歳以上30歳以下、1年間を限度として休暇を過ごすことを目的とする者(年間2000人)を対象としています。

(参考)
 一般に、ワーキング・ホリデー制度とは、青少年に対して他方の国・地域の文化や生活様式を理解する機会を提供するため、一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を認める制度である。わが国は2004年にオーストラリア、ニュージーランドとの間でワーキング・ホリデー制度を締結しており、日本は第3番目の同制度実施国となる。

以下、わりと思い込み&暴言。見ないこと推奨。

ふーん。まぁヤツには教えてやるかな。
ちなみにワタクシワーキングホリデーなぞ『他方の国・地域の文化や生活様式を理解する機会』にはならないと思うのでなんとも。
最長でもたった1年、そりゃ真剣に取り組まないと文化や生活様式の理解なんて出来なかろうもん。でもワーホリ滞在者でそんな真摯な者には会ったことがない。

海外生活って、勝手なイメージではあるがどの国の人がどの国に行っても、
開始 – 数ヶ月でキライになる – なじんだり割り切ってキライ脱却 – 風習風土を知ってゆく – 文化や生活様式を理解、って感じなんじゃないかな。ワシ自身と周囲の者は皆こんな感じだ。
1年って、数ヶ月でキライになる – なじんだり割り切ってキライ脱却、の間くらいで期限来ちゃうんじゃなかろうか。
現実的ではないやもしれんが、理想的には母国からのサポートを一切受けずに飛び込むくらいじゃないと短期間では難しいと思うぞ。

あ、それとだな、日本の方々がコレを利用するなら、台北市及び近隣は是非避けてみて欲しい。
台北は島内他地域と結構違うし、かなり以前から溜まっているらしいが、市内に居ついている変な日本人どもと接して同じようになられちゃこっちが困るし。

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ワーホリですとな への2件のフィードバック

  1. かいと のコメント:

    まあねえ・・・
    ワーホリは簡単に敷居の低いきっかけでしかないし、9割は贅沢病患者なのも、実感としてあります。でも、残り1割が何かをつかめればそれでいいし、そういう機会があること自体はいいと、私は思うんですよね。

    こういう話を聞くと、必死に働かなくても生きていけるという意味で、今の20?30代の人にとってはずいぶん幸せな社会だなあ、などとも思います。
    この政策自体は社会の矛盾のふきだまりみたいな、安易さというか狡さが見え隠れするような気がするんですけどね。

  2. Pote のコメント:

    かいと様こんばんは。

    > 残り1割が何かをつかめればそれでいいし、そういう機会があること自体はいいと、私は思うんですよね。

    うむごもっともでございます。何事も、少数を採用しないのはともかく、完全に無視しちゃいけないですね。
    でもまだわたしゃワーホリ無用派ではあります。そこは違う意見があってこそ健全と思いますです。その辺語り合うネタにもなるし。

    > 必死に働かなくても生きていけるという意味で、今の20?30代の人にとってはずいぶん幸せな社会だなあ、などとも思います。

    そうですね、実に羨ましい。
    そーだきっと我がワーホリ無用論の根底は多分ひがみだ!

    > この政策自体は社会の矛盾のふきだまりみたいな、安易さというか狡さが見え隠れするような気がするんですけどね。

    ちょっとまぁ現政権も色々ありますしねぇ。臭いはしますね。
    この政策はもう対象年齢外なのでダメですが、5年で無期限ARCとかのお便利ルールは我輩も小狡く拾っていこうと思っとります。

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