中山地下道 – 西門町

さてさて先日やられた財布を何とかせねばならんのですよ。
ここ数日は裸で現金を持ち歩いていたわけだが、どうもやっぱり日本人色が強いせいかこりゃいかん。なので買い出しだ。

新財布は小銭入れと札入れを分けようと思っているわけですよ。
台湾も100元以下は小銭が主流なので、小銭が多くなるときがあってブクブクになることがある。その際に狙われるのはもうイヤなので、小銭入れをわけてそこにNTD500未満くらい入れておいて、それ以上の現金とカード類は札入れに入れてバッグや別ポケットに持っておこうというまぁ消極的な作戦だ。

でもって今日の帰りに買い物行。雨も降ったので雙連站から台北車站に向かって地下道を当たってみるの巻。そういえばこの中山地下道、台湾に関わって5年強で1度しか歩いたことないな。これで2度め。

一応目当てのやっすい札入れはあるんだが、小銭入れがない。
しかもその札入れ、ワシの嫌いなバリバリテープ状タイプ。使うときにベリベリバリバリするのはイヤなんだわ。
というわけでずんずん進んで探して行くと、結局台北車站まで歩ききってしまうのであった。無念。

腹も減ったのでここいらで何かちょいと夕食になるもんでもないかと思って気にしてあるいていると、怪しげなラーメン屋を発見。
この貧乏人がラーメンなどという高級なものを食うなぞ笑止なのだが、1杯NTD99だったのでネタも兼ねて入ってみることに。
ターゲット店はこんなん。

何でこの字でふくろうなんだろうか。
まぁともかく看板メニューと思しきとんこつラーメンを頼んでみる。

具が少なく見えるが、これは当地でありがちな口の広い丼のせいでそう見えるのである。
とはいえ全体に量は控えめだがな。

問題の味については、

麺 :
真っ白。細めの牛肉麺って感じだ。かんすいは当地では「健康に悪い」とからしく、健康オタク勢ぞろいの台湾では使われない。せめて卵くらい入れようや、そこいらで手に入るんだからさ、とは思う。
でもラーメンと思わなければ結構美味い。

スープ :
見た目のとおり、薄めのとんこつスープだ。
ならばまずかろうと思いきや、結構いける。でも決してラーメンのスープではない。断じて。

具 :
チャーシュー美味い。煮卵美味い。キクラゲ美味い。メンマ美味い。
しかし海苔はダメ。焼こうや。
ネギは(当たり前だが)普通。

こんな。
ならば相対的にはイケるのかといえば決してそんなことはない。ぶっちゃけダメ。
まーなんだ、ラーメンだと思うからダメなんだよな。何といおうか、『肉骨麺』と思って喰えばそれなりに美味いんだが・・・。
なお、個人的にラーメンの最低基準である「食べたら汗が出る」は合格。且つ量の割には腹にもたまってよろしい。でも・・・、2度目はないなぁ。

なお場所はここ。

非推奨なので詳細は記さない。
とくに、日本のラーメンが好きな方には行っちゃいけない店として紹介したいところだ。

さてひとまず腹も満たされたところで、一気に西門站へ移動。
なんかこういう小物の袋っちゅうと西門町のイメージがありまして。

で、西門町を歩いてみるもののあまり良きものがないのであった。
なんか子供向け風の変なのかNTD1000超の高いものしかない感じ。
結局一渡り回って買ったものはこちら。

札入れ高かった・・・。
カードポケットは12個あるので良いんだけど。まぁ長く使って元を取るべしだな。