OSを替えてみる – 実施

以前触れたとおり、ちょいとLinux側を入れ替えちゃろうなんて思っているわけで。
ちゅーこって前エントリの続きからなわけだ。

苦心しつつ入手したeeeKununtuをCDに焼き付けて、まずはCDから起動。
しかしコレ、字がデカいな。ノートPCでは読める範囲でできるだけせせこましい方が良い、と思っておるものでこりゃいかん。が、これは設定で変えられそうだからまあ放置。
ハードウェア認識なんかはOKっぽい。タイムゾーンがJST決め打ちの問題もない。マイクは確認してないけど。
なんでマイクを確認しなかったかといえば、メニューが使いづらくってなぁ。
テキストエディタ開くのも苦労して探し、ディスク容量確認に至っては探しても見つからないという状態で。

それでも一旦インストールしてみた。
んでもやっぱり使いづらいしデカ文字が残るのでパス。まぁ好みの問題なんであって、機能的には問題ないので合う方も居られよう。

さてこの時点でXandrosに差し戻し以上お試し終了、とするかといえばさにあらず。
以前コケたeeeMint、6.0(20090225)と新しくなっていたのでコレを試してみるべ、ってことで。
入手先は前エントリ追記のとおり普通に手に入れられるところを見つけたので問題無し。
CD起動してみると、これもUbuntu 8.10ベースになっているらしい。
ともあれインストールしてみる。

が、基本的に嫌なところは変わっていなかったぞ。

無線LAN接続ができない

困りますなこれは。
しかしライブCDの部屋の注意書きを見てWifiデバイスのON/OFFを2回やったらつながった。解決。
キーリングパスワードは前回の経験を元に空欄でEnter。すると無事いちいち起動時にキーリングパスワードを聞かれたりすることはなかった。

マイクが効かない

“設定” – “サウンド”で、”音声会議”の”キャプチャ”をHDA Intel ALC269 Analog(ALSA)”にしたら使えるようになった。悩んだが解決。

タイムゾーンがJST以外にできない

またこれだ。どういじってもJST決め打ちで時間が1時間先。

どうしたってJST

このPCのOSがeeeMintだけなら、気分悪いが強行手段でシステムクロックを1時間戻して自動時間調整させない、という手もなくはないが、オシゴトではよくWindows側を使うわけで、その手はとれない。
ちゅーか明らかにこのeeeMintの扱いが変なんだから何とかしたいがな。
ちなみに /etc/default/rcS の内容は、
UTC=no
になっている。
また知らぬ間に小人さんが直してくれないかと思って昨夜から今まで放置しているんでが、今もって小人さんは現れた様子がない。

ここだけ解決されればひとまず使ってもいいかと思うんだがなぁ。

ちなみに『ひとまず』止まりの理由は、電池の持ちが非常に悪い、という大きな欠点のためだ。
システム・モニタで見ていると、どういうわけかCPU1,2とも常時50%くらいで動いている。これが効いているんじゃないかと。ちなみに動作モード設定は”Normal”。”Powersave”にしても変わらない。動いてないんじゃなかろうか。イタイねこりゃ。

しかしそれはおいておくとしてもタイムゾーンがJST決め打ちなのは勘弁いただきたいっす。Eee PCを海外に持っていって使う人がいないってことなんだろうか・・・。業務用PCがコレなワシは相当な異常者?

そういえばもう一つ。
業務でも使っているのでバックアップは必須、しかし光学ドライブとディスクを持ち歩くなんてのは冗談じゃない。それにコマンドラインでパチパチやるのもどうかと。・・・ってことでTrue Imageを引退していた256MB USBフラッシュメモリに入れて持ち歩きつつ使っていたのだが、今までどおりには使えなくなった。
True Imageにはディスクにエラーがあるように見えるそうで、セクタごとバックアップしかできない。
まぁそれでも使えるのでいいんだけど、書き戻し(復元)に少々時間がかかるようになった。とはいえ2′弱が3分強になった程度なので構わんけど。

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OSを替えてみる – 実施 への9件のフィードバック

  1. cbon のコメント:

    /etc/profileをroot権限で開いて、最後から二行目にある
    [ “$LANG” = “ja_JP.UTF-8″ ] && export TZ=”Asia/Tokyo”

    #[ “$LANG” = “ja_JP.UTF-8″ ] && export TZ=”Asia/Tokyo”
    に変更して再起動すれば自由にタイムゾーンが変えられます。

    >ちなみに『ひとまず』止まりの理由は、電池の持ちが非常に悪い、という大きな欠点のためだ。
    >システム・モニタで見ていると、どういうわけかCPU1,2とも常時50%くらいで動いている。これが効いているんじゃないかと。ちなみに動作モード設定は”Normal”。”Powersave”にしても変わらない。動いてないんじゃなかろうか。イタイねこりゃ。

    そんなに持ちが悪いとは思わないのだけれど、ファンが常時動いているのかな?
    eee-controlアプレットの設定でsmart fan controlにチェックを入れてみて変わりますか?
    atomではクロックは800MHZ(50%)以下にはなりません。
    周波数アプレットではpowerssaveにしても800MHZ以下にはならないのですが、eee-controlアプレットのperformanceモードをpowersaveにすると800MHZ以下のアンダークロックが可能になります。
    ただしアプレットの周波数表示ではそれを表示できないのでわからないです。
    周波数アプレットはspeed stepという機構でCPUクロックを動的に変化させていますが、eee-controlアプレットはFSBを直接いじって真のオーバークロックやアンダークロックを実現しています。
    これはSHE(Super Hybrid Engine)と同等の機能なんですがどうなんでしょうか?
    (うちではバッテリーの持ちがよくなったと思うんですが・・・)

  2. cbon のコメント:

    ちょっと勘違いしましたが、50%といったのはCPUクロック数のことでした。
    CPU使用率が常時50%というのはなにか裏で動作しています。インストールして最初に起動するとき定時処理(CRON)がまとまって動くことがあります。再起動すればたいていなおります。なにも操作してなければ10%~20%程度になります。
    (update checkerが動いていることもあります)
    アプレットとしてパネルに表示させておくと一目瞭然です。
    (周波数アプレットも)

  3. Pote のコメント:

    cbonさま、はじめまして。

    > 変更して再起動すれば自由にタイムゾーンが変えられます。

    ありがとうございます。しっかり現地時間を示すようになりました。
    これでまずは利用できます。
    残る課題が2つありますが、これはひとまず据え置きます。

    > eee-controlアプレットの設定でsmart fan controlにチェックを入れてみて変わりますか?

    これはチェックの有無でほとんど変わりません。
    初期状態のチェックありの方がやや持ちは良いようですが、それでも3時間ほどしか持たない状態です。

    > なにも操作してなければ10%~20%程度になります。

    たまに10%-20%程度になっていますが、基本的に高負荷状態にあるようです。
    システム・モニタで負荷を見ていますが、gnome-system-monitor自身が20%強の負荷を持っている以外はほとんど負荷がなく、理由が分かっておりません。

    以前もそう決着したのですが、Ubuntuの方が安定して使えるものの、Xandrosのほうが私のユースケースではトータルで上回る、という状況です。
    結局最も問題がないのがWindowsでして、寂しい限りです。

  4. cbon のコメント:

    システムモニターのアプレットがあるのでそれでCPU使用率
    をみてください。(これ自身はほとんどCPUを使用しない)
    常時50%をわらないのならCPUを占有しているアプリが必ずあるはずです。
    topコマンドで確認できます。
    常時50%ということはCPUの電圧は上がり、FANが回り、
    電力を多く消費し、バッテリー持ちが悪いのは当たり前です。

    モナーフォントは/usr/share/fonts/truetype/ipaだったかな?
    にあるファイルを削除し、/etc/fonts/local.confの記述を消せばいいです。

  5. Pote のコメント:

    cbonさまこんにちは。

    > システムモニターのアプレットがあるのでそれでCPU使用率
    をみてください。(これ自身はほとんどCPUを使用しない)

    Firefoxを上げたままにしておくと、npviewer.binなるものが常時20%以上食いつぶしており、これが原因だろうと掴めました。
    が、それ以上の進展はなしで、『極力Firefoxを修了させておく』か『pkill npviewer.binで切り落として一部コンテンツは諦める』のどちらか、という状況です。
    5時間保つAsusXandrosやWindowsはどうやっているのか気になるところです。

    > モナーフォントは/usr/share/fonts/truetype/ipaだったかな?
    にあるファイルを削除し、/etc/fonts/local.confの記述を消せばいいです。

    無事排除できました。
    local.confの記述を消す部分は悩みましたが、記述のあるフォントはすべて使いたくないフォントだったので、試しにlocal.confをlocal.conf.bakとしてみたところこれまで不都合なく動いているので、これでも良しか、としました。

    HSDPAモデムもメーカの指示で使えるようになり、これで問題とした点はすべてクリアです。しばらくこの状態で使ってみようと思います。
    起動が遅いことは気になりますが、こればかりはなんとも、ということで。次期Ubuntuは起動が高速になるという話も見つけたので、それに期待して再度Ubuntuに慣れておこうか、という皮算用もあったりいたします。

  6. cbon のコメント:

    >Firefoxを上げたままにしておくと、npviewer.binなるものが常時20%以上食いつぶしており、これが原因だろうと掴めました。

    どうやらfirefoxのflash pluginに関係するもののようです。
    flashを使っているページを表示していると使用率が跳ね上がります。
    (flashを再生していなくてもコンテンツにflashがあるページを表示しているだけで高使用率になります)
    flashのないページではtopコマンドに表示さえされません。
    (まったく動作していない)
    popeさんのホームページでは常に高率ですがなにかあるのですか?

  7. Pote のコメント:

    cbonさまこんにちは。

    > どうやらfirefoxのflash pluginに関係するもののようです。

    そのようですね。
    とはいえ私の利用状況ではFlashコンテンツは多いので、諦めざるを得ないか、と思っております。

    > popeさんのホームページでは常に高率ですがなにかあるのですか?

    左エリア(記事個別ページでは下)にくっついている”ペットのペット”がFlashコンテンツなのです。
    実はこれは解析を兼ねているので削除も忍びないところで。
    Google Analyticsに任せきって削除してもいいかな、とも思うのですが、自分のページだけ対策しても仕方ないし、というところです。

  8. cbon のコメント:

    >5時間保つAsusXandrosやWindowsはどうやっているのか気になるところです。

    コンテンツにflashがあるとnpviwer.binが動作するのは、eeeMintの場合だけです。
    eeeubuntuではnoviwer.binがシステムに存在しません。
    eeeubuntuではflashコンテンツがあるとfirefox自体のCPU使用率が上がりますが、それでも16%程度で収まります。

    eee-controlでpowersaveモードにするとバッテリー駆動時間の伸びが期待できます。
    (モードを切り替えてもCPU使用率は変わりません)

  9. Pote のコメント:

    cbon様こんばんは。

    > コンテンツにflashがあるとnpviwer.binが動作するのは、eeeMintの場合だけです。

    eeeUbuntuのほうがいくらか長持ちしそうですね。
    とはいえ縦600しかないこの機でeeeUbuntuはちょっと・・・といいつつ昨年数ヶ月使っていたのですが。

    > コンテンツにflashがあるとnpviwer.binが動作するのは、eeeMintの場合だけです。

    電池駆動時はpowersaveになるようにし、現在試用中です。
    今までのいじくりの甲斐あって、Wifi使用でも3.5時間くらいはもちそうです。まずはこれでOKです。

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