東莞出張初日

今日から暫し大陸出張である。
さほど乗り気でもないとはいえ、しっかりやってきましょう。

朝8時に起き出して、まずは犬の敷布洗濯。
洗濯機任せなので同時に出張荷物を用意し、洗った敷布を干して9:00ちょい前に家を出る。フライトは12:40発なので間に合うでしょ。

まずはMRTで台北車站に出て、國光客運で空港へ。
が、このバス出発までに30分ほど待たされる。なんだよもー15分-20分で1本出る、とか書かれていたのになぁ。
「空席はいくつだー」とか言いながら運転手だか手配人だかが入ってきたので、どうやらある程度満席になるまで出発しないらしい。
この時点で10:00前なんだがまぁ間に合うだろ、と思っておったが、三重で1回止まって高速に乗るとコレがもう大渋滞。駐車場状態とは言わないが低速道路である。
ほぼ全行程渋滞で、空港に着いたときには出発40分前ですわ。ギリギリ。
すぐにボーディングパスを入手するが、満席で中間席しかないと。うぬれちくそー。
イミグレも大混雑だったがボーディングパスは取れているので無事搭乗。でも人民元を手配する暇はなかった。まー現地でだな。

ボーディングパス

ゲート部分に赤丸印刷がついた。今までは手書きペン入れだった部分。
手書きっぽく印刷されているわけだが。あまり意義を感じない。

あとは普通に飛んで香港へ。なお機内食はチキンカレー。選択無し。

香港ではまずイミグレですな。

香港入国

うひゃー、台湾出国よりもすごいラッシュ。
延々ならんで通過し、まずは7年ぶりの香港を眺めてみる。

的士

そうだそうだ香港では『的士』だったな。カラーリングも懐かしき哉。
たまに日本輸入の自動ドアタクシーとかあったっけな。

ビル内に戻り、大阪からの同行者(ワシにとっては顧客)と合流。
ワシより1時間近くあとに着く予定だった顧客担当者(ワシにとっては顧客の顧客)が予定よりかなり早く着き、合流が既に済んでいるとのことでそのまますぐにバスで投宿先の樟木頭へ向かう。

もちろん途中では香港出国と中国入国があり、そのたび降ろされる。
香港出国と中国入国は同じ場所で続けて行なってくれてもいいと思うんだがなぁ。メンドー。

中国入国後の移動は樟木頭行きの人数が3人(つまりワシらのみ)だったせいか、バス会社のリモに乗り換えてホテル直行。

樟木頭入ってすぐ

樟木頭はバックパッカーしたときにちょっと滞在したんだが、あんまり変わっていない様子。道路はやや小奇麗になった感じ。

で、少し行って市街地。

食い物屋であることはわかる

うーむやっぱり大陸の字は読めん。

さて投宿先だが、バックパッカー時代に2日目でまだ金持ちだった頃でも天文学的宿泊料に思えた高級ホテルであった。なんと1泊350元ですと。すげぇな。前職・前々職と、常平とかの出張でも1泊250がせいぜいだったんだが。

もちろん室内もすごいぞ。

キレイ

広いしきれいだし。
広いのは250元でも良くあるが、これほどキレイなのはさすがにない。

浴室

なんとまあ。
左奥にはサウナがある。クローゼットにはバスローブもある。スリッパは厚めのタオル地。

ここでPC引っ張り出して気づいた。ACアダプタ忘れてきたがね。
むぅ、非常に無念だがここで買わねば。
ということでベルに電気屋のありかを聞き行ってみたが、売っていない。更に探して他の電気屋に行ってみるとやはりなかったが、さほど遠くないPC屋を紹介してくれたのでそこに行ってみる。が、やはりない。
店のおっちゃん、明日手配できたら連絡くれるそうなので一応期待はせずに待ってみることに。
くー、今日はひとまずバッテリ駆動か。明日は何とか手に入れたいな。

続いて同行お二方とともに夕食。高級そうなレストランで一人60元。おぅ高額ぅ。
帰りにビデオ屋に寄ってちょっとまさぐってみた。

ゲット

全部DVD。海角七号は実はとちった。Blu-rayかと思ったらDVDであった。ぬーむ。
パッケージラベル含めコピー品である。値段はどれも5元。

このとおり、ネットワークは時折切れるしクソ遅いが何とか使える。
が、問題は電源。
もはやバッテリ残量24%なので、明日ACアダプタが入手できなかった場合にはPCが使えず投稿できない、という事態になる。何とか入手したいのぅ。
というわけで節電のため、今日は以上。
(闇)両替もなくて両替も出来ていないので金ないし、風呂入って寝るべし。

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東莞出張初日 への6件のフィードバック

  1. かいと のコメント:

    おお!中国!!
    簡体字をみるとあの埃臭い空気を思い出しますw
    でもだいぶオサレなところも増えてきたんだろうなあ・・・・

    鳥インフルエンザとかも流行っております。不況のあおりで街も荒れていると聞いております。高級ホテルとはいえ油断は禁物!!変な喧嘩とか買ったりしないよう、御用心を。

  2. Pote のコメント:

    かいと様こんばんは。
    どうにかPC復活でございます。

    > 簡体字をみるとあの埃臭い空気を思い出しますw

    まともに中文を習っておらず慣れているのみのワタクシでは、読めないし聞き取れませぬ。
    さっきも夕飯を食べに出ましたが、読めないから指差し注文だし、ここで食べるか持ち帰りか、も初めは何を言っているのかわからず困ったもんでした。

    > でもだいぶオサレなところも増えてきたんだろうなあ・・・・

    8年前と比べるとかなり増えましたわ。
    でも常にクラクションを使いつつゴリゴリ突っ込む交通状況やゴミだらけの路上は変わっていませんねぇ。
    盲流乞食は数は減ったけどしつこさはグレードアップ。
    公安の制服の色が他国の警察の服と同じ濃紺になっていたのにオドロキでした。

    > 鳥インフルエンザとかも流行っております。不況のあおりで街も荒れていると聞いております。高級ホテルとはいえ油断は禁物!!変な喧嘩とか買ったりしないよう、御用心を。

    鳥Fluはわかりませんが、朝、方々の工場の前にたくさん人が押しかけているのもオドロキでした。求職なのだそうで。
    ホテルはえらく高級な感じで、夜にポン引きの訪問や電話がなく過ごせるので快適であります。
    喧嘩は出くわしてないなぁ。故、絡まれてもおりません。出張だし、もちろんないに越したことはないのですが。

  3. 町工場のおじさん のコメント:

    はじめまして。

    小生は広東省東部のスワトウのスワに尾っぽの尾で、スワ尾というところまで行くのでブログの記事を参考にさせてもらいます。
    香港は20年前に行きましたが、大陸は初めてです。香港は英語がたいてい通じるのでよかったですが、大陸ではどうなのでしょう?
    だめそうなら少しは北京官話を勉強してから行こうと思ってます。

  4. Pote のコメント:

    町工場のおじさん様、はじめまして。

    > 香港は英語がたいてい通じるのでよかったですが、大陸ではどうなのでしょう?

    私は変なところばかり行くので業務で行かれるのでしたら参考にならぬやも知れませんが、街中では英語はあまり通じません。ホテルなどでもあまり期待できません。
    しかし業務出張などで一般的に使われるホテルは問題なく英語OKなので、言葉に関してはあまり問題は起こらないかと思います。
    かなり以前ですが私が大陸巡りをした際は、英語も不自由で中華圏の言葉などまったく知らぬ状態で突撃し、辛うじてながら戻ってきておりますので、もし私用で行かれるのでしたら体当たり行もお勧めしたいところではあります。現場では散々に泣きましたが、帰って数ヶ月もするといいネタになっております。
    印象としては、文化風習の違いによる問題のほうがずっと大きくて、言葉の問題はあまり気にならない、という感触です。

  5. 町工場のおじさん のコメント:

    広東省東部の汕尾では英語はほとんど通じませんでした。 泊まったホテルでもだめなので招聘元の通訳氏に頼りきってました。 あとは成田で買った旅行者用のポケット会話帳をもとに紙に中国語作文を書きまくってきました。 
    帰国途中で泊まった広州のノボテルというホテルは予約は電話を使って英語でできました。ただし高かった。
     3/15-3/25の間、暇なときは中国語を紙に書いては、中国人に読んでもらい発音を覚えて帰ってきました。 人々は皆親切で反日なんかどこにあるんだろうという感じでした。 TVでは「我的団長、我的団」とか「中国兄弟連」とか国民党や共産党、中には美国軍の軍事顧問まで出てきて日本軍と戦うテレビ番組を延々とやってましたがこんな番組人気有るのかなぁ?

  6. Pote のコメント:

    町工場のおじさん様こんばんは。

    > 広州のノボテルというホテルは予約は電話を使って英語でできました。

    Novotelは(私にとっては、ですが)超高級なので英語対応は問題なさそうですね。

    『出張天国赴任地獄』といわれるところなので、実状と印象は違うであろうと思います。旅行より一歩踏み込んだくらいで様々なサポートを受けられる赴任ですら地獄なわけで、実生活では相当な苦心苦労を伴います。

    経済的理由などではなく子を学校に通わせたくないという事実、そのせいもあってか他国のものでは想像もつかない大きな教育レベルの差があり、言葉がある程度通じる台湾人でも中国工場を扱えないケースが多くあります。
    日本・台湾メーカからの依頼で工場監査・改善をする際に概ね引っかかっている点がここにあります。
    私としてはむしろ言葉が通じてしまうことが誤解を生むとも思いますが。

    出張で行かれたということで、おそらく業務で関わられるのだと思いますが、見る中国と真の中国は全く違う、ということをお知り置かれると良いかと思います。

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