うぶんちゅ

昨日挙げたとおり、今日はBandRich(HSDPAモデム C120のメーカー)へ行ってファームフラッシュ。
担当Henry殿との最後のやりとりにおいて当該PCを持ってきてほしいと言われているので、動作が確認できるまで付き合ってくれるのでありましょう。うむ頼もしいではないか。どのみちこのPCはいつも持ち歩いているし、常に持ち歩くがためにこれを選んだのでしてそりゃ持っていきますとも。

場所は新店。MRT新店線七張站の近く。まーでも愛車GD150スクーターで行くわけだが。

今日は事務用品の買い物などもあったのでオフィスには行かず朝から市内をうろうろし、昼食後にBandRichへ。
ビルは普通のオフィスビル。そこの7F,8FがBnadRich。
担当のHenry殿は7Fにいらっしゃるそうなので、7Fに。ヒマそうだった受付小姐に会議室に案内される。
小綺麗でいい感じの内装である。Webページから受ける印象に近いですな。

Henry殿はすぐに現れた。まぁなんつーか、普通の兄ちゃん。英語しかできないということもなく普通に國語会話できる。なぜか英語も混ざるんだが。

さて本題のUbuntu 8.04でのC120利用だが、ファームアップも必要ではあったがそれだけではダメ。彼らが検討したところによるとUbuntu 8.04のPPP接続設定機能は不安定で使えないことが多いとか。我がeeeUbuntu+Array kernelではまったくダメで、彼の推奨はKPPPを使うことだそうな。

KPPPはSynapticでも使えば簡単に入るのだが、この時点ではネットワーク接続がないのでダメ。
そこで、この場では”wvdial”なるコマンドラインアプリを使って接続ができることを確認して、後はネット接続できるところで自分で恒久的なセットアップをすることに。

ということで完了。まとめて書いちまえば簡単だが、動作確認とれるまでに1時間近くかかってしまったのであった。
おまけにここで我が商売の話などして軽く売り込んでみたりしたので結局1時間以上居座ってしまって、以上でようやくオフィスに出勤。16:00出勤だ。行く意味あるのかってな時間だが、行って話をすべきネタもあるので行かねばならんのだ。

さらに帰宅後、もうちょいとUbuntuいじり。
まずKPPPを入れて、C120が使えることを確認。OK。ただ、OKではあるものの起動時にモデムを差しておくと接続できず、起動後に差しても最初に認識されるエミュレートCD-ROMをイジェクトしないとダメ。Xandrosよりいささかメンドーだな。
続いて無線LAN設定。
無線LANはホレ、キーリングをパスワードで解除するのがメンドーなのだ。自動ログインを切ればいいんだが、そうすっと最初のログイン時にユーザー名とパスワードが必要なので結局メンドー。
ネット上の情報をあたり、WiFi Radarを使ってみたが、どうしてもつながらないので却下。
続いてwicdを試す。が、これも有線LANが使えなくなるという問題があって却下。
さらに漁って発見した、キーリングのパスワード入力を省く方法、というのを試してみたが、これはまったく動作しない。しかもよくよく寄せられたコメントまで見てみると、パスワードが自動で入るというだけでキーリング解除の確認ウィンドウは残るらしい。
うーむ、うまくいかんもんだなUbuntu。
セキュリティとか考えれば斯くあるべしとは思うんだが、その辺は選べるようにしてほしいなぁ。ワシのように盗まれるような情報を持たずに個人運用している者も多いと思うんだけど。まーワシが奇特なんだろうな。携帯電話なんざいじり回されて見られたって何も気にならん変人だし。

で、結局諦めた。もういいや、キーリングパスワードは毎起動時に打ってやることにした。

ほかは問題もない。ということで常用可としてSSDイメージバックアップ。しばらく使ってみるべし。

こんな状態で使っております。

でもまったく不満がないということでもなくて、今のところ感じていることは、

– フォント追加ってどうやるんだ?
システムフォントごとゴソッとMeiryoKeに入れ替えたいんだが、どうやれば入るのか調べても分からん。
どうもLinuxの弄り方説明ってわっかんねーんだよな。知ってる人相手に書かれている感じで。
頑張って入れてみたが、アプリ毎のフォント選択にも出てこない。

– タイムゾーンに少々難あり
直ったと思ったタイムゾーン、まだ少々難ありだった。
場所とタイムゾーンを台北に設定し、再起動かシャットダウン(だと思う)するとタイムゾーンがメルボルンになってしまう。
まー時間はあってるからいいか、とおもったが、何と場所は台北のままなのに天気表示は台北じゃなく、多分メルボルンのものになってしまっている。ダメぢゃん。騙された。雨表示が出ているので外見てみたら晴れてるし。
もちろん場所を松山や中正紀念堂にしても同じ。
あ、そういえば誤字があるやね。『蒋介石(中正記念堂)』になってる。『蒋介石(中正念堂)』だぞ。

– 電気食いすぎ・・・?
気のせいかも知れんのだけど、Xandrosより電池の持ちが悪いような気がする。
どうなんだろう。自信はない。

電池の持ちは許してもいいし、天候は表示させないという逃げ手がある。しかしフォントは何とかしたいな。できないはずはないし。

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うぶんちゅ への5件のフィードバック

  1. walker のコメント:

    フォントを使うには、適当なフォルダを作ってそこへファイルをコピーしてキャッシングすればいいです。
    sudo mkdir /usr/share/fonts/meiryo
    sudo cp [MeiryoKeフォントファイル名] /usr/share/fonts/meiryo
    sudo fc-cache -f -v /usr/share/fonts/meiryo/

    /etc/fonts/local.confを修正すればデフォルトで使うフォントを変えることができます。
    現在メニューなどに使われているフォントは、”M+1VM+IPAG circle”です。
    これをmeiryoのフォントに変えるといいです。

    うちでは天気はだいたい合っていますよ。
    (再起動しても問題ありません。タイムゾーンが変わることもありません)

    電気の消費については、起動時からカメラがONになっていますが、使用するときだけONにしたらいくらか変わるかもしれませ。
    /etc/rc.localの15行目あたりにある
    echo 1 > /proc/acpi/asus/camera

    #echo 1 > /proc/acpi/asus/camera
    に修正します。

  2. penetall のコメント:

    メルボルン,,,
    一昨日の晩Eee900をAdvanced modeで立ち上げたところ,Fuzzy表示の時計の右に,TOKYO の文字が。更に時刻も1時間進んでいました。
    タイムゾーンをTaipeiに併せて再起動したら,なんと今度はMelborneに。
    おいおいと思いまたTaipeiに修正し再起動したら直りました。
    (※タイムゾーン修正後の表示が変わらなかったので再起動した)

    何があったのかは,ナゾ

  3. walker のコメント:

    無線LAN接続のときのキーリングのパスワード入力をスキップする仕方がわかりましたのでご報告します。
    HDDにインストール初めて無線LANに接続したとき、無線LANの設定が終わり接続が完了したところで、キーリングのパスワードを設定するウィンドウが開きますが、ここでパスワードを設定してしまうと、次回から接続のたびにパスワードの入力を求められてしまいます。実はこの設定のときなにもパスワードを入力しない(ブランク)でOKを押すとパスワードなし(ブランク)で設定できるのです。こうすると接続のたびにパスワード入力を求められることはもうありません。問題はもう一度キーリングのパスワード設定ウィンドウを出すことです。
    それにはこうします。
    cd
    rm .gnome2/keyrings/*
    システムを再起動して、デスクトップの表示されたら、ネットワークマネージャーをクリックして該当のAPを選ぶと、無線LANの設定ウィンドウが開きます。そこで無線LANのパスワードなどを設定すると、その後例のキーリングのパスワード設定ウィンドウが現れます。パスワードブランクで設定すれば以後はキーリングパスワード入力を求められることはもうありません。

  4. Pote のコメント:

    walkerさまこんにちは。

    > フォントを使うには、適当なフォルダを作ってそこへファイルをコピーしてキャッシングすればいいです。

    ありがとうございます。その“キャッシング”をやっていなかったことが一因でした。
    他もう一つ、ファイルコピー後のアクセス権が引っかかっておりました。rootでしか見られないようになっていました。
    これはコマンドを調べるのも面倒になって、sudo nautilusでGUIで直してしまったところ無事通りました。
    現在、目的のフル『明瞭ke』になっております。

    > HDDにインストール初めて無線LANに接続したとき、無線LANの設定が終わり接続が完了したところで、キーリングのパスワードを設定するウィンドウが開きますが

    この時点で、私のUbuntu様はキーリングパスワード設定ウィンドウではなくキーリング解除要求ウィンドウが出てしまうのでございます。
    そんなパスワードは設定していないので何だか分からないということでログインパスワードを入れたら通ったので、ログインパスワードと同じものが強制的に設定されているのだと思っていました。

    > 問題はもう一度キーリングのパスワード設定ウィンドウを出すことです。

    以前メニューを漁っていたときにキーリングパスワード変更らしきものがあったな、と思い出し、
    システム – 設定 – 暗号化とキーリング で、”パスワードのキーリング”枠内の”login ログインしたら自動的にロックを解除する”を選んで枠外すぐ下の”パスワード解除の変更”をクリック、ここでパスワードをブランクに変更してみたところ、LANケーブルを抜いたらダイアログなしで無線LANに接続してくれました。まだ再起動はしていませんが、おそらくこれで目的達成だと思います。暗号化されないだのなんだの言われましたが、勿論それは問題としないのでOKです。
    有難うございました。

    カメラは901左上のホットキーでON/OFFを切り替えられるようにしてあるので、どうにもきついようならこれで切り落としても良いかな、と思っております。
    Xandrosでも同じ状態なので、Ubuntuに変えたせいでバッテリ消耗が早いと感じることにやや疑問を持っておりました。
    Eee901のなかの電気バカ食いデバイスといえば無線LANモジュールなので、これの制御の違いなのかな、などと何となく思っております。

  5. Pote のコメント:

    penetall様こんにちは。

    > Fuzzy表示の時計の右に,TOKYO の文字が。更に時刻も1時間進んでいました。

    ウチではいつも再起動の度にメルボルンを主張してきます。
    メルボルンだという割には表示時刻はGMT+8なんですけどねー。
    何だか面倒そうなので、意図して見ない限り表示されることはないってことで放置してしまおうかと思っております。
    位置・天候についてはまた寝ている間に小人さんが直してくれたようで、目下正常です。まぁ小人さんは原因を教えてくれないのであまり役に立たないので、再発したら検討するか、と思っております。

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