台南観光

さて続いて大作行きますよ。2日目台南観光。
やっぱり写真過多なので要注意だ。


前夜の痛手もあって、しっかりがっちり10:00まで寝てました。
平日だし、あんまり早く動き出しても朝食屋くらいしかやってないだろうし、いいのだ。
調子の悪いPCをいじくったりして、11:30に宿を出る。

さてまずは昨夜保留にした赤崁樓。さすがに観光客が結構入ってます。
でも結局パスにしてしまいました。で、すぐ向かいの武廟を見ることに決定。無料だし。
しかしまずは朝食兼昼食。昨日も気付いてはいたのだが入らなかった鴨肉[火庚]の店へ。割とメジャー店だそうだぞ。赤崁樓前で武廟の向かい。

東巧鴨肉[火庚]
鴨肉[火庚]

値段忘れた。NTD30くらいだったかな。
やっぱりとろみのあるスープで、メインの鴨肉のほか生姜と大根が入ってます。
これ、うまかったぞ。鴨肉もうまいんだが、何よりこの一緒に入っている大根が良かった。もっとたくさん入れてほしかったな。

ひとまず腹が落ち着いたところで武廟参拝。

一級古跡 武廟

名前が武廟だから関帝だけだったりするのかと思いきやさにあらず、文昌とかいろいろまつられてました。外見より中は広かった。

さてここで、やっぱりスープだけじゃ足りないわけですよ。朝食兼昼食だし。
というわけで他のB級食べ物を漁りに赤崁樓を左へ。少し行くといろいろ店があるのだ。
この中ではやっぱり魯肉飯に惹かれてしまうのだが、『棺材板』という怪しい名前の品物を発見したのでこれをいってみることに。
おばちゃんに『棺材板』を頼み、着席。

猫たち

猫2匹。人のそばに行儀よく座って何かもらえないかと期待している様子。
待つことしばし、来ました『棺材板』。

棺材板 NTD40

揚げてくりぬいた厚切りパンにゆるめのシーフードシチューが流し込んであると思いねぇ。
味は、いささか残念。
いやうまいよ、うまいんだけど見た目通りだし変わり映えもしない。知ってりゃわざわざ食べなくても・・・ってな感じでした。なお、かなり油っこいので油嫌いは要注意だ。

さて観光に戻る。どうも見どころが周氏蝦捲方面に偏っているようなのでまずはそっちへ。
・・・と思ったんだが、頼みのGPSPDAが電池切れ。うぬおのれ、PC不調の影響で充電できなかったんだよなぁ。ちなみに電話も電池危うし。
まぁどうとでもなるべぇ、ということで方角だけ西に向かって歩く。狙いのバス(14)が止まるバス停が見つからず、どんどん歩く。
しかし今日はまた暑い! 結局大汗かくしぼーっとしてくるしなので、断念して日本人おっさんらしくタクシーを使ってしまうのであった。

NTD85

台南のタクシーは初乗りNTD85。

まずは億載金城へ。タクシーの運ちゃん、ターゲット発見と悟ったらしくトーク開始だ。

おっちゃん : 「あそこはタクシーもいないし、行ったら戻ってこられないよ。待っててあげるから次の行き先教えてよ」
ワシ : 「いや、要らんわ。バス使うつもりだし。」
おっちゃん : 「バスだって1時間に1本とかだぞ。何もなくて待つのも大変だよ。」
ワシ : 「ほーそーか。じゃー着いてから次に送ってもらうかどうか決めるわ。とりあえず次は安平古堡ね。」
おっちゃん : 「安平古堡だったらNTD150くらいだな。あんたきっとこの車に乗ることになるよ。」

で、億載金城到着。
いや確かにタクシー無い。というか車がない。さらには人も店もない。1件だけジューススタンドがあったが。
そして見事おっちゃんの手中だ。敗北。

写真で良く見る風景

中の練兵場

横の副砲

近距離砲

主砲

新発見の火薬庫跡

火薬庫および兵舎

あまり見かけない門の内側

清朝末期に大臣の沈葆楨が建築奏上したらしい。で、この門の扁額の文字『億載金城』(外側)『萬流砥柱』(内側)は彼の書らしい。

でもって続いては運ちゃんに言ったとおり安平古堡。周氏蝦捲のすぐ近くなんだよな。2月に来た時に知っていれば寄ったかも知れないのに。

通りすがりに林黙娘公園を通ったので林黙娘の写真だけ。

林黙娘像

公園自体はフツーの公園なので止まらなかった。夜景スポットに良さそうだ。

そいでもって安平古堡到着。おっちゃんまた待ってるとか。この際だから待っていただいて台南駅まで行ってもらうことに。ということで荷物も車内に置かせてもらって身軽に見学。

メインの建物

こっちのほうが入口っぽいけど出口

付随の塔からの風景

塔に登るらせん階段

各地の成功路でおなじみ鄭成功

もとはオランダの熱蘭遮(Zeelandia)城だったのを、鄭成功が台湾を”復臺”したときに安平城としたそうだ。
実はここまで、全て日治時代に建てられた偽物。城跡じゃなく施設跡。現地のガイドブックにもちゃんとそう書いてあります。
でも皆こっちのほうにしかいないのです。
ちなみに本物の一部はこちら。

城壁

一級古跡安平古堡はこれです、これ。皆がいるところは保護対象でも何でもないのよ。

ちなみにすぐ向かい、というか同じ敷地に市立永漢民芸館というのがあったんだけど、改装中で入れませんでした。

さてこれで観光終了。台南駅へ。
駅への移動中、少し雨が降って涼しくなりました。

昨日とおなじ駅前

でも30℃あるんだな。そりゃ歩いている間暑かったわけだ。
この通り14:00なわけで、自強號で帰れば19:00頃に松山着なわけだ。いい時間やね。
というわけで切符購入。

切符・・・あれ?

この写真を撮った後に気づいたんだが、時間を1時間見誤った! 買うべき切符はこれじゃなくてもう1本前のやつぢゃないか!
すぐ1本前のに変えてもらおうとしたんだが、既に席はないと。
つーことで1時間余裕が出来ちゃいましたよ。まぁいいか。20:00でも害はないし。
そんなわけで何しようかなーと。

嘉女?

案内板を眺めていたときにワイワイとやってきた高校生。嘉義から来たようだ。台北人には想像もつかない大移動じゃないか。やるもんだ。

まーとにかく暑いので、とりあえず涼みにデパートに突撃。名前は失念、駅から5分程の三越だか何だかの手前のビル。
とりあえずフードコートフロアへ。するとこれがいささかすごいことになっていました。

落書き

壁といいテーブルといい、落書きびっしり!
で、その落書きの中に「ここに来たらかき氷を食え!(原文は中文)」とあったので、素直にかき氷を食うことにする。暑いし。

芒果三號 NTD70

これがそのかき氷。名前がどれも**?號、とかになっている。
いや、うまいんだ。涼めるし。しかし量が多すぎるんだよ。中学生3人で一つ食べてるし。
結局中層のマンゴクリームとか、おいしいところだけ拾い食いして残しましたよもう。

そういえばこのかき氷を食べている姿をみて思い出したんだが、台湾の人は丼ものとか重ものとかも含め、上層から下層に向かって食べ進んでいくように見える。
日本の丼ものとか重ものって、縦に食べていかないと飯だけ残るんじゃないか? っていうか台湾人と鰻とか食べに行くと皆飯が残って処理している状態になってるし。
というわけで一考。台湾人向けに『ひつまぶしうな重』を売ったらどうだろう。
蒲焼きを先に食べる当地の人にも安心。値段は高くなるだろうが、そもそも丼や重は金持ちが食べるものだし、そういう人たちは多少高くなったって気にしないぞ。

で、かき氷に敗北したところで頃合いよし、駅に戻ります。
戻って5分ほどで我が自強號到着。

PP自強號 通称”豬(ブタ)”

客車内

機関車は南アフリカ製、客車は韓国製だそうだ。でも今両社とも入札禁止らしい。
先頭車両の見た目のせいで自分たちの製品を最も忌み嫌う民族の通称と同じく呼ばれるとは、韓国人もさぞかし無念であろう。

やっぱ臺鐡といえばこれよね。

オヤスミ用切符入れ

本物の切符はカードサイズのやつなんだけど、検札のときに寝ている場合はこれでチェックされるらしい。

で、快適な列車の旅をしているとなんか会社から電話が。
「出張先の顧客から連絡があって、USB2.0ポートがあるPC持って来い、ってさ。」と。
うエー! PC壊れてるんですけど。
そんなわけで予定変更。松山に到着したらまずは会社に行ってPC修理&予備機手配の必要が。
で、もうあと4時間は手出しできないのでまた列車の旅を楽しむ。

そして20:00、松山站到着。
駅前にタクシーの呼び込みおじさんが数人おります。
しかしこれ、ぼったくりや違法ではないのだ。宜蘭への相乗りタクシーの呼び込みです。

相乗り用タクシー

雪山トンネルを使ってみんなで一気に宜蘭を陥としましょう、ということで。
春節限定なのかとおもったら、通年営業なのね。

せっかく帰ってきたのにすぐさま出勤し、PC修理に挑戦。
しかし保障を無効にしない範囲での手入れでは復活させられず。致し方なく代替機をかなり必死で手配して、深夜2:30帰宅。
最後が空しく、しまらなかったなぁ。

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台南観光 への2件のフィードバック

  1. かいと のコメント:

    「台南観光」をググったら、上から4番目くらいにここが出た。記念カキコ残しときますww
    こないだ台南に行ったのですが。安平古堡では壁ばっか激写して、結局他の写真が少なかったのです。展望台を撮ればよかったと後悔することしきり。poteさんの螺旋階段は良かったなあ。

  2. Pote のコメント:

    かいと様こんにちは。

    このエントリももう3年近く前ですねぇ。
    もう長いこと南部に行っていないので、日々うずうずしております。
    早いとこ時間と金を確保したいですのぅ。

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