高雄1泊2日 2日目

高雄2日目。
ワタクシすっかり寝過ごしまして、起床9:30ですよ!
とりあえず終了間際の9:50に朝食を食べ、シャワーを浴びて荷造りをし、宿を出る。

今日はまず東港へ出て小琉球へ渡り、ぶらっと観光してから東港へ戻って食事してさらに小港空港まで戻り、台北へ飛ぶという予定。
しかし私の寝ずぎやバス待ちなどで時間をとり、東港へ着いた時にはもう14:00

東港までは墾丁列車バスで行ったのだが、降りた途端後ろから『どこにいくんですか』と日本語で話しかけられる。日本語で来るとは、っとおもって振り向くと、かなり若そうな小姐だ。
店の情報や港の場所など聞いたりして雑談。彼女は2か月短期留学で東京に行ったことがあるそうな。
高田馬場にいたんだとか。なるほどねー。

昨日の警官氏といい今回の小姐と云い、面倒見がよくて物おじしない方が多くてはじめて来た外国人としちゃ助かるな。ありがたいこってす。

で、まぁまずは港に行ってチェックしてからなんか食いましょ、ということで、港へ向かう。
もちろん小姐はタクシー利用を勧めたのだが、そこはあえて無視させていただいて歩く。
すると15分ほどで港到着。まぁ遠いっちゃとおいが、歩いても問題ないでしょこれは。

以下またもかなりの長文写真過多であります。


東港の船着き場

ジェットフォイルらしいぞ。
近くのバイクレンタル勧誘おばちゃんの話では、さっき出たばっかりなのだとか。
時刻表を見てみると、確かに14:00発。なお、次の便は15:30発。
うむいかん。これは行ってもほとんどそのままUターンで帰ってこないとならないぞ。
というわけで今回は小琉球は諦め。次回の機会ではせっかくなんで小琉球じゃなく澎湖を攻めようじゃないか、と大変更を繰り出して、今回は東港でゆったりすることに決定。

やはり東港と言えば漁港なのですよ。なのでそのまま道を真っすぐ行って華僑市場を目指す。
漁協を過ぎるとゲートがあって、この先が漁港・魚市場と続く。まずは漁港のほうを見てみる。

時間が合わないか日が合わないか、あまり活気はありません。
でも少し見るものもありましたよ。

サメの解体

ひれ取られて皮はがれて何だかわかりませんが、サメですよ。
あのぶにゅぶにゅの肉質と、尾びれが切られているのに背骨がはっきりしないところはサメだ。

さらに先では、遠洋ものと思われる冷凍の魚が処理されてます。

さて、なんでしょう。

魚種はわからず。マグロかな。
聞いてみたかったんだが、忙しいようで近くに来てくれないし、一人来たおっちゃんも包丁とぎに熱心なので話しかけられず。

この先は駐車場をはさんで小売りの市場。

入口、っちゅうか

港のコンクリートに屋根を張ってその下に店が並んでいるだけなので特に入口・出口っちゅうもんもないんだけど。

魚屋 真っ赤な魚が強烈

もちろん基本は海鮮なんだけど、青果・肉(特に豚足)なんかも売っています。
干しエビの店も多いですね。餅屋もありました。ここの餅は花蓮のようなまさに餅というものではなく、求肥タイプ。
港の市場らしいところで、食材を持ち込んでもらえれば料理しますよ、の店もありました。

東港は桜エビとマグロらしいので、まずは桜エビチャーハンなど食べてみます。
どこがいいかはわからないので、適当に最初に見つけた店で食べてみる。

桜エビチャーハン

これは2人分で、値段はNTD80。量は多くて値段は安いな。
味はうまい! 完璧だ。あたりだ。というわけで干しエビ購入決定。
でも干しエビは市場の中よりもゲート手前の露店のほうが安かったので、帰りにそこで買うことにする。

さて次、期待の刺身だ。
これまたどこがいいかはわからないので、適当によさげな店を勘で選んで所望。

沙西米

この店、売るのみでテーブルも椅子もない。
ということで、素材持ち込み料理屋でビールだけ買って食べたのでした。
ちなみにお味のほうは・・・どうもイマイチ。
マグロ一口目はうまかったんだけど、あまりに温まっちゃってて・・・。ある程度冷えてたほうがいいなぁ。
カジキは昨日の旗津や、宜蘭でいただくもののほうが美味い。
鮭はダメ。全くしまりがない。
うぬ、外した! リトライせねば。次回は一切れ試食させなきゃ買わないっ! とか駄々こねてみるかな。

さて時間はあるのでここでゆったりくつろいでみる。
隣のテーブルのおっちゃん5人組(たぶん魚市場の職員)は、ものすごい量のビール飲んでます。20本は空いてたんじゃなかろうか。
なお、ビールの前に米酒を1本空けているようで、ビール瓶に混じって米酒瓶が1本ありましたよ。

突堤で魚釣り

のんびり魚を釣る人たち。
これで釣れた魚もこの店に持ち込めばその場で食べられるんだろうか。食べられるんだろうな。

ひとしきりくつろいで、17:00ちょっと前に小港空港行きのバスに乗るため市内へ戻り始める。
もちろん帰りに桜エビ一袋買いましたよ。ポテトチップス袋くらいでNTD50。台北ではもっと小さな袋でNTD240だったので、微風廣場という場所を考えても相当安かろう。

バス停に行く前に、ちょっと西瓜汁を所望。マニアなので。
700ml NTD20。味は普通。
そういえばこの店の小姐を見て思ったのだが、高雄の小姐は前髪ぴっちり一直線カットの人が多い気がする。
昨日の台湾ビール小姐もそうだし、我がオフィスの高雄出身秘書小姐もそう。
なお(今現在)台北の小姐は、気持ち悪いほど胸強調の人が多いと思う。明らかに変だぞあの胸。
ケーブルテレビのCMも補正下着が非常に多い。

さて18:30ちょっと前、バスに乗る。行きとおなじ墾丁列車ですよ。行き帰りともシートがでかい3列タイプでよかった。
でも帰りは結構混んでたな。

で、19:00ころに空港着。
はじめての高雄国際空港、時間もあるのでしっかり見てきましたよ。

国際線エントランス前とオブジェ

桃園第1よりもきれいなイメージですな。桃園第2と同じくらいか、こっちのほうがきれいかも。
中は、黄色味が桃園より多い感じがしますねぇ。

ここから歩いて国内線ターミナルへ。国内線ターミナルはちょいとひなびた感じですな。

国内線ターミナル前オブジェ

なお、ワタクシドメスティックは初めてである。空港も花蓮しか知らない。新鮮である。
ちなみに最近高鐡との競合で値が下がって、高雄 – 台北がNTD1350になったのだが、復興がさらに安くなっていて何とNTD1090ですよ! こりゃまた下げたねぇ。3週間前の半額じゃないか。

空港内部の雰囲気は、花蓮に似ていました。ちょっと花蓮より古い感じですが。
ライトはなんか緑っぽい。あえて一切いじらず撮りっ放しで撮った竜の柱。

緑が強い

金の龍なんだけど金に見えませんね。

ところで今回のチケットは旅行会社経由で取った電子チケットなんだが、

電子機票

こんなことになっております。
英文名が日本表記(パスポートネーム)になっておらず、中文表記になっているのです。
中文Webページ使って居留證番号を入れ、國語の電話を入れたせいかな。一瞬、ボーディングパス発行の際にカウンターのおばちゃんが悩んでおりました。

フライトはチケットの通り、立榮(UNIAIR)のMD-90。飛んでしまえばあっという間の50分だ。
水平飛行あったの? ってくらい。
しかし、しっかりカップ入りの飲み物サーブしてましたよ。

淡水河

さて台北松山空港到着。
松山はでかいっすね。雰囲気も桃園第1に似ている。もとは国際線だったからか。
結構強い雨が降っていたので、tsubamerailstar殿投宿のホテルまでタクシーで一気に移動。んじゃ再見で乾杯しますか、ってことでちょいと・・・というか割としっかり乾杯。
ここではtsubamerailstar殿のご友人を紹介していただいてかなり面白いお話を聞かせていただいたりして、充実した飲み会になりましたわ。

ひとしきり飲んだ後、ちょっと腹減ったねぇ、夕飯早かったし、ってことで担仔麺など食べに行ったりする。

麺を崩したあとですが

で、氏のホテル前まで戻って、『次は澎湖攻略』と誓いを立てて今回は御暇。
ちょうどWISHタクシーが来たのでサクッと乗ってしまって帰宅。
このタクシー運ちゃん、にーさまなんだが久しぶりに早い速い。市民大道を120kmで駆け抜けてくれちゃうのだ。
値段はいつもどおりだが、時間はあっという間に到着。

ところで帰宅後、イタイことに気づいた。
東港で買った桜エビ、なくしてしまっていました! たぶん担仔麺屋だとは思うんだが・・・
今回は龍虎塔が工事中だったり刺身が外れたりしたので、龍虎塔工事が終わることを見計らってもう一度行って買ってくるってことでいいや、ということにしました。
次回は台鐡で、行きは夜行莒光號、帰りは自強號で日帰り+α南方攻略をやってみようかねぇ。

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高雄1泊2日 2日目 への4件のフィードバック

  1. Qing Zui のコメント:

    今そんなに安いんですか、台北へのフライト!
    まだ新幹線開通する前によく高雄から台北に出張で飛んでいたのですが、普通に買うと遠東で2060元してましたよ。
    新幹線できてから便利なんで新幹線ばかり使ってますが、こんなに安いんだったら飛行機に戻してもいいなぁ。。。

  2. tw_dot_com のコメント:

    こんばんは。

    >ちなみに最近高鐡との競合で値が下がって、高雄 – 台北がNTD1350になったのだが、復興がさらに安くなっていて何とNTD1090ですよ! こりゃまた下げたねぇ。3週間前の半額じゃないか。

    恐ろしい。。。ガクガクブルブル

    高鐵開業前後で国内線運行コストが大幅にダウンするわけでもなく、逆に燃料費高騰などコストアップ要因のほうが増えているにも関わらず、値段を半額にするなんて、保安コストをケチるしかないじゃないですか!!

    まあ華信(中華航空系)も立栄(長栄航空系)も台湾高鐵の大株主なんで割りと鷹揚なのかも知れませんね。ただ最安値の復興航空などは高鐵に絡んでないので価格戦争に挑むしかないのかも知れませんが、それでもこんな値段(安かろう悪かろう)では当分国内線には安全リスクが高すぎて乗れませんな!

  3. Pote のコメント:

    Qing Zuiさまこんばんは。

    > 今そんなに安いんですか、台北へのフライト!

    そうなのです。今件フライトを予約した出発3日前はNTD1350+40だったのに、小港に行ってみたらカウンター上に1090の横断幕が。

    > 普通に買うと遠東で2060元してましたよ。

    まさに3週間前までその値段でした。手始めに復興がNTD1350を打ち出し、他社は様子見ー、なんて言ってたと思ったらほんの2,3日で追随、さらに復興は1090へ、というあっという間の値下げ劇でした。

  4. Pote のコメント:

    tw_dot_comさまこんばんは。今夜は飲んだくれております。

    > 高鐵開業前後で国内線運行コストが大幅にダウンするわけでもなく、逆に燃料費高騰などコストアップ要因のほうが増えているにも関わらず、値段を半額にするなんて、保安コストをケチるしかないじゃないですか!!

    あえて記しませんでしたが、まさに御尤もでございます。
    1350までは、まー別に落ちて死んだところで喜ぶ人はいても泣いて悲しむ者は飼い犬くらいなものだ、ってことで割と平気に乗れましたが、1090はどうかと思いました。
    華信・立榮は機会があればまた使おうと思いますが、復興はややコワいのでちょっとニュースで様子見しちゃおうかな、と思っています。
    とはいえ上記理由によりあんまり気にしてもいないので、必要があればきっとサクッと乗っちゃうんですけどねー。
    でもやっぱりパパは禁止でしょうこれは!

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