昨日は『自主社員旅行企画』ってことで、新竹山中に修行の旅に出たのでありました。
・・・いや、山奥ってことで当初は修行の旅感覚のつもりでいたのだが、実際はかなりの大尽レジャーでした。1泊マイクロバス旅行で会社からの補助金がNTD4000出ているが追加自費NTD1500ですからねぇ。1泊2日で@NTD5500とは、大尽旅行であろうというもの。
朝7:15-7:30、勤務先ビル前集合ってことになっております。
ただーし、もちろん7:30に集まろうはずもない。
しかしまぁ団体旅行でありますので率先して遅れることもなかろー、ということで7:25に到着してみた。
当然しばらく待つことになり、7:50頃に出発でございます。どんな場面でも怠ワン時間は厳守なのです。
高速北3號、台3線と乗り継いで、まずは臺鐡内湾支線の合興站へ。
スイッチバック駅なのだそうだ。・・・が、今はスイッチバックしていないのでだたの観光地。
腕木信号の切り替えレバーでも撮るか、と思って行ってみたらちょうど列車入線。1日10本くらいなのでちょっと珍しい。ディーゼルであります。運転席の方々の注目を浴びてしまうの巻。
いくつか建物があるんだけど、どれもこんな感じ。和風建築。
1950年にできたっちゅうから日本管理ではなかったんじゃないかと思うんだが。
この駅舎の中には説明書きなどあったりする。
おもに石灰岩を運ぶ路線だったようだ。
別名『愛情火車站』らしいぞ。
続いて内湾線終点、内湾站へ。
ここは老街があるそうなので、老街をあるいてみる。朝食まだだからなんか食ってやろうぢゃないか。
老街真中に内湾站があったので撮影。
甘い物を避けると、どうやら生姜の花料理がメジャーらしい。
というわけで、朝食は野薑花粽に決定。店は駅正面のこちらを選択。
理由は、専門店であることと立地の割にしょぼくこまめに巻いているところに期待して。
3種類あるわけですが、ここはやはりあえて招牌粽(NTD15)を選択。安いじゃないか。
シンプル。具も限定されてます。サイズも小さめ。
しかしですね、これうまいっすよ! ほのかな生姜の香りがタマラン。
で、物足りないのでさらに、NTD25の帝王粽なるこの店最高級品を追加購入。
こっちはよくある粽の具が入っています。見えないけど豚肉の塊も入ってます。
ガイドのにーさんの話では、山猪肉だろうとのこと。
味のほうは、実は初めの招牌のほうがうまかった。帝王粽はうまいんだけどフツーなんだよね。
さらに西瓜汁を飲んだり餅を買ったりしつつ散策。
劇場(映画館)跡。今は土産屋兼郷土ビデオ上映。
郷土資料館。客家の展示とかあるんだけど、実質観光客のトイレ状態。
これにて市街部は終了。山道に入ります。
ところどころ水が流れているのだが、ここは道路の”上”に水を通しているのだな。こういうのは初めて見た。
さらに行くと警察署があって、ここでいったん停止。
なぜかっちゅうと、ここで入山登録をせにゃならんのだそうだ。
しばらく原住民部落が点在するのだが、それを過ぎると『道なき道』を進むことに。
ガードレールもない断崖を進み、内湾から2時間かけてようやく目的地『雪覇農場』到着。
雪覇国家公園の一部らしい。
なお、場所はこのへん。
2000mの山中なのでかなり涼しい。暑がりの私にゃ快適ぢゃ。
風景も実に絶景。
そういえば、以前見つけられなかったアジサイ、ここで発見ですよ。
やっぱ暑すぎて高所じゃなきゃダメなんかねぇ。
時期が悪いのか花が枯れ気味なんだけど、ちゃんと咲いているのを探して見てみた。
花(じゃないらしいが)がでかい! 色は赤青白の3色あった。中間色もあり。
到着後、まずは昼食。
メニューはありがちなバイキングメニュー。自助麺があって、なかなか良かった。好みの固麺にできるのでね。
昼食後は山道の散策。
散歩に出ると、野生のキウィ発見。
散歩から戻ると頃合いよし、ってことで本日宿泊のロッジへ。
なかなか立派なつくりである。
中もきれいなもんです。ここに台湾人スタッフと2人で泊まることになる。広すぎるくらいだ。
ちなみに最初はここに3人で泊まる予定だった。つまり、ダブルベッドに2人で寝ることになる。
どうやらそれが普通の感覚らしいんだけど、それなら、ワシならこれだけの出費をするならもっと安い宿取って1人1ベッドにするけどなぁ。
幸いなぜかいつの間にやらもう1人が別の部屋に行くことになっていて、1人1ベッドが維持されたのでした。
少し休んで夕食。夕食はありがちなバイキングメニュー。・・・って、昼食と同じなのだな。
台北において貴重な野菜をモリモリ食いまくっておくのであった。
ビールも飲んだんだが、台湾ビール350ml缶がNTD40! うをっ高い!
夜は空を見上げて星座のレクチャーとか受けてみたりするのであった。
高感度を活かしてみたが、ギリギリですな。
でもって夜9:00、部屋に戻る。
同室のメンバーは既に寝ていたのですが、これがまた・・・部屋が大荒れ。
床には菓子の食べカス・タオル・ティッシュが散乱し、浴室はアメニティまで濡れまくり。
まぁ、予想はしていたが・・・。
何かで見たヨーロッパ諸国ホテルに聞いた各国旅行者のイメージで、『中国人は部屋を荒すので泊めづらい』というのがあったが、台湾人もおなじように思われているんだろうか。
その他いくつかあって寝付けなかったので、いつも持っているGPSPDAでインターネットアクセスなど試してみる。
やっぱりありましたAP。
こんなとこまで来てアクセスせんでもいいと思うんだが、これも業だな。
ふと顔をあげると、なんだか小さい分離式クーラーがある。
ありゃ、暖房じゃないか。さすが高所。
エアコン型の暖房は台湾で初めて見たぞ。
で、結局朝まであまり寝られずに2日目最終日へ続くのでありました。
こんばんは。
>ちなみに最初はここに3人で泊まる予定だった。つまり、ダブルベッドに2人で寝ることになる。
台湾男性は兵役のせいか男同士で同室とか全然平気ですよね?
もしベッド2つで3人なら必ず1組のカプールができてしまうわけで。。。ガクガクブルブル
もし私がこの状況になってしまったら、追金出しても独立します(爆!
tw_dot_comさま、こんにちは。
> 台湾男性は兵役のせいか男同士で同室とか全然平気ですよね?
そうなのです! 何のネゴもなく2ベッド3人にアサインされていて衝撃的でした。それが当然なんだろうなぁ。
そうか、兵役では1ベッドに2人とかで寝ているかもしれないわけかぁ。ほかの国ではそこは分けられているようではありますが、台湾はどうなんだろう。
> もしベッド2つで3人なら必ず1組のカプールができてしまうわけで。。。ガクガクブルブル
当初の同室メンバーは、日本人出向者シニアマネージャー(180cm90kg)・台湾人スタッフシニアエンジニア(160cm100kg)で、当然出向者は断固同衾拒否だし、上役で巨漢の2人を同衾させるわけにもいかんで末端の私がセカンドの台湾人スタッフと同衾予定だったのでした。
『独立』のためには+3,4000の上、諸事情により独立しにくいので、実は急病でパスしてしまおうかと思っていました。
しかし前日に再度発表された部屋割りではなぜか2人になっていたので参加決行したということでして。
ソファがあったから、せめて毛布でもあれば3人でも何とかなったかな。
正直、宿は無駄に高級だし食事も高くてそれほどうまくもなかったので、来年企画はもうちょっとメリハリつけられないもんかな、と思った次第で。
でも数年ぶりの山籠りはなかなか楽しめました。イイですな台湾の山中も。
欲を言えば、食材も自分で見つけ出さなきゃ食えないようなもっと人跡未踏に近いような雰囲気のところが良かったけど、それじゃほかの人は嫌がるだろうからこれで十分。
山の中も清涼ですね!
内湾線は今高架工事中なのでパスしておりますが、この辺客家料理が旨そうだなぁ。
・・・・しかし、4000NT補助あるんだったら手出しナシでも余裕そうなのに。来年は幹事として辣腕ふるってください。(笑)
よかったっすよ山中。涼しくて。
> 内湾線は今高架工事中なのでパスしておりますが、この辺客家料理が旨そうだなぁ。
客家と泰雅の地でしたねぇ。
行程の都合上客家料理は食べられなかったんですが、粽は安くてうまくてサイコーでした。
> 4000NT補助あるんだったら手出しナシでも余裕そうなのに。来年は幹事として辣腕ふるってください。
そうなんすよ、今回20人近くいたし、1泊2日なら補助金だけでも余る行程が組めそうなんですけどねー。
でも、だからと言って本当に私が『辣腕』ふるっちゃった日にゃ、誰も参加者がいないっちゅうことになりそうで。
今回の旅行ですら、貧乏くさくて嫌じゃ、ってことで半数は不参加ですからねぇ。
ちなみに一昨年、礁渓の老爺大飯店でやった時には全員参加でした。そういうもんなんですな。