悶熱の基隆

今日も恒例、6時に起きて所さんの目がテン!鑑賞。
バカガイ(青柳)は工夫を凝らして砂抜きすると貝柱や斧足だけでなく丸ごと食べられてうまいんだそうだ。

テレビも見終わったところで犬を連れて外の様子をうかがうと、天気もよくて無風。では魚でも釣りに行こうか。

今日は場所を変えて、萬里郷萬里大橋付近に向かいます。
ここは瑪錬渓という川があるんでいいかな、と思ったわけだ。
距離は30km、1時間見積もったけど40分程で到着。


しかしこの瑪錬渓付近、場所がないよ。
砂浜は海水浴場だしなぁ。川そのものならいけそうだけど、なんとなく海そのものでやりたいのだ。
で、すぐ隣の漁港のさらに向こうに降りられそうな磯がありましたが、

荒れ

波が高い、というか岩が低いというか。
ライフジャケット持ってきてないから、人もいなくてこわいな。足すくわれそうだし。

今日は下見ってことでもいいか、初めての場所だし天気もいいから気分いいし、と思いなおして戻りますと、基隆市との境に釣り人たくさんの磯があった。
OK、んじゃ今日はここで投げるか、ということで海っぺりに向かいますと、

北33-005

トーチカじゃん。さすが。
今や使われていない遺構(だと思う)になっていたのでちょっと見学。
コンクリートは30cmくらいの厚みがあって頑丈そうですが、全体は小さいもんです。直径3mくらいか。
中に入ってみますと、

殺風景極まりなし

外の眺め

なるほど、こうしてここから沿岸を監視してたわけだな。やっぱ金門とか馬祖とかでは今でもこんなのが現役だったりするんだろうか。離島も行ってみたいねぇ。

さてさて、釣り始めますかね。
波は時折高いのが来るんだけど、高いところなので安心。

やっぱり餌釣りが主流で、ぶん投げている人とカッタクリっぽい釣り方の人が半々くらい。
しかし暑いね!基隆は悶熱じゃなかったはずなんだが、まさに悶熱である。台北市内はどれほど暑いんだろうか。

1時間くらい投げ込んでみましたが、反応ありませんな。
しかしまー前回がよすぎた感はあるので、まぁこんなもんかもしれん。
で、ふと横を見ると20代くらいの兄ちゃんが来てた。あのカッタクリっぽいのをやるらしいんだな。
あまり気に留めずさらに続けていると、なんか話しかけられた。”台湾語”で。

誰であろうとフレンドリーな、この台湾流の人との距離のなさはよいことだと思うし有難いと思いますよ。無理でも話さないとならなくなるから言葉覚えるし。
でもまだ台湾語はきついんよ。北京語で頼むわ。

ルアー投げてるのが珍しいんで見てたんだそうだ。がんばれ、と言われたんでいっちょ釣り上げてご覧にいれたいなぁ、と思ったら、まさにちょうどその時に食いつきの反応が。
3,4投続けて反応はあったんだけど、針にかからず釣りあげられはしませんでした。残念。

それからさらに1時間ほどで、とりあえず2尾釣りあげました。
モノはまたも『鳥もも』ことハリセンボン。もう写真はいいや。
さらに1時間粘りましたが、結局12:00には無反応に。暑くてたまらんし腹減ったし、空も曇ってきたのでここで上がり。釣果ハリ2千ボン。
わが周囲を回っていたカッタクリオジサンは、小さいもののイシダイ釣り上げてました。いいなぁイシダイ。おっちゃん”どうだ!”と言わんばかりにこっち向かって満面の笑み。うぅ、負けたよ。ワシもイシダイ欲しいよ。

ここ基隆周辺は奇岩が有名ですな。この辺の岩はこんなチーズみたいなのが多いです。成分で浸食の違いが出てこうなるらしい。

・・・穴の中になんかいる!
嫌いな人も多いでしょうが、記念撮影。

フナムシ(大)

居場所のせいもあろうが、大物だけに佇まいも大物。普通は近づくとちょろちょろ逃げますが、こやつは動かない。

以上で帰宅。帰りは30分で帰りつきました。
近場では楽しむにはいい感じの場所だな。川もあるし。PDA地図に登録しました。名前はわからなかったので『澳底磯釣場』としておいた。

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