台日両言語対応プロジェクト

先日ひとまず完了としたGPSPDAの立ち上げですが、あくまでひとまずだったのであります。
理由は、アプリによっては日本語が出ない/文字化け化けなことと、ActiveSyncでSDカードにアクセスできないこと。
アプリによって日本語がダメダメなのは仕方ないわな。なんもいじってないから繁体字フォントしかないフォントファイルを見てるんだろう。
ActiveSyncでSDカードにアクセスできないのは、名前が『SD?』になっているから。
日本語OSのWindowsでは『SD卡』が『SD?』となっちゃうのでダメなわけだ。

まーどっちも我慢すりゃどうにかなるので放っておいたのですが、今日Super Mapple Digital Ver.7の安売りを見つけたので買って入れてみたら、地図が文字化けで役に立たない。
安いとはいえ買ってしまったのに使えないのはいかん!というわけで、日本語対応作戦発動。
もちろん繁体中文も使えなければならないので、多言語対応するというのが勝利条件。

でもって四苦ハックすること5時間・・・

日文

中文

OK! このスジで著名であられる大陸の活動家Asukal殿に大いに頼ったわけだが無事完了。

少々小技が必要だったので、以下備忘録。
中文OSのPDAを買ってしまって日本語対応させたい、とか、日本語OSPDAに中文アプリを入れたいという向きには役に立つであろうのでご参照くだされ。
但し! そういう場合はもともと英文OSのものを買ってAsukal神社を参拝するほうがずっと正しく楽な方法であるが。


・ WM5 繁体中文版 日本語対応
(赤字は機種限定)

0. ハードリセット
既存のものを処理すると、ショートカットなどSDカードにアクセスするリンクと2バイト文字のリンクが切れて面倒である。
まぁわたしゃ今回は致し方なく全リンクを手修正する方法をとったが。

1. 『SD卡』→『SD Card』
『卡』などと入っていては非常に不都合なので、各言語版すべてで扱えるアルファベットに変更する。
レジストリエディタで、HKEY_LOCAL_MACHINESystemStorageManagerProfileSDMemory の
Folder の値を SD Card に変更する。
変更したらソフトリセット・・・なのだがしかし! ASUS A696はリセット前に必ずSDカードをいったん抜き、再度挿入。これで名前が変更される。またこれをやらないと、ソフトリセットの際にレジストリの変更が元に戻されてしまう! レジストリ保護機能があるようで、試しにめちゃくちゃに荒しても起動不能にならないという、有難いやら不便やらな構造になっている。
SDカードをいったん抜いて再挿入すれば名前は変わるんだけど、一応ソフトリセットしときましょう。

2. 日中両対応化
自分でも様々やってみたが、やはり神様に頼むのが一番であった。
Asukal神社に参拝し、 e-china No5 と e-chinaV62mb_L.cab を授かる。
まずはe-china No5でいっちゃってソフトリセット。
すると見事フォントが変わるはず。第一段階完了。
続いて、設定 – 系統 – 區域設定で日文(日本)が選べるようになっているので、それを選択。ソフトリセットで第二段階完了。VGAモデルはここまで。
しかしQVGAモデルでは画数の多い漢字がつぶれて見にくいはず。そこで、e-chinaV62mb_L.cabでさらにいっちゃってフォントをQVGA用に差し替え。小さい文字のファンキーさがなくなるが仕方あるまい。ソフトリセットで最終段階完了。

3. アプリ等のセットアップ
ここまでくりゃOK、いじり倒すべし。

以上で中文OSで日本語アプリも扱え、日本語表示がバッチリOKになる。
偉大な先達がいてくれて助かったなぁ。

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