昨日は見事新光三越に肩透かしを食らってしまったので、今日は微風廣場に捜索の手を伸ばすことにする。
ここには台隆手創館(東急ハンズ)があるのです。日本のキッチンウェアやトイレタリが充実しており、かなり期待が持てる場所です。
到着後、脇目も振らず5Fへ。いや実はちょっと訳ありで(後述)。
すると・・・
ありましたよ鉄板!さすがハンズ。
ちなみに人形焼きや鯛焼きの鉄板もありました。恐れ入ったなり。
さてさて気が乗ってきましたよ!こうなると今夜にもやってみたくなるわけで。
しかし、青のりと紅しょうがが見つかってないんだよなぁ。”今夜にも”というのはちと難題なんだい。
・・・ところがですね、ここ微風廣場はげに恐ろしいところでありまして、地下のBreeze superに行くと日本人が必要とするありとあらゆるものが手に入ってしまうのです。明太子が無いとか焼きそばが作れないとかマヨネーズが甘いとか、もろもろの不満はあくまでここ微風廣場地下を除外しての話。
しかしながらもうね、眩暈がするほど高い。日本での売値の数字をそのままNTDで表示してあるくらいとご理解いただきたい。つまりレート換算でも3.5倍ほど。通常の衣食住換算(自前)では10倍にもなるわけで。
君は1500円のキューピーマヨネーズ(小)を買うだろうか。ワシャ買わない。決して。
というわけで、移住間もない頃から知ってはいましたが利用は2度のみだったのです。
しかし今日は思い切って地下へ突入!どうしても今日たこ焼きが食べたいんだ!
まずは青のりと紅しょうが。難なく発見。ここなら当然ですわ。
次、ねぎと鰹節。高めではあるけどまあ許そう。
続いてタコ。
高い、高すぎる!小さなタコの足2本だぞこれ。
・・・しかし、涙を呑んで許そう。今日はやっぱりたこ焼きの日なんだよ。
実は買わずに頂好や家樂福に出直そうかと思ったんだけど、面倒になりそうだったのであきらめたんですが。
次は桜海老か。
あるよ。もちろんあるけど、
どんな高級食材やねん。もうへたり込みそうでしたわ。
これは保留。もっと小さい海老のほうがいいし。
次、あげだま。
でもこれが無いんですわ。乾物も惣菜も菓子も全て見たけどやはり無い。
うーん、作るか。レードルは手に入るし・・・あそうだ、かっぱえびせんで代用って話があったな。よし、代用してみよう。
で、更にここで一休さん(絶賛放映中)や暴れはっちゃくがごとき天啓が。
『かっぱえびせんは海老が入ってるじゃないか!』
おぉ、桜海老は買わずにすむではありませぬか!
というわけでこれで微風廣場は終了!会計を済ませ、外の全家に突入。
これですよこれ。本物のかっぱえびせんは選ばない。
以上。帰宅。
しかし帰宅してすぐに取りかかれるわけではありません。まずは”歓迎回來歓迎回來”と騒ぎ立てる犬の処理が必要。散歩に連れ出して戻ったところで作業開始。
蝦味先はあげだまサイズに細かく切り、タコは10mm角くらい、ねぎは細かく切り分けます。
小麦粉・卵・だし汁で生地を作り準備完了。生地は3ロットぶん程あります。
さて、ファーストロット開始。
鉄板を熱し油を引き、生地を流し込む。そして具を入れてゆきます。
・・・が、既に生地が固まってきていて具が入らないじゃないか!
こりゃすごいもんができちゃったなぁ。具が泣き別れになってしまって具なしのものもあります。
でも、匂いは完全にたこ焼きなんですわ。とりあえず食べてみると、うっ、こ、これは・・・
美味いじゃないか!
具なしになったものもあるにもかかわらず、味は見事にたこ焼き。焼き具合もこんな見た目ながら外はカリっと中はトロっとしております。
こりゃいいぞ。セカンドロット行ってみよう。
1回目は具を入れるまでのスピードが足りなかったな。・・・しかしそんな早くはできないのぅ。
ここで過去に見たたこ焼きの焼き方を思い出してみると、生地を2度に分けて入れていた店があった。よし、次はこれで行ってみよう。
でもって出来上がったセカンドロット。
見事に具が収まってきれいなもんです。見た目、食感、味、全てたこ焼きだ!
しかしまーサードロットへ向けての反省点としては、小ぶりなんだよね。もう一回りほど大きいものを所望ぢゃ。
でもって今度は冒険。セカンドロットと同じように作って早めに一度返した後、更に生地を加えてみました。
出来上がったものは手ごろなサイズにはなったものの、案の定2層構造。食感があんまりよくないな。
しかしトータルでは満足。
でもさすがに42個は多いな。腹いっぱいじゃ。
次回に向けての反省点及び目標
・ スピード第一。ねぎはばら撒きでOK。
・ 最初に生地を30%-40%ほど入れ、具を入れた後であふれるくらい生地を足す。
・ 1度目の返しは早いほうが良い。
・ 火は弱火で。テキ屋のおっちゃんの指導要領通りでは強い。