いよいよ9/15、出発です。
9:00にペットシッターさんが迎えに来てくれました。まずはペットシッターさんのご好意で日本最後の散歩。私はその間に電気・ガスの停止&精算、アパートの退去明け渡しで各担当者と立会いをこなします。
9:30、成田に向けて出発しました。成田空港第2ターミナルには12:30に到着。フライトは16:30なので十分余裕があります。
いよいよ9/15、出発です。
9:00にペットシッターさんが迎えに来てくれました。まずはペットシッターさんのご好意で日本最後の散歩。私はその間に電気・ガスの停止&精算、アパートの退去明け渡しで各担当者と立会いをこなします。
9:30、成田に向けて出発しました。成田空港第2ターミナルには12:30に到着。フライトは16:30なので十分余裕があります。
まずは検疫所に行って”輸出検疫証明書”を取ってこなければなりません。
出発ゲート横のトイレ入り口の脇に職員通路があり、そこが検疫所への入り口でした。ガードマンがいましたが大きなケージのせいか声をかける前に目的に気づいてくれ、パスポート確認後ゲートを開けてくれました。
どのフロアのどの部屋に行けばいいのか迷いましたが(“検疫所”の名は各フロアにいくつかある)、どうにか3Fの検疫所にたどり着きました。
その場で申請書をもらい、記入してパスポート・フライトチケット・犬関係の書類全てと共に提出するとここで問題が。過去接種した狂犬病ワクチンの全ての接種証明書を出すよう言われてしまいました。
この出国のために接種した証明書はありますが、それ以前のものはそもそも持っていません。急遽獣医に連絡すると改めて発行することは出来るが多少時間がかかるそうです。
また、検疫所ではFAXや電子ファイルでの証明書は受け取らないので大ピンチ!
しかしここはもう退けません。説得(ゴネ)の甲斐あってなんとか検疫を受けられることになりました。
犬をケージから出し、事務所のすぐ隣の小部屋に担当獣医と共に入ります。検疫はごく簡単。書類の記載事項を確認した後チップIDチェック、体の触診、口の中・耳の中をのぞいて終了です。歯石がすごいねぇと言われてしまいました。
10分ほどすると、輸出検疫証明書が発行されました。更に、狂犬病ワクチン接種証明書の裏に検疫所の印が押されて返ってきました。
これで検疫は終了。1時間弱でした。
続いて出発ロビーに戻ってボーディングパス発行を受けます。チケットとパスポートと輸出検疫証明書を出して例のベルトコンベア体重計(地上勤務員の姐さんの体重が出るやつ、いや、そうじゃないか)にケージを載せて計量後、端の当日券コーナーで料金を払います。さすがファーストクラス手荷物、生意気な料金を取られました。
で、もう一度はじめのカウンターに戻るとケージにペタペタと2,3種類のステッカーが貼られ、ボーディングパス発行。ここで犬とは再見となります。さすがにあのコンベアで奥に送られはしませんでした。
後はもういつもと変わらず。貨物室の状態が気になりましたが19:00に無事蒋介石国際空港(現:台湾桃園国際空港)に到着しました。入国審査を終え、手荷物受取に向かいます。
JALのWebページには”係員が貨物室から到着ロビーへ慎重にお運びし、手荷物受取エリアでお客様へ直接お返しいたします。”とありますが、こりゃ嘘っぱちです。さすがエコノミーのサービス最低(主観)のJAL。まあ行き先国にもよるんでしょうけど。他の皆様方の荷物と同様、地下からコンベアで沸いて出てきました。蒋介石国際空港の荷物が回るレーンは傾斜がついていて、そこに載せられてはあまりに哀れなので荷物の出口に飛び乗り回収しました。
早速輸入手続に入ります。防疫検疫局がわかりづらかったら嫌だなぁと思っていたのですが無用でした。手荷物受取エリアのすぐ隣に黄色地に黒の大きな絵図付きで”検疫 Quarantine”がありました。犬以外に回される荷物は無いのでそちらに向かい、出しなれた輸出検疫証明書・輸入同意書・狂犬病ワクチン接種証明書のセットとパスポートを提示しました。
輸出入関係の書類は何度も出さねばならないし必要以上に出して怒られることも無いので、全部纏めてクリアファイルなどに入れておき、ファイルごと出してしまうのが良いと思います。
さて検疫。一番手前に座っていた人に書類を出すと、なぜか後ろにいた人が声をかけ、交代して記載事項の確認を始めました。
することも無いので何の気なしに担当官の名札を見ると、”・・・OK、書き換えて輸入日に持ってきて。”の陳小姐ではないですか!
やはり特別措置だったのでしょうね。私が書き換えた輸入期間に訂正印らしきものを押し、原本の期間を訂正してIDチェック。実は輸入検疫はこれだけ。
最後に注意書きの書類を渡され、いくつか説明を受けました。曰く、
– 後日(それがいつなのかは失念)、3度の飼養確認がある
– 3度の飼養確認が終わるまで、連絡代理人との関係を絶やさないこと
– 3度の飼養確認が終わる前に転居する場合は、必ず経済部に連絡すること
飼養確認は、獣医が自宅に来てくれるそうで、さほど手間はなさそう。
まぁ要するに、売ったり捨てたりしないよう暫く監視しますよ、ってことのようですね。
これで一先ず輸入完了。市内に移動しホテルを取り、近くのペットショップに犬を預けて家探し。9/18に新居へ犬と共に入りました。
やがてある程度落ち着いた10月中旬頃、早速1度目の飼養確認がありました。担当獣医から連絡代理人に連絡があり、日時を決めて家に来てもらい、ごく簡単な検診と少々の話をしました。
こちらは中国語・台湾語とも全くわからず、相手は日本語が全くわからないので英語と筆談でしたが、以後2回の飼養確認は連絡代理人に電話することで通すからこれでいいよ、とのことでした。
事実上これで全ての手続きは完了!後から思えばいい経験でした。