拜拜

ここ数ヶ月はホントつくづく多忙で、夜寝る間もなく昼寝してひたすら”種まき”業務だったのだが、昨日挙げたとおりついに1つ受注が濃厚になった。
これはなんとしても決めねば、財務上もスタッフのモチベーション上もヤヴァい。
そんで今日は掃除洗濯後に時間があったので、龍山寺へ参拝してきてみた。
基本的に無信心なので今までは興味と体面で不定期に行くだけだったが、今日は知識のある限りでルールに則した正式参拝をしてみたぞ。

龍山寺は川渡ってすぐの隣町なので行くのは簡単。特段意味はないがMRT使ってみた。ほんの1駅である。

今日も混んでいそうである。

さて参拝だ。中央の門は常時閉まっており、入り口は右側。入るときは左足から、敷居を踏まずに、というルールがあるらしい。とはいえ右から踏み込む人も多いんだがな。
入ったらまずは香とろうそく購入。

線香は7本入り。ろうそくはでかいのと細いのがあって、これは細いもの。2本で1単位。合わせてNTD45だった。

まずは閉まっている正門すぐ前の前殿で準備、これらに点火する。
んでろうそくを燭台に供える。燭台は左右あり、それぞれ1本供えるらしい。2本とも右側燭台に置こうとしたら、ろうそく管理のおばちゃんに左側に行くよう促された。

さてここから各ご神体への参拝ツアーだ。まずは前殿の香炉に線香を1本供えて前殿の3神に参拝。
基本的に一度全てに参った後、特段のものがあれば再度参拝、という方法をとるそうな。ともかく来たからには一度全てにご挨拶したまえよ、ということだな。
また、参拝の際には住所氏名生年月日職業など、きっちり申し上げるのだと。ガッツリアピールしないと聞き入れられない、とか。

続いて本殿の香炉に1本供え、本殿の3神に参拝。 本殿だから一番混んでいる、ということもない。

次、右から回り込んで文昌に参拝。右側に華陀もいる。ここでも香炉に1本供えて参拝。

ここ後殿は華陀から月下老人まで順に参拝していく。香炉はあるごとに1本線香を供えると、月下老人前の香炉で使い切る。

さて、今回ワシにとって一番重要なのは後殿最後のここかな、やっぱ。

関帝は軍神だが同時に商売を司っている。月下老人は縁結び。
受注の確定と良いスタッフの雇用が願いなので、ここのウェイトが大きい。月下老人は男女の仲らしいのだが、まぁよかろう。
さてここで縁結びの糸を貰おう。
まずは月下老人像前の柵の上に赤い半月木片があるのでこれを2個持って、糸を貰って良いか、と願をかけてポイッと落とす。
このとき、表・裏が出ればOK、柵に着いている箱から赤い糸を貰って辞去。 表・裏でなかった場合は3回振り直しOKなのだそうだ。
ワシゃ一発OKだった。良いスタッフ来ると良いなぁ。

さて参拝はひとまずこれで完了。でもせっかくだからおみくじを戴いておくぞ。
おみくじの管轄は前殿なので、前殿に戻って燭台の近くにある箱から赤い半月木片2個を取り、おみくじを引いて良いか、と願をかけてポイッと落とす。
ルールは同じ、 表・裏が出ればOK。3回目でようやくOKを戴いた。
で、OKならその木片箱の隣の棒がたくさん入った箱から1本抜き出し、番号を確認。
番号を確認したら再度赤い半月木片2個を取り、この番号で良いか、と願をかけてポイッと落とす。表・裏が出ればOK。これまた3回目でようやくOKを戴いた。
我が決定番号は”二十首”だった。前殿出口寄りにあるおみくじ引き出し棚から”20″の引き出しにある紙を貰う。

ま、何となくしかわからんのだけど。
おみくじ引き出しには解説書がぶら下がっているし、本殿右側におみくじ内容解説所もあるので調べることもできる。が、ワシはこれで十分、あえて詳細知らずのまま帰るのだ。
なおおみくじは持ち帰って保存が基本だ。

さてせっかく来たんだし、小腹も減ったのでちょいとなんか食って行くべしだ。
前回とは反対側の広州街で、まずは暑いのでかき氷屋で西瓜汁を所望。雪花氷も魅力的であったが今回は控えた。

食い物のほうはやや迷って鹽酥鶏にした。

まぁ鶏唐揚げなんだが、違いは大きな塊にはだいたい骨があること・わずかに甘みがあること・衣がクリスピーなこと。
肉は骨回りが美味い、と日本・韓国など同様に骨付きをありがたがる風潮があるのだ。個人的には食べ辛いので骨なしのほうが良いのだが。それから、よく日本人に避けられる香辛料入りがデフォルト。

ちょいと腹に入れて西瓜汁でクールダウンして帰宅。帰ったらなんだか体中煙くさい。混んでたしやむを得まい。
しかし休日に出かけたのは久しぶりだったので、ごく近場とはいえなんか満足である。

カテゴリー: 台湾生活 パーマリンク

拜拜 への4件のフィードバック

  1. Kai のコメント:

    初めまして^^
    台湾観光を探しておりました所、このページにたどり着きました。
    過去のブログも拝見させて頂き、楽しませて頂きました。

    私もこの4年程、出張で台湾へきておりますが未だに言葉(会話)に慣れず毎日、困難と闘っております。^^;
    今年中には、4歳児レベルを目標に頑張ります。

    また今後も、楽しいブログを見させて頂きます。

  2. Pote のコメント:

    Kai様、初めまして。

    > 過去のブログも拝見させて頂き、楽しませて頂きました。

    最近はペースもネタも薄くて困ったもんです。
    個人的には初期のエントリなど見ると実に間抜けなことを語っていて面白かったりしますが、早いところ落ち着いてペースとネタを取り戻したいと思っております。

    > 出張で台湾へきておりますが未だに言葉(会話)に慣れず毎日、困難と闘っております。

    出張ベースだと止むなしかと思います。私も出張来台の頃は全くダメで、英語を使っておりました。
    今では英語を使われたりすると「ワシゃ英語は話せないぞ」などと言っております。
    日本語だって勉強などして覚えたのではないわけで、やはり日常使わなければダメなのだろうと思います。

  3. さんた のコメント:

    種まきしたらドンドン芽が出てきてほしいですね。受注、決まるといいですね。龍山寺は中に入ったことがありません。拝拝も教えてもらっても、順序をすぐ忘れてしまいます。小さい廟でも、願いが叶うという口コミで人がウジャウジャきますからすごいです。僕も日常もっと中国語を使おうと思います。

  4. Pote のコメント:

    さんた様こんにちは。

    > 種まきしたらドンドン芽が出てきてほしいですね。

    まーこの界隈は”発芽率”は悪いもんでして、10%とかそれ以下とか。
    ウチの現状では10%来たら大ハッピーなんですが、2, 3%で良いから発芽してほしいと思っております。

    > 拝拝も教えてもらっても、順序をすぐ忘れてしまいます。

    まー信心なわけだし、「順序ごとき子細にこだわる神なんざ要らんわ」で我流に参っても良いんじゃないかと個人的には思います。
    私は常に我流でございます。

    > 僕も日常もっと中国語を使おうと思います。

    常々使わないとすぐ劣化するし、何より生活上面白くなりませんよ。
    わけわからんくらい下手くそ國語でも、外人慣れのせいか付き合って聞こうとしてもらえますし、ここは甘えてどんどん使っていくべきでしょう。
    ただ、子供らは容赦してくれませんね。7歳以下は上級トレーニングと考えております。
    で、下町オヤジ風にガキンチョをしかりつけるときは、日本語使ってしまっております。様子と迫力で意思だけ伝える感じで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です