釣行車のJimnyは後席を常時畳んでカーゴスペースを確保し釣り道具一式と野営道具一式を積み込んでおるのだけど、ハマり脱出用ラダーのしっかりしたやつ積むことにしてからいささか苦しくなってきた。積みきれないわけではないのだが奥まったものが出てきて取り出しにくくしまいにくいって具合で。
ほんで棚を付けて置き場を増やすか、と思い立ったのだが、既製品は、
こんなやつ、あるいはこれのゴム網版とかばかりで狙いに合わない。
10cmもない空間じゃ小物しか入らんし、取り出しもしにくそうだし。ゴムの網棚はもっとダメ、重いものはあまりないもののそんな軽いものばかりではないんでな。
まーどうにも良い既製品が見つからんなら作るか、と考え始めたところで、良いもん見っけた。
コレよこれ。激高なので作ったほうが良いのではないかと2日くらい迷ったが、発注してしもうた。
で、思いのほか早く5日くらいで届いたのだが、
いやデカすぎ。車両の全幅が1600mmで車室内幅が1200mmくらいなのにこの箱1600mmくらいあるんですが。
やたら着荷が早かったし間違ってんぢゃね? とも思ったものの旧版ジムニー用って貼ってあるし、いっちょ開けてみた。
あぁ、厚みを減らす方向なのね。精度はともかくこれなら我がJimnyに取り付きそうだ。取付説明など一切なく、精度と付属品には大いに不安があるので早いとこ取り付けてみたいが、このクッソ暑い中では一気に完了まで持っていくのは無理であろう。というわけで2日に分けてやってみることに。
翌日、まずは左右の側板を取り付けてみる。
説明書きなど一切ないので、売り手が挙げている写真類を印刷して作業開始。
まぁなんとなくそれなりに取り付けられた。精度は思ったより良い感じ。
“思ったより良い”ってだけでまぁ悪いんだけど、加工が必要なほどではなかった。
シートベルトハンガーに共締めする耳風固定金具が、写真ではほぼ水平についているのに現物はかなり斜めにしないとつかないのが辟易だったが、ギリギリ干渉しない程度だったのでまぁ許す。
ネジ類はだいぶ多めに入っていたが、うち1袋が錆びかけだった。錆びかけ袋は使わないよう避けていたが結局2本は使わんとならなかった。
んでひとまず付いたのだけど、下部が固定されないのでガタガタ。これじゃ走行中にうるさそうだぞ。
写真ではここ、多分ベルトで隠れている部分にもこれがあるのだが、こんな部品は入っちょらん。他の写真でも、
この5箇所を車両側加工無しで止められることになっているのだが、下部2箇所はどうにも止まらん。
ここまでで1時間半、大変な汗噴き出しでタオルもびっしょり、少々頭痛も出てきたので今日はここまで。
翌2日目、再検討。
売り手の写真をじっくり探ってみたら、
ここ、下部の固定具が違う写真発見。
これができそうな付属品はあった。名刺よりちょっと小さいくらいの鉄板の中央に六角ボルトを通して溶接してあるやつが4つ。
ただ、これを使うにしてもどう固定するのやら。ボルトの頭が出ているから名刺大の板で突っ張るにしても先にボルトが車体に当たって傷や穴ができそうだし。
でも可能性はこれくらいしか思い当たらないので、ボルト頭が出ている面に手持ちの厚手クッションテープを貼ってボルト頭が当たらない程度の厚みを稼ぎ、ボルト頭ごと強力両面テープを貼って車体に貼り付くようにしてやってみた。
すると、これでどうにかガタつきがなくなった。うーんなんか納得いかんけどこれで正解なんぢゃろか。
体温的にはまだ余裕があるが汗は絶賛噴出中なので、この日はこれにて終了。両面テープ貼りだし少し時間をおきたいってのもある。
翌日3日目、棚をつける。
なんか簡単そうな棚なのだが部品が多くて、取り付け前の組み立てにそこそこ時間がかかった。
棚の取り付け自体は簡単。ちょいと重めなのでその点で若干苦労したけども。
ということで、3日間、作業時間計2.5時間ほどで完工。
うむ、スッキリ積み込めて宜しいのではなかろうか。
売り手写真には無かったメーカーのプレートが付いているのが気に入らんけど、剥がすのも大変そうなのでひとまずこのまま。
最後に竿出したのは8月30日、9月は全く釣行できていないので明日は行きたいですのぅ。
ベアリング替えたAntares DC7を使いたいってのもあるが、萬里の砂浜にいい加減キスが来ていないか見てみたいのもある。まずは砂浜行って、状態が許せば水尾漁港でAntares DC7使おうかね。