当然がごとき添付部品不足で停止やむなしなカーテン設置、今朝受付窓口に要求してみた。特力屋ブランドで特力屋で売っているにも関わらず受付窓口以降は全て全く特力屋が関係ないのがなかなかに面倒ではありますな。
で、まー当然常時あることなので供給手配をしてはくれたのだが、大陸から発送なんですと。
常態なんだから小物部品は持っていてほしいよねぇ。
そんなわけで追加1週くらい待ちってことになるので、ここはそれ3Dプリンタで打ち出しちゃうことに。
模型フィギュアのようなものではなくモノはそんなに複雑なものでもないので、CADの操作を習得すればササッと描ける。
が、まーそこなんだよね。Fusion3Dは使ったことはないので最初数時間はなかなかに戸惑った。
コレ、クセというか思想というか、まずめっちゃ粗い形状、今回の場合低い円柱、を用意してそれを打ち抜いたり座ぐったり等々して狙いの形に仕上げていく、というやり方でして。
それに気づくまで2次元の形状線を消されたり再現できない部分ができたりと、数時間困り抜いてしまったわ。
しかしそのクセを前提に仕切り直して、結果は無から30分くらいで描けた。
完全同一ではないものの、割といけるんじゃないかと思うんだわ。
採寸のためにバリを取った本物と比べてもイケそうな感じよ。
ほいじゃ打ち出しデータを作ろう。
本物の材質は塩ビ、ポリ塩化ビニルだと思う。柔らかめでそれで微妙な部分を合わせ込む感じになっているっぽい。
そこで手持ち樹脂の中で一番靭性が高いPhrozenのWater washableを使う。
今回はサポート配置もスライスも全てFormware 3Dでやっちゃうぞ。
必要なのは1個なのだが、薄手の筒で樹脂消耗は少ないし時間は高さのみ依存で縦横にいくら撒いても時間は変わらんので、せっかくなので6個配置。ホラ、6個作っても3個NGとかあるかもしれないやん?
いや実は今までそんなことはなくて、コピーしたものは1個NGなら全部NGだし1個OKなら全部OKではあるんだが。
所要時間見積もりは1時間ちょっと。見込み通りに打ち出し終了。外して洗ってキュアってサポートのバリを軽く削る。
中心が本物、周囲が打ち出したもの。
打ち出し品のほうがデキが良い感じよ。完璧よ。採った寸法がヴァッチリなら相当良い出来になりそうよ。
早速シャフトと巻き取り機構にはめてみると、本物よりしっかりかっちり嵌まる。完璧ぢゃ。これは全部付属部品使うより打ち出しモノに置き換えたほうが良いんじゃないかってくらい。
まぁそれもなんなので、2セットのうち1つは左右2つとも打ち出し品に置き換え、もう1つは2つとも付属部品を使ってみることにした。
余った部品は付属モノ自作モノともにとっておく。耐久性の違いとかで付属モノじゃないといかんかった、とかあるかもしれんし。いやまぁ付属品漏れが常態な雑極まる大陸製品でそんなしっかり設計しているはずもないとは思うけども。
ここまでで日没時間。室内だしこのまま設置作業しても構わんが、なんとなく明るいほうが楽そうなので明日日中に設置するつもり。