最近すっかり手を付けられていないが元来ワシは模型好きで、ルアー釣り含め魚釣りも好きなんでござって、昔から予予3Dプリンタは自由に使ってみたいと思っておった。
新宿駐在のとき、中期以降の作業場が入っていた台場の施設は3Dプリンタがあるとのことだったが、手続きが必要で料金もかかるそうで私用で使うわけにはいかなんだ。
今や価格もこなれまくって、小さいものが作りたい我が構想なら$5000程度で買えるものもあっていよいよやってみるかという時期になったが、皆様の作例をみるにどうも粗いんだよねぇ。1/72の飛行機とか1/700の船とか作るワシにとっちゃ粗すぎて使えなさそう。鱸とか口デカい系の魚用のルアーなら磨けば使えそうだけども。
なのでちっと買うには踏み切れないここ数年だったが、最近日勤先のオシゴトで受け取った次期製品の試作品を見たら、3Dプリンタで出した外筐だというが存外表面がきれいなんだよね。ギリギリ1/72なら使えそうな。
まー超高級機で出したんだろ、と思ったが、実は10万円クラスの3Dプリンタでこのくらい出るとか聞きまして。
おおぅほならば$10000未満くらいのものでも使える程度なんでは? ってことで乗り気になったところで、高速安価な”光造形3Dプリンタ”も家庭用で出回っていると知った。
光造形はUV硬化レジンで積層していくわけだけど、その作例がめっちゃ綺麗でな。コレなら1/700艦船の127mm砲身とかもいけんぢゃね? ってレベル。
そこで早速、光造形3Dプリンタを調べてみたぞ。
まず基本的に、打ち出す対象のサイズ限界が小さければ安く、大きいと高い、ってのが基本っぽい。
あたしゃちっこい小物しか作らんと思うので安い機種で宜しいということですな。
もし大きいものが欲しくなったら、小さいのを複数組み立てりゃ良いしな。
光造形3Dプリンタは液体のUVレジンを使うので、片付けがめっちゃ面倒、という情報もあった。
まぁそこはそれ、そりゃ固形樹脂を使うプリンタよりだいぶ面倒だろうけど、幸いワシレジンやUV硬化の扱いにはド素人よりは慣れているので覚悟と慣れはあるし構わんかな、って。
ほんで、かなり評判の良いELEGOO Mars 2 Proってのを買おうかと思ったのだ。USD300未満らしいし、NTD10000切るなら思い切って買ってみてもよかろうと思い。
ところがだ、これが売っていないんだな。どうやらELEGOO Mars 3という後継機が出てもう入荷しない様子。在庫品も普通の店では見つからない。
まぁMars 3も設定価格USD350, 実売USD295ってことでNTD8700くらい。この程度の価格上昇ならいいか、とMars 3の国内販売を見てみたら、
なんぢゃこりゃ直販の倍以上ぢゃねぇか! 大陸が”おま国”かよエラくなったもんだな。
さすがにこんなバカバカしい出費はできん。
あともう一つ、Phrozen Sonic Mini ってのも見つけた。こちらはMars 3より成形可能サイズが少々小さい。
小さいのは別に構わんのだが、問題は評判だ。Mars 3よりだいぶ劣る。
まぁ評判が悪い内容の詳細を見ると妥協や解決できそうではあるんだが、ちぃと引っかかるな。
但しこちらは設定価格USD240に対し実売NTD7699。現実的である。なんだろね内国産だからか?
まー即決はできなんだよ。
とはいえ遠からず買って使ってみそうな気はしているけども。