Whoscall 象卡來

売り込みとか投票依頼とかの電話応対に一切時間を割きたくないワシとしては、予てより携帯機ではWhoscallを使っておりますのだ。
相手情報が出るまで時間がかることも多くその情報が正しく出ることも2,3割程度としょぼいっちゃしょぼいんだが、そんでも少しばかりでもウザ応対を減らせるなら有用と思うわけですよ。
元祖 会話しないと死んじゃう民族 な華人文化圏らしいことにまずは相手の機械的長口舌を節目まで聞き、「申し訳ないがそういったものはいらんのでして云々」とかやるのが常識礼儀となっているようで、先方も食い下がりまくるのでどう手早く済ませても1,2分は割かれる。英語や日本語で押し切りさっと切り上げようとしても無意味で、クソ英語で話してきたり中文でゴリ押ししてきたりする。
春節あたりから株買えとか家買えがやたらと多くなり、Whoscallで情報が出ないものは一律無視にしたので最近は非常に役立っていると言えるかな。

で、最近は市話、固定電話の方に投票依頼がヴァリヴァリ来るようになった。選挙権無いので全く無意味だが、番号総当りでかけているんだろうな、とかく頻々と来る。
まーわかりやすいんだけどね。出ると1秒位間が空いて「りぃほぅ、・・・」と来るから。選挙のときだけ台語を使う代議士共。録音自動再生だしええぢゃろ、ってことで「・・・、りぃほぅ」の時点でサクッと切っておるが、本来コレもひとしきり聞くものらしい。もうええですわこんなん非常識で失礼でも結構だ。

携帯電話網でできることを市話網で出来ないわけはないわけで、手持ちのタブレットPCやRaspberry Piとかで作っちゃろうか、でもメンドーだしWhoscallを市話で使うユニットはないぢゃろか、と軽く探ってみたら簡単に見つかった。

$1499のものと$999のものがあるが、見る限り全く差異がない。
実は何か見落としているのだろうと思うが、わからんので$999のほうを発注。
併せて、十数年使って液晶漏れかなんかでLCD画面が左1/4くらい真っ黒になっている電話機も買い換えることにした。

電話機は、今はなきものに等しいMotorolaの安いのを選び、今朝着荷。

象卡來の動作は予想通りで、電話機の前に挟まって着信をモニタし、発信相手を検索して表示するもの。
なのでデータベース管理のためインターネット接続が必要。これは2.4G WiFiのみなので2.4G WiFiを張っておかないと使えない。
ついでに設定も、象卡來がWebサーバとなって192.168.0.1にWebブラウザで入ってやるので、スマートフォンの類いが必要。コレはPCでもできるかもしれんけど。

ま、このへん揃っていてちょいとだけ知っていればめっちゃ簡単ではある。数分で難なく設置完了。

自分でかけてみたところ反応したので動作は問題なさげ。
実際投票依頼とか売り込みとか表示してくれるかどうかは、休日だしまだ何もかかってきていないので不明。まー大丈夫だろう。

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