NG餅を揚げ出す

前回搗いた餅は水多すぎでNGだったわけで。
試しに焼いてみたんだが、まず膨らむと即流れ出すので非常に危険。うっかり網に付いたら回復が大変じゃけね。とはいえ膨らみかけで焼き上げにしてしまうと粉っぽさが残ってダメ。
だからといって煮たりしたらそら煮汁なりに溶けてしまってダメなのは明白。
さて困ったね、コヤツどうしてくれようか。NG品として捨ててしまうべきなんだろうけどももち米は高級米であるしのぅ。

あ、ところで、水多めを遥かに超えて水多すぎレベルで餅作ると、状態は水っぽいのはもちろんだが食感は粉っぽくなるんだな。こいつぁ意外であったよ。

食ってしまうことにすると、粉っぽさをなくすにはある程度の時間は熱をかけないとならん。しかし煮たり焼いたりすると流れてしまう。
ならば揚げては如何だろうか、と思ったわけですよ。食ったことはないが”揚げ出し餅”とか割と普通らしいし。
そこでソレ採用、揚げ出し餅にして片付けてしまうことにした。

出来上がりはこちら。

まーマトモとは言えんがそう酷くもない見た目ではある。
しかしだ、コレ汁を半分以上捨ててようやくコレですからね。
やり方をひいたWeb情報では、水200ml+めんつゆ200ml、とかありまして。ソレいくらなんでも多すぎだろメガ盛りかけそばじゃあるまいに、と醤油40ml+みりん40ml+水240mlの320mlにしてみて、冷凍ストック大根おろしを加えてみたらそれでも明らかに多いので半分以上捨てて、味を見てみたら当然ながらそばつゆくらい濃いので水50mlくらい加えた結果、この状態。
一体どれだけ大きい切り餅を想定しているんだろうな。Webのサンプル写真は実は巨大な大皿でネギは下仁田ネギの小口切り、海苔は半裁を太めに刻んだ、ってなもんか。

出来は、まぁなんとか。
色は島醤油に近い台湾醤油のため濃すぎではあるものの味は宜しい。減点要因はやっぱり餅で、粉っぽくはないがあまりにジュースィー過ぎでなんともかんとも。揚げ出してもダメですな。

まぁともあれコレでNG餅は片付いた。昨日正しい水量で撞き直したのでそれをもって本番ということで。

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