春節に備えて雑煮用に三つ葉水耕を始め、水につけておいた種から根が出てきたので植え付け用の瓶を買い出しに近所の百貨店へ。日本語の”百貨店”ではないぞ。
その行きがけ、以前は何やら北海道を冠したパン屋だったところが寿司屋になっておった。
まだ開店間もないようで、5人位常に並んでいる。
まーあんま期待できないよね、とか思いつつ軽く見てみると、刺し身とかもやっていて生物もあるらしい。
ふーんそれじゃちょっと試してみようかバカ高いわけでもないし、ということで、鶏肉焼くつもりだった夕食を予定変更して寿司買ってみることにした。
最近は大体切り身は問題ないのよ、ブツなところは非常に多いものの。
問題は飯、寿司飯だ。
バカ高い高級寿司屋じゃないと、酢飯が酢飯じゃないのだ。若干の寿司酢は使っているようだがまともな酢飯の味じゃなくただの白飯に近い。
まぁね、華人の皆々様は地元のもの以外の酸味を一切受け付けないからね。仕方ないね。
品はこんな具合。なぜやら2枚に分けられている。生物とそれ以外って感じか。
しかし魚子は生物扱いじゃないのだな。そして黄金魚は生物。
魚子はおそらくたらこ。カタカナで”ドロー”と記されているので。
これは、下の”マスタードロー”が辛子明太子ではなかろうかと思うのだわ。で、”ドロー”はCod roeの切りポイント間違いかとな。
で、左の表にあるということはどっちも焼きなのかねぇ。
黄金魚はアレだ、子持ちニシン。
子持ちニシンは酢漬けだか煮だか蒸しだかになっているはずだが、右の表に並んでいる。
今回は赤身2貫とカジキ4貫を購入。$140。争鮮より高めだがまぁこのくらいの高額ならば問題は質ですよ。
味噌汁が欲しかったがここで売られているものはいかにも甘い味噌使ってそうだったので、持ち帰って自前で味噌汁用意することにする。
はい開封。
切り身の大きさが争鮮よりだいぶ大きい。厚さは厚めだが比率的には刺し身と言える感じ。ブツな食感までにはならない感じでなかなかよろしい。
シャリ玉は小さめ。まーこれは仕方ないよな。ガッツリ飯な寿司を望むなら100年以上さかのぼって屋台寿司でも行かないとならんのだろうし。
さて今回の主眼である酢飯だが、これは残念、争鮮等同様の寿司酢感のない飯であった。
しかし刺し身も売っていて値段は夜の三越地下の投げ売り状態クラスなので、刺し身で買って自分で海鮮丼とか寿司とかにするのはアリかもしれん。