Genericっぽいドライバを試したり自動検索であたるWHQLドライバを入れてみたりしても一向に改善しない内蔵Bluetooth接続切れ、半年たったし、ってことで同症例を探ってみたら引きあたる件数が増えておった。
この例とか、15″と13″の違いはあるし”ガツガツ引っかかりながら動く”と”完全に停止”の違いもあるけどペアリングできていながら動作不良っていう点では同じなので原因がかなり近い印象。
とはいえまぁ残念ながらこの例の方は直ってはいないようだが、以前思いついたもののイマイチ用途に見合わない気もして試していないこともあるので、コレをきっかけとして再度本腰入れて改善を目指してみた。
まずは先の、直らなかった類似症例を検討してみる。
Edrick殿のやったことはBluetoothネットワークを弄ったみたいだな。
残念ながら”Bluetooth Collaboration”にあたるものが見つからずまた設定を変える方法もわからんので全く同じ手法をやってみることはできないのだが、とりあえずワシの場合使いもしない”Bluetooth ネットワーク接続”が有効になっているので、まずコレを無効にしてみる。他機種ではそれで改善した例もあったし。
しかし残念、我がMBPでは何も変わらず、相変わらずペアリング直後にHID(マウス)が無反応。残念。
さてここで、昨年11月の代替機受け取り以来幾度もBoot Camp導入を試した結果、
- macOSでは問題なし
- Apple正規ドライバを入れる前は正常
- “Boot Campアシスタント”でBroadcomドライバを入れると発生
- 同時接続中のBluetoothヘッドセットで音量調整したりすると復帰(またすぐに停止)
- Microsoft(2種)・Logitech・Apple(2種)の全てのマウス、Elecomのキーボードで同症状
- Bluetoothヘッドホン(2種)・自作フラッシュトリガでは問題なし
- USB外付けBluetoothトランシーバ(2種)を使うと問題なし
こんな状態で、如何にも内蔵Bluetoothトランシーバのデバイスドライバがコケているっぽい。
根本はAppleのWindows用デバイスドライバにあり、ということで方々のサポートに連絡したりひたすら待ったりしていたが、5月あたりに寝る前にふと”AppleのWindows用デバイスドライバはHIDプロファイルだけ電源管理がダメなんじゃなかろうか”と思い当たった。
上記7点は全て当てはまるわな。同時接続中のBluetoothヘッドセットで音量調整したりすると復帰、ってところは特にそれっぽい感じはある。
ということは、OSで電源管理しないようにしてしまえば解決したりしないだろうか、と。
しかしねぇ、外出で使うこと前提で調達したノートPCで電源管理を切るのはなんとも。
今のBluetoothは相当低消費になったとは思うが、初期のBluetoothの電気バカ食いを知る者としては気になるのだわ。
低消費になった理由には電源管理に依るものもあるだろうし、もしその比率が大きいと稼働時間に影響出そうだし発熱もすごくなりそうだし。
そもそもCSR/Qualcommとかを使っている”アジアの猿どもの粗製乱造品”が何ら問題なく動いているし、御御御御Apple殿様公の有難き下賜品が何年経ってもドライバ変更すらできないとかありえないっすしね。
でもね、ワシ非国民で異教徒だしやってみるのだった。OS上で電源管理を切るのは設定だけだからすぐ戻せるし。
左下Windowsロゴ右クリックで”デバイスマネージャ”へ。
以前のキャプチャだが、この”Bluetooth 無線”をちょいとダブルクリックなどして、一番右の”電源の管理”タブ選択。
別端末で撮ったキャプチャなのでウィンドウ表題がBluetooth 無線じゃないが同じだ、この”電力の節約のために…できるようにする(A)”のチェックを外してOKだ。
ひとまずコレでACアダプタ接続したまま、時折スリープやハイバネーションなど入れつつ12時間ほど試してみたところ、嬉しいような悲しいような、症状が出ず普通に使えるように。
さてさて、どうしたものかねぇ。
携行を忘れたりちょっと移動でどこかに引っ掛けて壊したりするおそれはなくなるのでこのまま使いたいところだが、電力消費とかどうなんだろうか。
そもドライバを”猿ども”を遥かに超える正しいものにしろよ、っちゅう話でもあるしな。
まぁ、しばらく消費を確認しつつ使ってみて、この設定でごまかすかを考えますかねぇ。