WOLとかリモートアクセスとかHermesとか

昨夜から、自宅のデスクトップPCをごちょごちょいじり倒しておる。

最近すっかり業務でも私用でもEee PC 901がメインになっており、文書作成などで高解像度がほしいのでデスクトップ用ディスプレイを持ち出して使っておるのだが、そうなるとデスクトップPCへのつなぎ直しが面倒でますます使わなくなる、という状況。
まぁ使わなくてもすむならそれでも構わんのだけど、データ類のバックアップとかで必要になることはある。
そういうときに楽したいのぅ、ということで、サッと電源入れてちょちょっと操作して済ませたい、ということで、遠隔電源投入とリモート操作を入れよう、と今更ながら画策なわけだ。

まずは電源の遠隔操作、WOLだ。

デスクトップPCは移住の際にハードディスクだけ持ち出し残りは一切処分してきたので、今のものはWOLに関係するものは全て2005年9月以降の製品。
ということで、わざわざ開けて確認せんでもOKであろう。
調べてみると、各機器が対応していれば後は設定と起動信号を送る手段が有れば良いそうで、まずはBIOS設定。
設定項目が実はよくわからんかったのだが、現用のAMI BIOSでは電源設定の中のAPM COnfigrationで、”Power On By PCI Device”と”Power On By PCIE Device”を有効にするべしらしい。
もちろん、ACPI 2.0サポートも有効にした。

ほんで次はOS側での設定。
はじめは無知にも無線LANで制御しようと思っていたので、それっぽい設定項目がなかったのでそのまま。
電源起動コマンドを送るためのソフトには”MagicBoot”を選択。コントロールする側であるEee PC 901に導入。

続いてルータの設定。
Broadcasting Addressなるものが192.168.11.255となることを確認。ついでに何となく、この2つのPCに常に同じIPが振られるようにしてみた。

さてそれでは、と試しに電源起動コマンドを送る。しかし全く反応なし。
原因はこの時点で複数有るわけだが、調べてまず見つけたのは、無線LANでのWOLはできないということ。
そうかそうなのか。で、有線LANに変更。デスクトップPCはテレビの横に場所移動。となるとテレビをディスプレイにすりゃいいんじゃないか、となるが、んでもここまできたらやろう。リモート操作までできればキーボードとマウスで店広げずに済むし。

ほんでデバイスマネージャでイーサネットコントローラを見ると、当然だがWOL関連っぽい設定項目がある。
“ウェイクアップ機能”をマジックパケットにし、”シャットダウンからのウェイクアップ”をオンにする。
有線LANでやってみるが、やっぱりダメなのであった。
またまた調べること暫し、デバイスマネージャの電源管理で、”このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする”という項目にチェックしないといけないらしい。
“スタンバイ”ではなく電源断状態だから無用かと思っておったわ。
で、ここまでやって試したら、無事遠隔起動できるようになった。記すとこれだけだが、時間はたっぷり5時間かかった。

さて次はリモート操作。
まぁ互いにWondows環境でできればいいや、ってことで、ファイルのやりとりもサポートしているUltraVNCを使うつもり。
で、まずデスクトップPCにUltraVNC1.0.8.2をフルインストール。
ここでMirror Driverなるものを入れるとWindows xpでは良い、という情報があったので入れてみた。
しかしここからバタバタだ。

まず、最初にServer Propertyなる画面が出てくる。
ここでパスワードを設定しておくことが先決らしいのだが、そのパスワードがどうにも設定できない。
9桁のパスワードを入れ、適用しようとするとまず”別のユーザーとして実行”なるウィンドウが出る。
そこで”現在のユーザー”と”次のユーザー”と称する既存ユーザリストからの選択が有るのだが、どちらのどれを選んでもエラー。
もう一度Server Propertyなる画面が出てくるが、そのパスワードは設定したはずの9桁のものではなく、アスタリスクで伏せられた8桁。
何度もやっているとエラーなしで通ることがあるのだが、それでももう一度Server Propertyなる画面を意図的に出してみると、パスワードは8桁*。わけわからん。

さらに、ここで再起動してみると、解像度が4ビットカラー 800×600しか設定できなくなった。グラフィックドライバ破壊してくれたらしい。
初めて『システムの復元』にお世話になった。
で、もう一度、Mirror Driverなるものを入れずにインストール。
グラフィックドライバは無事だが、設定自体は上記同様わけわからん状態。
当然、Eee PC 901からリモート操作をかけようとすると、パスワード不一致ではねられる。

だめだ、どうにも使えん。
で、やむなくxpの『リモートデスクトップ』で操作できるようにした。
ファイルのやりとりができないので当初目的が果たせない。その部分は台湾と日本にそれぞれ用意してあるレンタルサーバ経由になる。無念だ。

シャットダウンは普通じゃできないので、デスクトップにシャットダウンコマンドのショートカットを作って終了。
これでひとまず使えはする。が、UltraVNCが使いたいのになぜ使えぬのだ、と。

ここで朝7:00。もうダメ、寝る。

で、犬の散歩に出る時間の夕方、管理員から連絡。郵便物が届いている、と。
散歩ついでに外へ出て、帰りに受け取る。
届いたものはコレ。

紅剣士殿よりの支援物資である。
携帯電話がボロで使い物にならんので、コレを使わせていただくのだ。
航空便(EMS)で届いたので電池がない。まずはどこか夜市ででも電池パックを手に入れてくるべしだ。まぁ近場の龍山寺にでも行くべ。

明日は8:30に市政府站に出向いて、久しぶりに深坑訪問ということになっておる。臭豆腐食えるようになったし、名物食ってみようかね。

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WOLとかリモートアクセスとかHermesとか への4件のフィードバック

  1. 紅剣士 のコメント:

     届いたね、良かった。
     送料900円は国内より安い!!

     WM6.5は動かなかったので、動くバージョンを入れて有る。
     日本語表示も変換もOKですよ。

     がんばれ!!

  2. honyoka のコメント:

    はじめまして。Hamachi便利ですよ。
    遠隔地同士でもLANに接続されているように使えるので、フォルダの共有設定しておけば開けます。
    16台までいけるので無料版で十分使えます。

  3. Pote のコメント:

    honyoka様、初めまして。

    > Hamachi便利ですよ。

    実はこのエントリ翌日、Hamachiは検討しようとしました。
    ・・・が、また寝ている間にこびとさんの手が加わったか、UltraVNCが使えるようになってしまいました。
    まずはこれでLAN内運用、業務が進んで外からのアクセスが必要になったら再度調整、不満が出たらHamachiなどの検討、とするつもりでございます。
    いったい何だったんだろうなぁ、UltraVNCの奇妙な症状は。
    原因わからずで今はまだ外からのアクセスは不安で試す気にもなれません。

  4. Pote のコメント:

    紅剣士様こんにちは。

    > 届いたね、良かった。

    中文対応にちょいと躓きましたが、無事使えるようになりました。
    SMS対応が不安でしたが、ROMフラッシュはしなくてもX01HTのままでやりとりできるようです。
    タッチ不良もなく、クソ暑い屋外でもきちんと通信通話できそうです。ありがとうございます。

    これでGPSがついていれば完全なんですけどねー。

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