今日は魚釣りなぞしてきたのだ。
結局昨日は23:00就寝。で、1:00に起きて出発準備。
結局いろいろ片づけて出発は1:45。待ち合わせは國父紀念館近くに2:00なんだが。まぁ間に合うだろうさ。
でもってぴったり2:00に集合場所到着。
今日のメンバーは3人。在台30年の先達と銀行員のおっちゃんとワシ。その銀行員のおっちゃん、実はワシより1歳年少であった。貫録で負けたわ。
ビンロウを買いに行った銀行員の戻りを待って出発。
ビンロウは勧められたけど、ワシャ遠慮。うまくないし、まずいのに耐えて噛んでもなぜか何も効かない(スカッ、とするらしいんだが)ので、わざわざあの面倒なものを噛む気になれないのだ。
蘇澳に行くってことはだ、雪山トンネルを通るわけだよ。
二輪乗りなワシは使ったことがないわけで、今回初めて通る。
ボケボケですがトンネル内。確かに長いっす。
で、トンネルを抜けりゃもう宜蘭。やっぱ早いな。二輪では1.5時間のコースなわけで。
というわけで蘇澳まで1時間。蘇澳港前の釣り具屋に到着。ここが乗り合い船のベースで、餌など仕込むわけだ。
仕込んだ餌はまずコマセ(撒き餌)、南極蝦というらしいオキアミ、ホタルイカ様の花枝。
で、時間が余ったので近くの黒輪屋台でおでんを食って時間潰し。結構うまかった。
昼は出ていないんで、こんな屋台があるとはしらなんだね。
でもって4:00、港へ移動。ライフジャケットを着けスパイクに履き替える。
乗船すると、まずは何らか身分證を預けるとのことで、居留証など出してみる。免許証を出している人がほとんどだったが。
やがて出航間際、オレンジツナギの海上保安庁員のような兄さんが現れて、その身分証を基に点呼を取る。オレンジツナギの兄さんは船長からリストを受けとって何処かへ。
それが終わるといよいよ出港。
船には隣に何か小舟がつながれている。この小舟が艀になって磯に渡すのだそうだ。
20分ほど行くと、今日の釣り場が見えてくる。
ここからは件の艀で渡る。渡ったら早速道具展開ののち釣り開始だ。
今日のワシの引率をしてくれた豪快なおっちゃん、さっそくミナミイスズミ(白毛)をゲット。いいですな。
ワシも竿を出してみたが、残念ながらアタリなし。
アタらないので写真なぞ撮ってみる。まだ朝なんだけどもう既にかなり暑いぞ。
この写真ではあまり日も照っていないように見えるが、
これならわかろうかと。かなり照ってますよ。
1回アタリがあったんだけど針に乗らず、小型の針に変えてやがて11:30、久し振りの磯釣りで不慣れなせいか、腰が痛くなってきたので少々休憩。弁当が届いているとのことでここで昼食。
中身はこんな。
いかにも盒飯然とした弁当ですね。大陸放浪の時を思い出すな。あの時は安さ第一であまりうまくない盒飯ばっかり食ってたっけなぁ。油がまずいんだこれが。機械油でも使ってたんじゃなかろうか。RMB10くらいで一食食えるんで助かったけど。
ところがこの弁当、イメージに反してかなりうまかった。まいったね。
『おいしい』袋の中身は良くあるフライドチキンなのだが、これもまたうまかった。ケンタッキーのフライドチキンのように肉が臭くなかったし。
で、釣り再開。
仕掛けを変えてアタリ弁別重視にしてみたんだけど、やっぱりアタリなし。
結局15:00まで丸坊主で、お迎えが来て終了。
しかし案内いただいたおっちゃん、すげぇぞ。ワシの倍近い御歳だというのに、お迎え直前まで釣りっぱなしだった。
腕前はもとよりその体力。同行メンバーがちょいちょい休みをはさんでいるのにぶっ続けだもんなぁ。
釣果は3人で、ミナミイスズミX2、ハリセンボンX多数。
他の磯に散っていたメンバーも集めて港に帰る。
今日乗り合った中で一番いい感じだったおっちゃん。和風の名前を持っている。
台湾語しか話さず、前歯がなかったりするイイカンジのおっちゃんだ。
彼は別の磯でやってたんだが、デカいグレ(メジナ、黒毛)を釣ったのだそうで。見事。
蘇澳港は軍港でもあるので、軍用船も泊まっているぞ。
『軍艦』だってさ。そりゃそうだわな。
ミサイル艦なんだそうだ。そうなのか。わからん。何れにしても堤防の向こうから見たいもんだが。
イージス艦と輸送艦と思しきもの。
はい、以上で魚釣り終了。帰港すると例のオレンジツナギ氏が現れて、再度点呼。
続いて東澳に移動だ。良く行く料理屋があって、釣った魚をなんでも料理してくれるのだとか。
東澳は非常に良く通り掛るわけだが、コンビニとガソリンスタンドしか寄ったことがないのでその意味でも楽しみだ。
到着してみると、小さい町だしこれでもかくらいの一般料理屋。店主のおばちゃん、原住民風の風貌でいい感じだ。
ほんでビールなぞ飲みつつ早速魚を食らう。
イスズミの煮付け、ちゅうか紅焼。うまかったぞコレ絶品。やるなおばちゃん。
イスズミ刺身。うまい。けど絶品まではいかない。
イスズミのアラスープ。アラがどうこうというよりこのスープベースが絶品。そうだな、台東南部の鮮魚湯に似ている。
続いてもう一品、紅焼ハリセンボンも出てきた。
食感がQQでうまいんだけど、骨が多くて食べる場所が少ない。味・食感・骨の多さともカエルに似てるな。
料理するのも大変なので、気軽に料理してくれる店はここしかないのだそうだ。
で、ハリセンボンが出たところでおばちゃんもテーブルに加わってミニ宴会。話の内容は実におもしろかった。大笑いだ。
あらゆる面で満足して18:30、台北へ戻る。
20:00台北着、解散、と。
いやはや、自分は皆目釣れなかったけど非常にユカイだったさ。
来週も予定あり、とのことなので、またできればご同行をと申し出て帰宅。
次回はいかに注意しませう。
・ 帽子を忘れない。(忘れて借りた。)
・ 着替えを持っていくべし。
・ 飲み物準備したほうがいいな。
・ コマセバッカンとか、コマセ道具を買っておく。
・ 尻あて(名称不明)を買っておく。
日差しがあったのでもう焼け焼け。去年の最南端行きの後の状態を再現してしまっておりますわ。
で、昨日は帰宅後明かりもつけっぱなしで熟睡。
明日は、というと、出勤して設計&作図。月曜朝までに仕上げないといけないんだよー。まだ終わってないさぁ。
来週からは母親引率だから何としても月曜朝までに終わらせないと。
こんばんわ?
残念でしたね。せっかくの釣行。
でもまぁ、釣りって、同行者とのポイントがわずかしか離れて無いのに釣果があったりなかったり、って良く有ることですから。
次回に期待しましょう!
それにしても、煮付けおいしそうだな?
高雄人的横さまこんばんは。高雄は暑いっすね。
> 残念でしたね。せっかくの釣行。
まー釣果なしは残念ではありますが、久しぶりに海に出て竿を出したし、数ヵ月ぶりにバッチリ焼けまくったので結構満足だったりいたします。
しかし次回はリベンジでなんか釣りたいっすね。ハリセンボンは去年山ほど釣ったのでそれ以外がいいな。
> それにしても、煮付けおいしそうだな?
これね、本当にうまかったっすよ。
イスズミはそれほどうまい魚じゃないそうだが、絶品でした。料理法だなきっと。素晴らしいぞおばちゃん。
ちなみに蘇奥のイスズミはいいんだが、澎湖のイスズミは臭みがあってまずいんだそうです。