タイヤが丸坊主であった我がGD150、本日早速資金を用意して交換に向かいましたよ。
行き先は昨日オイル交換をした帰り際のバイク屋。
さてもちろんまずはタイヤっすよ。でも何を履かせるか選ばないとね。
ひとまず黙ってオススメを待つと、ブリジストンで1本NTD2400とか出してきた。
いらんわーそんなん! 高いし、モノはいいのかもしれないけどそこはあえてローカル物で良いものを見付けるところに価値があるんじゃないか! ・・・ったって、そんなことは分からんよな。
というわけで「もうちょい安いのはないの?」と聞いてみると、NTD1600のモノがあるそうだ。なんだ、じゃそれでいいじゃんか、と思ったところですかさず、
「これから雨が多くなるしちょっと良いのにしてみないか? ・・・ほらこれ、台湾メーカー台湾製なんだが、いいもんだぞ。このとおりコンパウンド軟らかいぞ。触ってみたまい。」
で、たしかに前のMAXXISよりかなり食いつきそうだ。ところが値段はNTD2200といまひとつなんだよな。しかしたしかに梅雨がくるし、思い切ってこの食いつきを試してみることにしてしまいました。前後併せてNTD4400。前のタイヤが併せてNTD2700だから、ずいぶん高いぞ。でも前のものは初期グリップだけOKで以後ダメだったし、雨天は最悪だったのでこの値差に期待してみるべし。
で、早速前輪から交換に入るわけだが、タイヤを外した時点で呼ばれてしまう。
うっ、気になってはいたがやはり。ブレーキパッドが限界だったか・・・と思って話を聞いてみると、予想は一部しか当たっていなかったのであった。
「パッドがないよ。もう、ないどころかイってるね。ほら、ディスクが薄くなっちゃって。」
にゃにー! そこまでかっ! やりすぎた! ディスクを見るとたしかにもう・・・ね。シューなんざ影もなし。こんなにしちまったのは初めてだ。なんで感触で分からんかったんだろう。
致し方なし、ディスクごと交換。これは思ったより安くて純正品でNTD1750。助かった。
しかしまだ問題が。
続いて後輪なんだが、同じくパッドが限界なわけだ。こっちはディスクまではいってないのでパッド交換でOK。なのだが・・・、キャリパを外して分解を始めた時点で「穴がいってる」とかぽつっと。
ことビス類の回し方については台湾人技術屋はまだまったく信用ならないので、彼らがあれこれ試す前に割り込んで自ら確認。
すると、たしかに六角レンチの穴がなめてる。なめてから相当時間が経っているので、前オーナーの頃に既になめていたのであろう。
交換ボルトは持っているそうなので、まぁともかく抜いてもらうことに。抜き方はお任せ。特にダメな方法はやっていなかったのでしばし一任して様子見。
今回選んだタイヤのメーカー。ユニリー。聞いたことないな。
日本語部分もかなり綱渡りな言い回しだが、間違ってはいないな。 ちょっと残念。
スクーター用レースタイヤらしい。高いわけだ。
で、1時間程経過。ボルトは抜けませんでした。
相当いじっていなかったらしく、ボルトのみならずパッドとピストンも固着していてビックリ。
まーともかくこりゃダメだ。致し方なし、キャリパーごと交換を指示。これは高そうでビビり気味だったんだが、これまた思いのほか安くてNTD2500。助かった。
で、すぐに新キャリパー手配、10分で到着。でも色は黒。
まあいいさ別に。色で止まるわけじゃないし、黒だと美観がよくないわけでもないし。
キャリパー交換、タイヤ組み付けを終え、ブレーキフルード前後交換(これは無料)でトータル2時間の作業終了。総計NTD9000もかかってしまったよ。
しかし日本で同じことやったらもっと多くの時間と費用がかかっただろうし、まぁよしだ。
で、帰り、早速タイヤの感触を知ることになるわけで。
いやすげぇぞこの食いつき。いままでよりハンドルが重い。雨天も期待できそうだ。
しかしこういうのは得てして初期だけだったりするので、皮剥けてすぐあたりに北宜公路とか試してみたい感じ。