2/1の夜(2008-02-01 21:30:01が最後のアクセス)から、ここのコンテンツが半壊状態になっておりました。半壊ってのは、ページスタイルやリンクは生きているものの、内部にデータを持つものがすべて正常に表示できないというもの。
まず自力で確認。サーバーに置いてあるファイル類には、アクセス権等含め特に問題は見当たらない。が、念のためデータベース含め全てバックアップファイルに差し戻してみる。
しかーし、何の改善もみられません。
ここで一発、サーバー管理に問い合わせ。ドメイン含めジェイナビ管理なのでそちらへ。
しかしね、ここダメダメ。何か要望や問い合わせを出しても決して返事をしてこず、管理上で治せる障害の場合は勝手に直して無連絡放置。サーバーユーザーに影響があるような変更も一切告知なしで行って放置。そんな状態で、問い合わせ受付はFAXかMail限定という。
相手に都合の悪いことは重要であろうとなかろうと知らせない、というやり方は、慣れ親しんだ華流ですねぇ。
今回もこちらで何かやったわけではないので、勝手に直されて終わるでしょう。そんなわけで問い合わせ内容はこの件と日本以外からのアクセスが多く(自分含め)遮断されていることの2つに加え、末尾に、
『また、過去数度さまざまトラブルで問い合わせさせていただいておりますが、 『常に』応答がありません。
2度以上同文同内容で問い合わせると焦れたように応答されていますが、対応としておかしいのではないでしょうか。
ひとまずは自動返信メッセージでも良いと思うのですが、何か応答すべきだと思います。
FAXとMailのみしか受け付けないという体制をとっているのですから、何か返してください。』
とイヤミたっぷり振りかけてMail送信。
翌日朝に応答がありましたが、その内容は、
**********
ポテト 様
お世話様です。
大変申し訳ございませんが、PHP ini の設定を緊急に
allow_url_fopen = On -> allow_url_fopen = Off
に設定変更しております。
サーバーの安全管理の為、この設定変更を行っておりますので
何卒ご了承下さい。
また弊社ファイアーウォールに特定の IP空間がリストされる条件
として、不正アクセス、大量のスパムメールの送信等が挙げられます。
何卒宜しくお願い致します。
□──────────────────────□
株式会社 J-NAVI Customer Service
https://j-navi.com
サービス内容に関して info@j-navi.com
料金に関して billing@j-navi.com
ご利用方法に関して support@j-navi.com
□──────────────────────□
**********
ふむ、イヤミが効いたか回答は早かったっすね。
しかし内容は・・・なんですかこりゃ。
今までallow_url_fopenはonだったんかい。まぁそれをoffにしたところで、多くのサーバーはoffだと思うからそれでよく知られたBlogシステムであるMovableTypeが動作しなくなるとは思えんがな。よく知らんけど。
『弊社ファイアーウォールに特定の・・・』も、だからどうせぇちゅうんじゃ。また自分のIP遮断されることも大いにあるっちゅうことじゃないか。
再起の望みは薄くなってきましたねぇ。
かといって800近いエントリ・800に及ぶコメントを抱えるこれらデータは捨てがたい。ということでひとまずデータベースバックアップと全システムディレクトリのバックアップを取っておきました。何ぶんうちのネット環境はしょぼいので、それだけで20時間かかってしまいましたがな。
続いて、まぁ無駄だとは思うんだが今のMT3.35からMT4.1へのバージョンアップを試みる。
単純に上書きすればいらしいから簡単だし、上書きなら何か問題がファイル内部にあった場合にはこれで解決するやもしれん。
というわけでやってみますと、何とデータベース接続エラー。どうあっても先に進みませんにょ。
で、データベースを改めてよく見てみますってぇと、下のほうに『エラー リレーション機能を動かすためのリンクテーブルが有効になっていません。 』
なんとまー、データベースが使えなくなってるのか。データベースシステムはほとんど手出しできないのでサーバー管理者に知らせにゃならんが、既に上記のすっとんきょうな回答を得ているし、Mailで往復数度なんて面倒で説明する気にもならん。
ということで、契約中途ですがサーバー乗り換えを決断。ドメインとってあるからアドレス変わらないし、使いづらいところはサクッと切り捨ててしまえ、ってことで。
で、乗り換え先を探すわけですが、よさげで且つtwドメインを管理してくれるところがないのだこれがまた。そこでやむなくアドレス変更。potech.jpが取れたのでこれで。
さてサーバー管理をどこにするかってことになるわけだが、つらつら調べてみるってぇとどうやら”さくらインターネット”が元締め的で、ここが他の会社に卸したりしているらしい。
ならば問屋からとったほうがよかろ、ってことで、さくらインターネットに決定。契約から2週間は仮契約らしく試用期間扱いらしいので即契約だ。
続いてセットアップ。
せっかくだからMT4.1にバージョンアップもしておきましょうかね。なんかプラグインとか色々使えなくなりそうだけどまぁいいや。
そんでもってサーバーにデータベースを設定し、データベースのデータを差し戻してからMT4.1をインストールして起動&設定。・・・が、うまくいきませぬー。記事も何も出てきませんのだ。
結局うまくいかないので、1日粘ってみたものの断念。しかしいくつかポイントを見つけたぞ。
・ ルートである https://potech.jp/ 直下を公開ディレクトリとするとうまくいかない
https://potech.jp/ とかにするとOK。でも実はこれ、直下でも行ける可能性もある。
けど他のコンテンツを置くことも考えると、素直にサブディレクトリに置いたほうがよかろうという判断のもとこれで行くことに決定。
・ PHPファイルはアクセス権設定を775にする
どうやらこのさくらインターネットのサーバーは、PHPファイルもCGIとして扱うらしく644じゃ動かないらしい。ということでPHPファイルはすべからく755としたほうが無難。
でも644でも動く場合もある。直接表示しないファイルは755じゃなくてもいいのかもしれない。
さて断念後は、データベースからディレクトリからすべて空にして新規インストールし、あとからエントリエクスポート不データを差し戻す方法に変更。
この方法をとるとエントリ番号が変わるとかの情報があったのでリンクとかに障害が出そうで不安だったが、以前からエントリファイル名をデフォルトではなく日時制にしていたのが功を奏したか害なし。OK。
というわけでMT4.1にて復帰。以前からかなりいじくっていたので元に戻すのはなかなか大変だが、ひとまず公開レベルまで復帰できましたよ。
PHP化した時点でインデックスページにアクセスできなくなったり奇妙なことは起こったが、なんか直ったしこれでいいや。
あとは旧サーバーに.htaccessでリダイレクトを設定し、あっちにアクセスした場合シームレスにこちらに移動するようにした。下位構造は同じにしたから、 https://www.potech.tw/ から https://potech.jp/ に飛ぶようにしとけばOK。
しかし、旧サーバーの契約が切れたらリダイレクトも効かなくなるので、リンクいただいている方々、お手数ですがどうぞ上記のとおり修正をお願いいたします。
さてMT4の感想なのだが、何といっても再構築が遅すぎる! PHP化しても我がエントリ数で30分以上かかる。
PHP化してからの共有が不完全な感もあるが、やっぱダイナミックパブリッシュが必須と言えるのではなかろーか。
ダイナミックにするとアクセスに少し時間がかかるようになるものの、それは致し方あるまい。
また、ダイナミックにしても再構築が全く必要なくなるわけではない。とにかく、おかしいな、ということになったら 設定 – ブログの設定 – 全般 で保存すると再構築ができるので、これで再構築を試すべし。
もういっちょ、何か理不尽で何やらわからんことになったら、そのまま茶でも飲んで寝てしまって、起きてから試してみるべし。
寝ている間に小人さんが直してくれた、としか思えないほどうまくいくことがままある。結構重要だ。
さて、あとはデザインとか機能とかちょいちょい直したいトコロ。