台北でワンタンを食らう

昨日、台北にうまいワンタン屋があると知るに及び、まーでもワンタンは花蓮で扁食を食うのがよかろう、と思ったものの、掲載写真があまりにうまそうな野菜たっぷりであったため、『ほう、麿の来臨より前にそれを見越して調製しておき、名を上げて麿を待つ感心な職人とは誰ぞ』ということで、その日の夜に早速行ってみることにしたぞ。
場所は西門町付近。帰りがけに立ち寄るって感じだな。


別エントリで挙げるEee PC用メモリモジュール購入の予定もあったので、まずは光華商場エリアへ。2GBメモリモジュールを購入し、併せてALTERAダウンロードケーブル用の10Pin圧着コネクタセットも購入。すぐ壊れて接触不良になるので大目に買ったぞ。リボンケーブルは手持ちがあるので不要。

で、そのまま西門町へ向けて出発。
すぐに目的地である桃園街到着。
ここは3軒ほどワンタン屋が並んでおりました。が、今回は店名を知っているし、なんたって一番混んでいるのは”趙記菜肉餛飩”であるので間違いはない。

店のおばちゃん、台湾の電子技術者(日本ではドカタだが、台湾ではやや高級職とされている)スタイル丸出しのワシに対し日本語で「わんたんわんたん」と声かけてきたぞ。
うむ、正しいやりかただろう。彼らは一発目日本語で話しかけられると喜ぶだろうからな。
でもワシゃ「ふんとぅん」って言われたほうがうれしいんだが。
席はわりと一杯。しかし大テーブルが個人客向け共用となっている様子なのでOK。席取りの心配なしなのでまずは注文。

メニューとしては、
菜肉餛飩 大 NTD130
菜肉餛飩 中 NTD100
菜肉餛飩 小 NTD80
以上のみ。正しい。喜ばしい。
なので大きさを選ぶのみなのだが、どうしたものか。
今まさに他の客の注文に応じて用意されている大きな丼があったので、
「おばちゃん、これは大か?」
と聞いてみますと、
「ちがうよ、これは中だよ。」
ですと。デカっ! その中の丼、日本の大盛りラーメン丼位、あるいはそれ以上あるのだ。
ということで注文は小に決定。席について待つことしばし。

菜肉餛飩 小 NTD80

キタ!
まずはスープ味見。別にうまくない。あれ? スープはほかにもっとうまい店はあまたあります。
但し、少し待ったりメインの具を食べたあとでその出しで味がかわることがあるのでひとまず調味料投入は保留。
海苔は厚めの生海苔。刻み卵焼きは塩味強め。スープに浸してというのが正しかろう。
さて、メインのワンタンだ。
ワシもそうだが、日本人にとってワンタンといったら小振りでひらひら面積の大きい肉餃子であろう。しかしここのはすごいデカさだぞ。
170cm程の成人男性に握り拳を作ってもらい、それを手の平側からみてみましょう。
その、親指をのぞく丸まった4本指部分くらいの大きさだ。レンゲに乗らないぞ。
皮も厚手で、しっかり食事になりますわ。

ワンタン断面図

ワンタンの中身。野菜たっぷりで実にうまい。
この巨大ワンタンが、小でも6個入っている。正面にいたおじちゃんは食い切れずに残して出てゆかれました。

ワンタン2個食べたところで、卓上の調味料で味調整。
酢・醤油・台湾名物スーパー辛い唐辛子味噌の3種があるのだが、酢はハズレ。酢そのものがうまくない。ということで、唐辛子味噌少々と醤油が正しいとおもう。

ということで満足納得なワンタンであった。
なおこの店、小菜もあるのだがメインのワンタンのボリュームに要注意。丼見てびっくり、出てきたワンタン見てびっくりの2段構えだぞ。

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台北でワンタンを食らう への2件のフィードバック

  1. しん のコメント:

    写真をみたらなんかお箸はまた縦にしてたよ。笑  

  2. Pote のコメント:

    しん様こんばんは。

    > 写真をみたらなんかお箸はまた縦にしてたよ。

    ああっいかん!
    しかも2枚とも縦置きではありませんか。こりゃずっと縦置きにしてたな。
    因みに日本人が箸を横置きするのは箸使いのマナーに理由があります。縦置きしてしまうと正しいマナーで使うことが出来なくなってしまうのですな。

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