日本のPDAナビ

無事A696の日本語対応も完了したので、Super Mapple Didital ver.7をちょっと使ってみました。
こやつはPCで使用することが前提となっていて、切り出した必要な部分の地図情報を切りだしてPDAに送る、という使い方をするようになっています。
PDA側で使うには、同梱アプリのPocket Mapple Diditalを使う、と。
日本はでかいからこういう方策も致し方なしですな。しかし今や2GBメモリがNTD1000を切っているので、全国の詳細図を入れても間に合ってしまうようだが。


PC上で使うにはかなりいい感じ。地図帳と同じ見た目でとても見やすく、PCならではの検索機能もあってお便利。
しかし、地図上の道や施設をクリックしても何の情報も出ないのはいかんね。
施設だけは右クリックから周辺施設検索で、目的の施設を探し出せばちょびっとだけ情報が得られますが、編集もできないし探すのが手間なのでNG。

これをPDAで使いますってえと・・・

東京 渋谷駅 詳細

東京 小平市 広域

いやー見づらい。情報もごく少ないし。
昼夜切り替えや周辺施設情報などもちろんない。そもそも一方通行すら出てませんから。
さらに検索機能が非常にしょぼくなる。
地名検索(町名まで)と駅名検索しかできないうえ、メニュー選択だけなので狙った場所を出すのが大変。
地図に載っていなくて所番地が分からない駅そのもの以外の場所は出しようがない。

PC版のナビ機能は、まぁナビではあるんだけどちょっとダメな部分が目立ちます。

– ルート再検索は手動
– 狭路回避・専用道路優先などといったルート検索詳細設定ができない
– 一方通行・進入禁止などは無視
– 検索がマヌケで頑固

しかしまーしゃーないか、でナビとして使うことはできなくもないです。

でも、これがPDA版になりますってぇと、

– 地図上に現在地を表示するのみ。尺度調整やナビ機能など一切なし。

アイヨー、こりゃただの地図+GPSじゃないのさ。
衛星状況や高度も得られないので、実はGPSとしても不完全。
んー、こりゃ日本ではPDAナビは実現できんな。

しかし日本の車載カーナビシステムは優秀ですな。移住直前4か月だけ使いましたが、あれに比べりゃPAPAGOなどしょぼいもんだ。
でも、諸般の事情により、知る限りでは台湾・中国・シンガポール・欧州ではPDAタイプが圧倒的なんだよね。もちっと頑張って戴きたいとは思う也。

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