台湾粽食べ比べ

今日立ち寄った頂好で、粽を見つけました。
普段行く家樂福では1種類しかないのですが、頂好には4種類あります。
せっかくなので、この4種を食べ比べてみませう。

魯肉飯もうまいけど、粽も大好きです。うまいっすね肉粽。
農安街に飲みに行ったときは大抵食べるし、街中で見かける、うちにも回ってくるあの「ばーつぁーん、ばーつぁーん、」(ばーつぁん:肉粽の台湾語)がくると食べたくなってしまいます。


今回のターゲットはこの4種。

粽4種

湖州粽は形がテトラではなく、一辺を伸ばした長めです。また、具は1種類。
どうやら大陸 浙江のものらしいです。
台湾肉粽は2種類ありました。北式と南式。実はこの2つ、材料がまったく一緒。北部と南部でどういう違いなのがわかりやすそうですな。

ではまず湖州粽いってみましょう。


上:鮮肉粽 下:豆沙粽

豆沙は要するに小豆餡。台湾の餡は甘さ控えめでうまいっす。
この2つ、うまいんだけどやっぱりほかの店で食べるほうがうまいな。所詮スーパーのレトルトものといった感じ。

続いて台式肉粽。

上:北部 下:南部

色がちょっと違う程度で、ほとんど違いは見られません。
まずは割ってみましょう。

展開図

具は角煮肉・卵黄・しいたけ・栗・ピーナッツ・乾し海老です。

食べてみると・・・
北部粽はちょっと固め、南部はやわらかくなっていました。
北部粽は蒸しとか煮るとか、もち米が糊化する手順がひとつないんじゃないか、という感じ。各人の好みでありましょう。ワシは南部がいいな。
味そのものはやっぱりたいしたことない。農安街やうちに回ってくる粽のほうがずっとうまいや。
家樂福にも1種類だけですが粽が売られていて、これはレトルトではないのでもっとうまいかも。明日水の買出しに行かないといけないのでそのときにトライしてみるかな。

台湾では、端午節(今年は6/19)にたくさん(1軒に4,5個 X 配る戸数)粽を作って近隣に配る風習があります。
もちろん配った分は減りますが代わりにもらう分もあるので、総数はやっぱり相当な数になるわけです。冷凍して徐々に食べてゆくことになります。
幸い各家庭で具や味付けが違うので何とかなるらしいけど、さすがに飽きてくるそうな。
粽が作れる方は、日本式粽を作って配ると変わっていて喜ばれるんじゃないかな。あたしゃ作れないけども。

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