もはや説明するまでもない、長安 – 南京間の林森北路両脇にあまたある飲食店。もちろんメジャーな理由は酒場のおねぃちゃんであります。
これまた要らんことだろうが、これらの店のやり方は”私の知る限り”東京は某3つの繁華街にある並のキャバクラとほぼ同じです。
夕食 – 入店だと同伴料を取られたり、アフター禁止になってたりね。
違う点は、料金が時間本位ではないとか、破格の金を積むと『持って帰れる』とか。
ちなみに台北の地元市民はあまりこの界隈の店にはいきません。
金持ちはNTD数万使って台湾クラブに行き、庶民はサービスを細分化して(飲むだけ・小姐と遊ぶだけ、とか)コストを下げます。庶民のほうはタクシーの運將がくわしくて、いろいろ教えてくれます。
まぁ私(達)は出張者とともに林森北路に行くわけですが、するとこれまたキャバクラと同じで営業の電話やメッセージが来るようになるのです。
大概断るか無視かですが、今回は年始1発目ということで応じてみました。
19:00に台北車站で待ち合わせ。しかし当然小姐が現れるのは30分遅れの19:30。もう慣れたもんです。苦もなく待ちました。
なぜバイク置場も少ない(林森の小姐の多くはバイク通勤)台北車站なのかと言いますと、BERRINIでパスタものを食べてみたかったのです。
以前NOVAに行ったときに1人で入ってカルボナーラを頼んだら『1人じゃ多すぎるからやめたほうが』と言われ、ピザにしたことがありました。
パスタ系列は2人分らしい。確かに多すぎるイタリアンはきっついので半年間意識にありませんでした。
店に移動し、目当てのすぱげっちを選定。『東京風・・・(正確な名前失念)』というたらこスパと、相手の小姐がおいしいといううわさを聞いてきたというカイザーサラダを注文。
まずは「切って食べてください」という説明とともにサラダが出てきました。
おぉ、レタスが1個ドンと出てきたぞ。こりゃ切らずに食うのはきつかろう。
で、味のほうは、これは非常に満足。ドレッシングが甘くなくて非常に結構でございました。
続いて出てきたたらこスパのほうは、これはさすが台湾。たらこ分が少なく、イカ入りでした。さらにスープ状のクリームが下にたまっています。
麺の硬さはOKだったのになぁ。残念。やっぱりカルボナーラもスープ仕立てになっているのだろうか。
食事後は林森北路に移動。普段通り(とはいえ一人ですが)バーボンを飲んできました。
蛇足ながら、彼女らの拘束時間は20:00からなので、20:00前に別れてしまえばただの個人的なお食事会、同伴料も発生しません。東京ではやったことはありませんが、台北では2,3度『あぁ食った食った。じゃーねー!』というのをぶちかましてます。もちろんいいことではないけど、営業電話の時点で店には行かんよと言ってあるし、そう大問題ではないよな、きっと。