跨年の直前12月31日に用意した餅は水多すぎで酷いものだったので改めて搗き直して完全なモノができることを改めて確認したわけだが、その後再度搗こうとしたら機械が動かん。パルセータみたいな搗き羽根が全く回らん。
前のsirocaと同じ症状だな。1年で逝くとは見事な品管。
しかしまた春節前の故障だよ、なんでこの時期なんだろうなぁ。なおワシ餅は割と年中搗いておる。
まぁ小太陽TB-8021は$2000もしない安物だったしな。使い切ったと言ってよいのではなかろうか。
んで餅は欲しいが麺棒でつくのはいかにもキツいので新機購入なのだが、小太陽TB-8021はあれだ、米炊き/蒸しがダメで米の芯が残る問題があった。そんで今までは炊飯器で炊いてから搗きだけやらせていたのでして。
日本と半島以外では餅といえば柔らかい、時間が経っても固まらない大福のアレのほうが標準的な”Mochi”だし、日式麻糬とは言っても我が求める餅ではないのが普通なんかな、と思いまして、今回は思い切って高額なTwinbirdのPY-E632の台湾仕向け機を買ってみたぞ。いやまぁ高額ったって$4000切るんだけど。
ほいでもって昨日着荷である。
UI周りの言語、つまりパネル印字と説明書類が中文になっているのみで、機能性能は日本仕向と同一である。説明書など単にそのまま翻訳してあるだけ。
で、その過程で見つけたのだが、”フランスパン風味”なるパンの作り方と専用コースがあるのだ。
フランスパンは好きである。作る面で言っても、フランスパンは大漁の砂糖打ち込まない点が好きである。
ま、でもワシコレを餅つき機として買っているんでな、早速残り2切れになっている餅を・・・と思ったのだけど、先代も先々代も結局一度も餅つき以外せずに逝っているんだよな。パン焼き機として生まれてそれも不憫なのではなかろうか、とか思ってしまい、まず初回はこの”フランスパン風”パンをやってもらうことにした。
自動でやらせるとあの、バゲットというのかアレな形にはならないわけで、Pain de mieの形でバゲットっぽいモノになる、ということで”フランスパン風”ということらしい。
ワシゃ形は気にしておらず、外バキバキで中スカスカの甘みのないアレになるならそれで完璧なのでもー全部自動でやらせちゃうよ。
しかし気になるのは、
えー、強力粉多くねぇ? 過去手で練ってオーブントースターで焼いたりしたやつは30%くらい薄力粉だったと思うんだが。
でもまぁ工程上この割合が適切、とかあるのかもしれんのでまずはこの指示通りやってみようか。
なお、所要時間はなんと6時間。標準パンは4時間、その短縮モードで3時間弱なので相当長いぞ。
でも全自動なので構わんですけど。
ほんで15:30頃に始めて、服洗濯して併せて食うべく白シチューとか用意して風呂入って、21:30に完成。
だがコレ、ガッツリ釜にくっついていてなんとも取り出せん。
しゃもじでゴリゴリ釜から剥がしてどうにか取り出し成功。
外はガッツリバキバキ。フランスバゲットと同じだ。ほう、粉の配分はアレで良かったのか。
んで切ってみると、中はスカスカ感がだいぶ足りない。普通のパンに近い感じ。うーんどうなんだろうな。
あたしゃ幼少の頃はバキバキの外側が好きだったが、今は外側に興味が薄く中のあのなんだ、QQな感じが求むるところなんでちーと気になるが、普通のパン状態でもやや残念なだけで食うには別に支障はないのでテキトーに切って白シチューを盛って夕食開始。
食ってみると、コレなかなかにフランスパンなんである。スカスカ感はないが味と触感はフランスパン。店で外れバゲットを買ってしまうことも多いのでコレなら時間はかかるものの放置でできるしこっちのほうが宜しいかも。
なお、白シチューはバター練り小麦粉入れたあとで塩入れ忘れたので味が薄かった。まぁ今から塩振る程でもないのでそのまま食った。
大量にあるストック分は塩を足して調整してからストックすべ。