どうも最近、炭酸モノが飲みたくなるのだな。
もともと炭酸モノはほとんど飲まない性質だったのだが、どうしたものやら。
しかしそこいらで炭酸飲料なぞ買うとNTD20 – NTD30とかなかなかの額なので、あまり頻々と買いたくはない。
ならば、とカルピスを炭酸水で割ることを考えたが、炭酸水もNTD38/lと十分に安いとはいえない。カルピス原液分も含めるとさして変わらん感じだ。
1回300ml程度飲むとすると1日1杯で3日なわけで、最後の1杯はかなり気が抜けたものになり大いに不満でもある。
そ こ で だ
昨年、犬が逝く前日にORSを用意するのに買った重炭酸ナトリウム(重曹)があるわけで、これを使って炭酸水作れんもんかな、と思い立った。
ちょいと調べてみると、クエン酸 + 重炭酸ナトリウムで作るのが標準的らしい。クエン酸はそこいらで安く手に入るだろうて。
で、階下のスーパーへ。
クエン酸、あるにはあるけど食品としてのものではなく洗剤コーナにあるんだよな。まぁでも食品級とのことで他の成分も入っていないようなのでこれで。
さて、やってみようか。
まずは総量1000ml作るとすると、
- クエン酸 : 8g
- 重炭酸ナトリウム : 8g
こんな量であるとのこと。
そこで水500ml x 2にそれぞれクエン酸と重曹を溶かして冷蔵しておき、飲むときに混ぜることにする。
クエン酸8gはこんなもん。
茶さじ一杯、って感じだな。
同じく重曹も、
はい、茶さじ一杯。
これらを水に溶いて、
暫し冷やす。
ある程度冷えたところで試しに50mlくらいづつ混ぜてみると、OK, 無事狙い通り発泡、炭酸水の見た目だ。
飲んでみると、やや塩気がある味。そうだな、クエン酸 + 重炭酸ナトリウム → 水・二酸化炭素・クエン酸三ナトリウム、だもんな、ややしょっぱかろう。
でも別に不味いわけではないので十分な出来。ただ塩味以外に何も味がないので砂糖を入れてみる。
そして更に冷えたところで本番。
はい、炭酸砂糖水、つまりサイダーですよ。
十分に飲めるなかなかの出来。やっすく上がるしこれで十分OKでしょ。
問題点としては、
砂糖モリモリ
総量1lのモノで、砂糖は80gくらいブチ込まないと水っぽすぎでサイダー風にはならない。すごいな。
パン作成の時も思ったが、如何にそこいらのもんに砂糖が大量に使われているかを実感してしまうわ。
激安お手軽だが、がぶ飲みしようとは思えん。
ナトリウム
重炭酸ナトリウム8gっちゅうと、食塩相当で8gくらいの塩分があることになる。
まーあたしゃ昔も今も塩分摂取は少ないので気にせんけど、結構な量ではあろうか。
ひと味足りない
スプライトのような味を理想としているのだが、それに比べると一味足りない。
多分レモン汁とか入れると良いかと思うので、次回やってみたい。
弱炭酸
市販炭酸飲料に比べると、ちっと炭酸が少ない。
計算上はこの分量だが、全量が反応するわけではなく且つ発生した二酸化炭素がすべて水に溶け込むわけではないので量が減るんだろうな。
もう少しクエン酸と重曹を増やすべきか。
こんな感じ。
まぁ大きな問題はないので現状でもOKですな。ただ、なんとなくクエン酸は食用もしくは純クエン酸を使いたい気はする。一度薬局に行ってみるか。