八里の台北港東の浜、下見のときから思っていたのだがクアットコプター、人によってはこれのみ指して”ドローン”と呼ぶアレが頻々と飛んでいたんだわ。
初回の釣行でも2機が入れ代わり立ち代わり沖合に行っては戻ってきて、というのを繰り返しておって、先日の再挑戦でも同じく。
で、先日は9時頃から行って明るいうちだったこともあって、気づいたわ。
ややデカ目のクアッドコプターに錨兼錘のついたエダス付き道糸を沖合300mくらいに持って行かせ、宜しきところに落としてブッコミ待機、頃合いを見て電動リールで巻き上げる、という延縄漁をしておるのよ。
実際魚がいるのはその300m沖合のようで、浜から100mとか以内に投げているワシらは取れ高皆無だが延縄組は一投につき2,3尾、20cm – 30cmくらいの午仔、ナンヨウアゴナシをあげておった。
まぁ興味は湧くが『ふぅんそっか』で終わるところではある。あたしゃ魚釣りがしたいんであって漁がしたいわけぢゃないんでな。
あんな手間と費用をかけて30cmの午仔が数尾、且つあがってくるのは死体or瀕死なのにもさほど魅力を感じないし。青甘とか紅甘とかえなぁとか鮪魚とか釣れるなら貯金して&折を見てセットアップしてやってみたいとも思うけど。
でもクアッドコプター応用には引っかかった。
オカッパリ釣りを始めてまだ間もないので釣り場の状況とかほぼわからんので、Googleの航空写真とかで底の状態とかその他を探っているのだが、まーなかなか掴めんよね。しかもここ数回やっている浜辺だとホイホイコロコロ状況が変わるし、高いところから見て探るのは非常に有用そうである。
で、あのそこそこ強風の中でもしっかり飛べるなら探りに良いんぢゃね、と思うわけですよ。
RC空撮には数十年前から興味大アリで、東京にいた頃からRC飛行機にカメラ載せて飛ばそうとしてみたり、10年ちょい前にはヘリ操縦練習のつもりで華強北でIR操縦のミニヘリを買ってみたりしたな。
で、居所が変わったり技術が進んだり様々諸々あったのだが現状でまとめると、
- 釣り場探るなら飛行機は不適、ヘリが宜しい
- 航空法で離昇重量250g以上は登録と認可が必要
これが条件となるので、それを踏まえてあたってみたら存外バカ高くはなかった。
まー$6000とかなんで安くはないけど、使えるならいよいよやってみても良いな、ってお値段。
ほんで半日ほど性能その他を検討し、買ってしまいましたわ。
DJI NEO。
なんかこう大陸モノは嫌悪があるものの、撮影能力はともかく飛翔能力がねぇ。4 ,5m/sの風は当たり前なのでそれでも飛べるものを探したらDJIになってしもうた。
登録と認可はまぁそんな問題でもなさそうだが、どうせなら無い方がええなっちゅうことで250g未満を選んだ。それにサイズが小さくないと持ち込むのも大変だしな。
まずは早速屋内で飛ばしてみたが、さすが4ローターで飛翔は安定しており、撮像も非常にクリア。ブレ補正が大変素晴らしい。
あとは屋外で4, 5m/sの風の中でどうかを試したいのだが、
残念ながらここは禁止域内なんでな。11日に板橋でやってみることにする。うまいこと当日手頃な風が吹いてくれると良いのだが。
しかしこの地図、文字がほぼ読めんわ。こういうところも大陸モノは嫌だね。
この機体、撮像転送も制御もWiFi or/and Bluetoothなようで、使える範囲はせいぜい半径200mくらいじゃないかと思う。まーワシ100mも投げられない程度なので十分ではあるが、短いわな。
ともあれせっかく買ったんだし、使えると宜しいなぁ。