流石にこれは異常性極まると思いガッツリ隠しておったのだけど、音楽と声楽は別物と思っており更に音楽付きの歌も声楽だと考えていて、幼少の頃から音楽は好きだが声楽には興味がないのだわ。
理由は、割と自信がある推測だが小学生2年目から8年間ついた音楽教師のせいだろう。タイトルも知らぬ歌のみを繰り返し繰り返し歌わされるのみの授業が8年、小学5年生まで校歌すら知らずだったわ。つーかその歌が校歌だと思っておった。
今でもカンペキに歌える染み付きっぷりだが、歌詞で検索しても全く何も引き当たらない。独自の歌だったんかねぇ。
んで自宅にあった古いレコードを分解状態だったプレイヤーその他を組み立てて聞きまくったのがワシにとっての音楽の開始なわけなんだけど、まーそりゃ世の中歌がほぼ全てなわけですぐ後にCDに切り替わっても聞くのはクラシックと一部フュージョンばかりで、結果好きな曲がクラシックばかりになってしまうのだな。
高そうとか品格を問われそうとかイメージ的なもんもあってコンサート生音を聞いたりすることはついぞ最近まで皆無だったのだが、こっちに来てからある時國家音樂廳でのコンサートに連れて行ってもらい、安価な上服装とか不気味なルールもないことを知って、4,5年前くらいから年数回聞きに行くようになったのだ。
もちろん当初は1人で出かけていたが、興味を持つ者が現れて今年からは2人で行くこともあったりする。
で、半年くらい生音聞いてねぇなぁ聞きてぇなぁとか思っておったところ、9月21日に長榮交響樂團がドヴォルザークの9番演るってのを見つけて、チケット発売時に買ってしまった。
ほんで9月21日である今日、行ってきたのである。
なおチケットは$400。歌のチケットに比して激安でビビるわ。まー稀にある海外有名所のオーケストラだと一気に$1500とかいくんだが、そんでもいうほど高くはないわな。
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