オシゴトに関して、某軍用設備の細かいことを研究したくて使った経験や作った経験のある人の話を聞けないものか1年くらいずっと探していたんだが、先週ついに元海軍のオペレータを紹介してもらえまして。
んで是非お目にかかって経験を伺いたい、と交渉、現職場が石門なので週末/夜間以外だと石門まで来てもらえないか、とのこと。そりゃ行くよね言うほど遠くもないし。まー週末や夜でも良いんだが仕事はなるべく稼働時間にやりたいっちゅうもんでな。
ほんで昨日石門に行くことになった。
訪問相手は台電勤めで風力発電やっているそうなんだが、指定の場所は核一廠。なぜ、とは思うがまー軍時代は機密も多々あったろうしそれに絡んで今もなんか機密を扱っているかもしれんのでいきなりごちゃごちゃ突っ込まんよ。
核一廠といえばだいたい北端、釣行でも西は麟山鼻、東は磺港で止まってしまうので魚釣り目的の下見すら十数年前に行ったきりのエリア。
でもそのエリアにも気になっていた富基漁港と草里漁港があるんで、んぢゃせっかくだから併せて見に行ってみようかなってな。
下見ならそのまま釣り道具無しでオートバイ行で良いのだが、状況次第でとても良かったら竿出してもみたいよね、ってことで正午過ぎに一旦板橋に戻り、道具積みっぱなしの車に乗り換えて再出発。
車では初めてな淡水経由台2線淡金公路で核一廠へ。久しぶりに台電アイス食って1時間ほどご挨拶と軽くお話を聞いて、後日是非またお願いします、と辞去。今回は関係づくりの第一歩で軽く済ませるつもりだったが、結構有意義なお話も聞けた。
さてここは続く目的地の富基漁港と草里漁港の間なので、同方向で済ますことはできん。
良さげな時間帯は3時間ほど後なので、まず先にダメそうな方、富基漁港を見てみることにした。
いやホントはね、釣り場情報とかでよく見かける富基漁港のほうが期待は高いんだが、ココは魚釣り開放リストになくGoogle Mapsでも漁港全域釣り禁止看板が確認できるのよ。
磺港漁港みたいに釣り禁止看板があっても問題ないってことなのだろうが、外人のうえ天涯親族皆無というヒトとして異常なワシにとっては犯罪は禁忌、磺港漁港のように釣っている現場に海巡が巡回に来ても完全スルーってことにでもならんと竿出す気にはなれん。
そんなわけでまず富基漁港到着。デカい駐車場があるが、入ってすぐの正面は進入禁止ゲート。出口専用らしい。入口は右手の坂登ってトイレを過ぎて回り込んだ奥側。
駐車料金はお高めの30分$30。台北市内並みだな。
で、ここはもう完全に観光特化の漁港って感じ。魚屋の売り込みが煩すぎてどんなもん揚がっているのか見るのも厄介。
ざっと見たところ特に目立ったものはなく普通の極み的な魚介だった。実は今日小銭入れ忘れてきて駐車料金払うのに$1000札を崩さないとならないんだが、めぼしいものがなさすぎて買えなかった。飯屋でオレンジジュース買って小銭を作る羽目に。
一応、釣り客は居る。
でも堂々釣っていてもOKって言えるほどの数じゃないし、1時間ほど見てみたがオレンジツナギの海巡も現れず問題ないとは確認できなかった。なので当面ココはパスだな。
水は他より若干濁り気味、見える魚はごく小さな3cmくらいの稚魚のみ。
まーどうしてもワシがここでやるなら、台2線から漁港までの道脇の、
ここだな。漁港外だし言い訳も立つぢゃろ。
でも強いてここじゃなくても良いわけなので、必要はないわな。
さて続いて台2線を戻り、草里漁港へ。
でもここでちーと腹具合が悪くなってきまして。まぁ然程ではないから行くけど、状況次第で中断の雰囲気が出てきた。
途中に石門漁港もあるが、開放區でないし釣り情報でも出てこない場所なのでパス。
草里漁港到着。小さく、六塊厝漁港くらいの大きさ。
そこそこ釣っている人がいる。
水はきれいだが澄みすぎでもない、宜しき感じ。
見える魚はハリセンボンとごく小さな稚魚。
なんか方方に猫像があるな。
海巡の建物脇の東屋的なものや堤防にも猫が描かれているし、なんか猫推し。
ハリセンボンの下になんか居るんじゃないかとちょっと竿出してみた。
小さなアタリが多数あり、入れるたびに餌がなくなる。一度入れてすぐに上げてみたら水面近くまで追ってきたやつがいて、ちらっと見えた姿はアイゴかハリセンボンだった。
アイゴだったら是非釣りたいのぅ、と続けて入れようとしたら、突然ドカッと雨が来た。
ひとまず車に避難して少し待ったら雨足は弱まったが、雨具展開はアイゴのためには若干面倒だし腹具合も少々悪いしで、結局ここは引き上げることにした。期待は持てるのでまた次回挑戦したいところ。